秋の大山登山2018 [アウトドア(釣り・登山・スキー等)]
ということで今年も年1度の大山詣りに行ってきました。
ちょうど平日に休みを取れたので、昨年と同日の10月31日に。
大山ケーブルバス停付近、
当日朝方は晴れていましたが、現地到着時にはやや雲が多めに。
今回のルートですが、上りは大山ケーブルバス停から大山ケーブル駅→ケーブルカーで阿夫利神社下社→登山道(本道)で山頂までという定番ルート。
下りは山頂から見晴台へ、最終的に日向薬師に辿り着くという行程です。
ちょうど3年前(2015年)の逆回りといった感じで、走行距離はかなり長いです。
(3年前は全て徒歩だったので相当きつかったですが…)
現地に着く前に電車(小田急線)の車内で撮影したのですが、大山の山頂付近が茶色がかっているのが気になりました。
これが気のせいでないことは実際登山して異常な現象を目の当たりにしたのですが、それはまた後程に。
ケーブルカーに乗る前に、みやげ街の階段をちょっと脇に入り、茶湯寺という小さな寺に寄ってみました。
ご本尊が涅槃仏(仏様が横たわっている形)と、少し変わっています。
大山ケーブル駅に到着。
平日なのでさすがに空いていて、待たずに次の便に乗れました。
(これ故に、平日の登山を狙ったのです)
ということであっという間(7分程度)で山頂の阿夫利神社駅に到着。
以前も触れましたが大山ケーブルカーは前後非対称のデザインで、車両の山麓側は全面1枚ガラスで抜群の眺望です。
ということもあり、車両は2016年度のグッドデザイン賞を受賞しています。
下社付近はちょうど紅葉が始まる時期といったところ。
下社境内。
菊の時期で周辺には菊の花が飾られていました。
下社からの眺め。
ちょうど中央が平塚あたりで、その奥が江の島。
ちょうど自撮り用の撮影機もあったので、記念撮影もしてみました。
機械で撮影した写真は後で専用サイトからダウンロードする(当日中に)という仕組みです。
※試験運用中につき無料でした
お札の買い替え・おみくじ・ご朱印など一通りお参りの用事を済ませて、いよいよ登山の始まり。
本道を最初(1丁目)から上るのは2年ぶり。
長い階段を上り、そこから少し上って6丁目付近の杉並木。
8丁目の夫婦杉。
9丁目には根上がり(根が浮き上がっている)状態のの木もありました。
その先で野生のシカを見かけました。
登山道(本道)で見かけるのは初めてかも。
といっても登山道で出現するのも本当は好ましいものではないのですが。
12~13丁目にある開けた地点。
子供の頃の記憶では確かここに茶屋があったと思います。
地上が見えるビューポイントがありますが、ちょうど建設中の新東名高速(伊勢原ジャンクション)が見えました。
※中央の白い部分
14丁目、ぼたん岩。
ぼたん岩は石碑近くではなく、足元に見られます。
15丁目、天狗鼻突岩。
岩の隙間のさい銭が年々増えています。
16丁目、蓑毛分岐。
実は15丁目(天狗鼻突岩)のすぐ上だったりします。
昨年は蓑毛から上ってここで合流。
なのでここから山頂(~見晴台)までは昨年と同じルートになります。
昨年よりは楽なもののさすがに汗をかいたので一旦小休止して再スタート。
16丁目から少しの間緩やかな坂道が続きますが、この辺りは年々浸食が進んでいく気がします。
22丁目(だったか)、富士見台に到着。
残念ながら今年も富士山は見えず…。
ちなみに晴れた日はこのように見えます(2016年撮影)。
25丁目ヤビツ分岐、ここまで来ればあと少し。
山頂手前の鳥居(27丁目)。
間もなく山頂。
山頂到着。
今回下社からの所要時間はちょうど90分でした。
まあ標準的な時間ということで。
下界の眺めその1(前の写真のすぐ横)。
中央やや左に先ほど見た新東名の伊勢原ジャンクションが見えます。
かすんで見づらいですがその奥が相模川、遠くに江の島や三浦半島が確認できます。
この辺りで昼食を。
正面を見ると同じ高さに雲があります。
下界の眺めその2。
分かりづらいですが、写真の中央が東名の厚木インター付近。
やはり雲の高さが低いのが分かります。
下界の眺めその3。
奥が相模原方面で、空気が澄んでいればその先に新宿の高層ビルが見えることもあるのですがさすがに見えませんでした。
横浜ランドマークタワーあたりであれば見えましたが…。
山頂からもやはり富士山は見えませんでした。
晴れていればこんな感じです(2016年撮影)。
一通り景色を眺めたあとは下山開始。
まずは見晴台を目指します。
ちょうど紅葉が始まった感じ。
例年より多少早め?(大山の肩付近)
麓を見ると阿夫利神社下社、更には大山ケーブルへの参道も見えます。
見晴台と不動尻方面への分岐地点。
不動尻方面へ進むと最終的に七沢に辿り着きますが、距離はかなり長め。
いつか七沢からの登山にチャレンジはしたいのですが…。
※今回はもちろん見晴台方面に進みます。
この地点は年々がけ崩れが進行している感じです。
今回ですがこのような倒木を多く見かけました。
「危険!!滑落事故多発」と書かれた警告看板も。
確かに崖崩れが起きた感じがします。
今年は大型台風の襲来が多かったですが、大山でも被害の爪痕がまざまざと残っていました。
尾根伝いに道を歩き…
下に下社方面の道が見えてきました。
ここまで来れば見晴台まであと少し。
ということで見晴台に到着。
山頂よりは気温が高いですが、曇りなので少し寒い感じ。
とりあえずここで小休憩を取り、再度出発。
昨年は下社方面へ向かいましたが、今回は日向薬師方面へと向かいます。
(ここからが更に長い…)
ススキの奥にちょうど下社が見えるというビューポイント。
この辺りはかなり大掛かりな倒木が発生していました。
主に松の木が被害に遭っている様子。
少しの間ですが杉並木が続きます。
道もほぼ平坦で良い雰囲気。
ぽつんと立っているお地蔵さん。
しかしここからが難所です。
カーブが続く九十九曲(くじゅうくまがり)。
今回は下りで体力は消耗しませんが、その分足に来る負担がかなりあります…。
(それでも上りよりはかなりましですが)
カーブは延々と続きます(果てしない感じ)。
もう少しで終わりか…。
一旦林道に出ますが林道を横切る感じで再び登山道です。
再びカーブが続きますが、今度はそれほど長くないです。
程なく人工の構造物が見えるのであと少し。
小川にかかる橋を渡り…
日向薬師側の登山口に到着。
ここからは林道を下っていきます。
車だとあっという間ですが、徒歩だとかなり距離があります…。
途中石雲寺に立ち寄り。
石雲寺の本堂にぶら下がっている魚の像。
以前の記事で「これが本当の木魚?」とコメントしたことがありますが…。
下にある解説によると梆(ほう)というそうです。
更に読むと「木魚の原形と言われます」という文言もあるので、当たってはいました。
階段の下では山門が建造中。
(このため正面からではなく車用の坂道で迂回する形で本堂に来ました)
付近の案内板を見ると(伝)大友皇子陵なるものがあるとのことで、今回初めて行ってみました。
大友皇子…「壬申の乱」で大海人皇子に討たれた人物と日本史の教科書に記載されていますが、こんなところにお墓があるとは…。
まあ(伝)と付くので正式ではないのですが。
更に下って浄発願寺の本堂と三重塔。
三重塔は近年建造されたものと思われますが木造ですね。
麓の田んぼまで降りてきましたが、脇道に入り少し坂を上って最終目的地の日向薬師へ。
以前来た時は本堂が修復工事でしたが、今回は完成していて堂内の参拝もできました。
茅葺の大きな屋根が見事です。
この後宝城坊を見学、今回はご朱印も受領しました。
本堂の脇には大木の中に納まる虚空蔵菩薩もあり。
さながら胎内佛といった感じです。
本堂お参り後は参道の階段を下りて山門へ。
両脇に仁王像があるこれまた見事な造り。
最後に白髭神社にお参り。
日向薬師バス停付近から。
奥に辛うじて大山が見える?感じです。
ということで今回の大山登山は終了。
やはり日向薬師までだと距離があるので、足がかなり疲れました…。
ちょうど平日に休みを取れたので、昨年と同日の10月31日に。
大山ケーブルバス停付近、
当日朝方は晴れていましたが、現地到着時にはやや雲が多めに。
今回のルートですが、上りは大山ケーブルバス停から大山ケーブル駅→ケーブルカーで阿夫利神社下社→登山道(本道)で山頂までという定番ルート。
下りは山頂から見晴台へ、最終的に日向薬師に辿り着くという行程です。
ちょうど3年前(2015年)の逆回りといった感じで、走行距離はかなり長いです。
(3年前は全て徒歩だったので相当きつかったですが…)
現地に着く前に電車(小田急線)の車内で撮影したのですが、大山の山頂付近が茶色がかっているのが気になりました。
これが気のせいでないことは実際登山して異常な現象を目の当たりにしたのですが、それはまた後程に。
ケーブルカーに乗る前に、みやげ街の階段をちょっと脇に入り、茶湯寺という小さな寺に寄ってみました。
ご本尊が涅槃仏(仏様が横たわっている形)と、少し変わっています。
大山ケーブル駅に到着。
平日なのでさすがに空いていて、待たずに次の便に乗れました。
(これ故に、平日の登山を狙ったのです)
ということであっという間(7分程度)で山頂の阿夫利神社駅に到着。
以前も触れましたが大山ケーブルカーは前後非対称のデザインで、車両の山麓側は全面1枚ガラスで抜群の眺望です。
ということもあり、車両は2016年度のグッドデザイン賞を受賞しています。
下社付近はちょうど紅葉が始まる時期といったところ。
下社境内。
菊の時期で周辺には菊の花が飾られていました。
下社からの眺め。
ちょうど中央が平塚あたりで、その奥が江の島。
ちょうど自撮り用の撮影機もあったので、記念撮影もしてみました。
機械で撮影した写真は後で専用サイトからダウンロードする(当日中に)という仕組みです。
※試験運用中につき無料でした
お札の買い替え・おみくじ・ご朱印など一通りお参りの用事を済ませて、いよいよ登山の始まり。
本道を最初(1丁目)から上るのは2年ぶり。
長い階段を上り、そこから少し上って6丁目付近の杉並木。
8丁目の夫婦杉。
9丁目には根上がり(根が浮き上がっている)状態のの木もありました。
その先で野生のシカを見かけました。
登山道(本道)で見かけるのは初めてかも。
といっても登山道で出現するのも本当は好ましいものではないのですが。
12~13丁目にある開けた地点。
子供の頃の記憶では確かここに茶屋があったと思います。
地上が見えるビューポイントがありますが、ちょうど建設中の新東名高速(伊勢原ジャンクション)が見えました。
※中央の白い部分
14丁目、ぼたん岩。
ぼたん岩は石碑近くではなく、足元に見られます。
15丁目、天狗鼻突岩。
岩の隙間のさい銭が年々増えています。
16丁目、蓑毛分岐。
実は15丁目(天狗鼻突岩)のすぐ上だったりします。
昨年は蓑毛から上ってここで合流。
なのでここから山頂(~見晴台)までは昨年と同じルートになります。
昨年よりは楽なもののさすがに汗をかいたので一旦小休止して再スタート。
16丁目から少しの間緩やかな坂道が続きますが、この辺りは年々浸食が進んでいく気がします。
22丁目(だったか)、富士見台に到着。
残念ながら今年も富士山は見えず…。
ちなみに晴れた日はこのように見えます(2016年撮影)。
25丁目ヤビツ分岐、ここまで来ればあと少し。
山頂手前の鳥居(27丁目)。
間もなく山頂。
山頂到着。
今回下社からの所要時間はちょうど90分でした。
まあ標準的な時間ということで。
下界の眺めその1(前の写真のすぐ横)。
中央やや左に先ほど見た新東名の伊勢原ジャンクションが見えます。
かすんで見づらいですがその奥が相模川、遠くに江の島や三浦半島が確認できます。
この辺りで昼食を。
正面を見ると同じ高さに雲があります。
下界の眺めその2。
分かりづらいですが、写真の中央が東名の厚木インター付近。
やはり雲の高さが低いのが分かります。
下界の眺めその3。
奥が相模原方面で、空気が澄んでいればその先に新宿の高層ビルが見えることもあるのですがさすがに見えませんでした。
横浜ランドマークタワーあたりであれば見えましたが…。
山頂からもやはり富士山は見えませんでした。
晴れていればこんな感じです(2016年撮影)。
一通り景色を眺めたあとは下山開始。
まずは見晴台を目指します。
ちょうど紅葉が始まった感じ。
例年より多少早め?(大山の肩付近)
麓を見ると阿夫利神社下社、更には大山ケーブルへの参道も見えます。
見晴台と不動尻方面への分岐地点。
不動尻方面へ進むと最終的に七沢に辿り着きますが、距離はかなり長め。
いつか七沢からの登山にチャレンジはしたいのですが…。
※今回はもちろん見晴台方面に進みます。
この地点は年々がけ崩れが進行している感じです。
今回ですがこのような倒木を多く見かけました。
「危険!!滑落事故多発」と書かれた警告看板も。
確かに崖崩れが起きた感じがします。
今年は大型台風の襲来が多かったですが、大山でも被害の爪痕がまざまざと残っていました。
尾根伝いに道を歩き…
下に下社方面の道が見えてきました。
ここまで来れば見晴台まであと少し。
ということで見晴台に到着。
山頂よりは気温が高いですが、曇りなので少し寒い感じ。
とりあえずここで小休憩を取り、再度出発。
昨年は下社方面へ向かいましたが、今回は日向薬師方面へと向かいます。
(ここからが更に長い…)
ススキの奥にちょうど下社が見えるというビューポイント。
この辺りはかなり大掛かりな倒木が発生していました。
主に松の木が被害に遭っている様子。
少しの間ですが杉並木が続きます。
道もほぼ平坦で良い雰囲気。
ぽつんと立っているお地蔵さん。
しかしここからが難所です。
カーブが続く九十九曲(くじゅうくまがり)。
今回は下りで体力は消耗しませんが、その分足に来る負担がかなりあります…。
(それでも上りよりはかなりましですが)
カーブは延々と続きます(果てしない感じ)。
もう少しで終わりか…。
一旦林道に出ますが林道を横切る感じで再び登山道です。
再びカーブが続きますが、今度はそれほど長くないです。
程なく人工の構造物が見えるのであと少し。
小川にかかる橋を渡り…
日向薬師側の登山口に到着。
ここからは林道を下っていきます。
車だとあっという間ですが、徒歩だとかなり距離があります…。
途中石雲寺に立ち寄り。
石雲寺の本堂にぶら下がっている魚の像。
以前の記事で「これが本当の木魚?」とコメントしたことがありますが…。
下にある解説によると梆(ほう)というそうです。
更に読むと「木魚の原形と言われます」という文言もあるので、当たってはいました。
階段の下では山門が建造中。
(このため正面からではなく車用の坂道で迂回する形で本堂に来ました)
付近の案内板を見ると(伝)大友皇子陵なるものがあるとのことで、今回初めて行ってみました。
大友皇子…「壬申の乱」で大海人皇子に討たれた人物と日本史の教科書に記載されていますが、こんなところにお墓があるとは…。
まあ(伝)と付くので正式ではないのですが。
更に下って浄発願寺の本堂と三重塔。
三重塔は近年建造されたものと思われますが木造ですね。
麓の田んぼまで降りてきましたが、脇道に入り少し坂を上って最終目的地の日向薬師へ。
以前来た時は本堂が修復工事でしたが、今回は完成していて堂内の参拝もできました。
茅葺の大きな屋根が見事です。
この後宝城坊を見学、今回はご朱印も受領しました。
本堂の脇には大木の中に納まる虚空蔵菩薩もあり。
さながら胎内佛といった感じです。
本堂お参り後は参道の階段を下りて山門へ。
両脇に仁王像があるこれまた見事な造り。
最後に白髭神社にお参り。
日向薬師バス停付近から。
奥に辛うじて大山が見える?感じです。
ということで今回の大山登山は終了。
やはり日向薬師までだと距離があるので、足がかなり疲れました…。
2018-11-04 11:32
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