GWのお出かけ2021~相模国一ノ宮・二ノ宮のお参り [お出かけ・小旅行]
今年のGWですがやはり緊急事態宣言が出てしまったため旅行は取りやめようかと思っていましたが、神奈川県内の移動に留めて「お出かけ」ということで行ってみました。
行先は表題の通り相模国一ノ宮である寒川神社と、二ノ宮である川勾(かわわ)神社です。
寒川神社は一度行ったことがありますが、川勾神社は今回初めてです。
移動手段は車で行っても良かったのですが、やはりいつも通り電車ということで。
海老名まで来て、海老名から相模線で移動します。
この車両は205系500番台で、相模線の電化開業時から運用されています。
205系は首都圏では大半の路線で撤退した(最近ではついに武蔵野線からも撤退した)ので、貴重な存在ではあります。
海老名といえば小田急の鉄道博物館と言える「ロマンスカーミュージアム」が開業間もないですが、当面は事前予約制ということなのでこちらは落ち着いたら行ってみようかと。
引退した歴代ロマンスカーの車両をはじめ、私鉄の鉄道博物館としては最大規模のようです。
相模線は電化されているものの単線なので、途中対向列車行き違いで停車時間が長いことが多いです。
本数もそれなりに多い(およそ30分間隔のダイヤ)なので複線化してもいいような気もしますが、地元からの要望もあるものの今だ実現化に至っていません。
海老名から南側は近年になって圏央道が開通した関係で、沿線の風景も変わってきています。
倉見駅でも列車行き違いのため停車。
奥に圏央道、更に奥には新幹線の鉄橋が見えます。
倉見駅は新幹線との交差地点ということもあり神奈川県内の新幹線新駅建設の計画がありますが、現状の「のぞみ」主体ダイヤでは駅ができても効果が薄いため実現したとしてもかなり先になると思います。
寒川神社の最寄り駅は寒川ではなく1つ手前の「宮山」になります。
宮山駅の駅舎。
寒川神社の最寄り駅としては少々寂しい…。
宮山駅から寒川神社の入口までは徒歩5分少々で到着しました。
神社入口にある神池橋と三の鳥居。
一の鳥居と二の鳥居は更に手前にあります。
(神社参拝後に訪れます)
寒川神社のガイド。
寒川比古命(さむかわひこのみこと)と寒川比女命(さむかわひめのみこと)のニ柱の神を奉称して寒川大明神と申します、と説明があります。
関八州の守護神として、また八方除・方位除の神様として信仰されています。
神社の正門(神門)。
神社の本殿(御社殿)。
相模国一ノ宮というだけあって、神門ともども立派な佇まいです。
神門の手前にある狛犬もビッグサイズ。
この後御朱印を頂きますが、コロナ対策のガイドラインに沿って御朱印帳手書きではなく記載済みの紙での受領となりました。
神社境内の西側には神事である流鏑馬が行われる道(歩道)があります。
車道の向かい側にある末社の宮山神社。
入口の神池橋の隣にある池なので神池、もしくは亀の銅像があるので亀池?
池の前には歌舞伎役者(?)の銅像も。
一通り境内を周回して神社を後にし、南側(海寄り)に歩きます。
少し先には二の鳥居。
本来この辺りの神社の参道ですが、歩道ではなくほぼ車道になっています。
参道の並木を抜けて…
一の鳥居前に到着。
この地点も車道(一方通行)で、手前には相模線の踏切があります。
黒い鳥居の右側にある石碑に「寒川神社表参道」とありますので、神社の参道としてはここが起点になるようです。
一の鳥居前の地点から東方面に歩けば相模線の寒川駅ですが、反対に西方面に歩いて相模川を渡れば四之宮に当たる前鳥(さきとり)神社に行けなくもないですが、前鳥神社は一度行ったこともあり徒歩のみだと結構距離があるので寒川駅まで歩いて電車に乗り二宮の川勾神社を目指すとします。
一の鳥居から10分ほどで寒川駅に到着。
駅ホームの向かい側には「新幹線新駅を寒川町倉見地区に」という看板が。
神奈川県内の新幹線新駅についてはいくつか候補がありますが、倉見駅は先程触れた通りちょうど相模線と東海道新幹線が交差する地点にあるので一番有力ではないかと。
ただしそれも現状の新幹線ダイヤに変更があった場合の話ですが…。
再び相模線に乗車し、まずは茅ヶ崎まで。
茅ヶ崎駅で一旦改札を出て昼食をとります。
今度は東海道線に乗り換え。
※写真は途中の平塚駅にて撮影
二宮駅で下車します。
駅から川勾神社までですが事前に調べたところ徒歩で30分程度かかるとのこと。
バス併用でも20分位のようですが、駅前で行先を詮索しているうちに神社最寄りのバス停に止まる便が出てしまったようなので(バスの本数も多くない)、結局徒歩で向かうことに。
歩いている途中で東海道線を跨ぐ跨線橋越しに電車を撮影。
まずは二宮駅を発車する下りの普通列車(写真の奥が二宮駅)。
すぐさま上り線を特急踊り子が通過していきました。
(車両は新型のE257系です)
道は途中まで東海道線沿いでしたが山よりに入るので、あとは案内板を頼りに歩きます。
「川勾神社 入口」の案内板があったのでここから近い模様。
ちなみにこの付近に神社に一番近いバス停があります。
途中にあった寺に立ち寄りましたが、藤棚にきれいな花が咲いていました。
ようやく神社の入口に到着。
鳥居の先にある階段を少し上ると…
神社の境内に。
寒川神社と比べると比較的コンパクトな佇まいです。
神社本殿は相立派な造り。
相模国二ノ宮である川勾神社は二宮大明神の別名もあり、二宮町の町名の由来にもなっています。
御朱印も頂きましたが寒川神社と同様に記載済みの紙での受領でした。
山門は茅葺屋根であるのが特徴。
山中にある神社という雰囲気です。
山門の横にあるご神木のイチョウ。
階段を下り神社を後にします。
これで一応当日のミッションは終了ですが、二宮駅に戻る途中でちょっと山登りをしてみました。
山登りをしたのは二宮駅に近い吾妻山ですが、標高は200mくらい。
吾妻山には2ヶ所の神社がありますが、こちらは山頂付近にある吾妻神社。
山頂は公園になっていて眺望はなかなか。
こちらは小田原方面。
写真の中央が国府津駅のあたりです。
こちらは北側の大山・丹沢山方面。
写真中央のやや右手に大山が見えますが、丹沢山は雲に隠れていました。
更に左手は富士山方面ですが、同じく雲隠れでした。
山頂から下りの道の途中にある浅間神社。
沿道のツツジは五分咲きといったところ。
山腹から二宮駅が見えました。
急な階段を下りて…
吾妻山(公園)の入口に着きました。
こちらは二宮駅に近い方の入口で、自分が登山した側は駅から遠い方の入口でした。
ちなみにこの付近に二宮町の役場があります。
ということで二宮駅に戻ってきました。
駅の構内には3月のダイヤ改正による湘南ライナーの廃止や車両変更に伴う停車位置の変更点が見られました。
「14 E257」の表記ですが、今回導入されたE257の最大両数が14両によるためです。
(以前の185系では最大両数は15両)
湘南ライナーの乗車位置がはがされた跡も…
登りの横浜方面の電車が来たので、日没前ですが戻り当日の行程終了です。
近場だと電車の本数が多いこともあり、かなり行程に余裕が持てるのが良かったです。
次回は遠出できると良いのですがそれまでにコロナの感染状況が改善するのか、つまるところそれ次第なのが何とも…。
行先は表題の通り相模国一ノ宮である寒川神社と、二ノ宮である川勾(かわわ)神社です。
寒川神社は一度行ったことがありますが、川勾神社は今回初めてです。
移動手段は車で行っても良かったのですが、やはりいつも通り電車ということで。
海老名まで来て、海老名から相模線で移動します。
この車両は205系500番台で、相模線の電化開業時から運用されています。
205系は首都圏では大半の路線で撤退した(最近ではついに武蔵野線からも撤退した)ので、貴重な存在ではあります。
海老名といえば小田急の鉄道博物館と言える「ロマンスカーミュージアム」が開業間もないですが、当面は事前予約制ということなのでこちらは落ち着いたら行ってみようかと。
引退した歴代ロマンスカーの車両をはじめ、私鉄の鉄道博物館としては最大規模のようです。
相模線は電化されているものの単線なので、途中対向列車行き違いで停車時間が長いことが多いです。
本数もそれなりに多い(およそ30分間隔のダイヤ)なので複線化してもいいような気もしますが、地元からの要望もあるものの今だ実現化に至っていません。
海老名から南側は近年になって圏央道が開通した関係で、沿線の風景も変わってきています。
倉見駅でも列車行き違いのため停車。
奥に圏央道、更に奥には新幹線の鉄橋が見えます。
倉見駅は新幹線との交差地点ということもあり神奈川県内の新幹線新駅建設の計画がありますが、現状の「のぞみ」主体ダイヤでは駅ができても効果が薄いため実現したとしてもかなり先になると思います。
寒川神社の最寄り駅は寒川ではなく1つ手前の「宮山」になります。
宮山駅の駅舎。
寒川神社の最寄り駅としては少々寂しい…。
宮山駅から寒川神社の入口までは徒歩5分少々で到着しました。
神社入口にある神池橋と三の鳥居。
一の鳥居と二の鳥居は更に手前にあります。
(神社参拝後に訪れます)
寒川神社のガイド。
寒川比古命(さむかわひこのみこと)と寒川比女命(さむかわひめのみこと)のニ柱の神を奉称して寒川大明神と申します、と説明があります。
関八州の守護神として、また八方除・方位除の神様として信仰されています。
神社の正門(神門)。
神社の本殿(御社殿)。
相模国一ノ宮というだけあって、神門ともども立派な佇まいです。
神門の手前にある狛犬もビッグサイズ。
この後御朱印を頂きますが、コロナ対策のガイドラインに沿って御朱印帳手書きではなく記載済みの紙での受領となりました。
神社境内の西側には神事である流鏑馬が行われる道(歩道)があります。
車道の向かい側にある末社の宮山神社。
入口の神池橋の隣にある池なので神池、もしくは亀の銅像があるので亀池?
池の前には歌舞伎役者(?)の銅像も。
一通り境内を周回して神社を後にし、南側(海寄り)に歩きます。
少し先には二の鳥居。
本来この辺りの神社の参道ですが、歩道ではなくほぼ車道になっています。
参道の並木を抜けて…
一の鳥居前に到着。
この地点も車道(一方通行)で、手前には相模線の踏切があります。
黒い鳥居の右側にある石碑に「寒川神社表参道」とありますので、神社の参道としてはここが起点になるようです。
一の鳥居前の地点から東方面に歩けば相模線の寒川駅ですが、反対に西方面に歩いて相模川を渡れば四之宮に当たる前鳥(さきとり)神社に行けなくもないですが、前鳥神社は一度行ったこともあり徒歩のみだと結構距離があるので寒川駅まで歩いて電車に乗り二宮の川勾神社を目指すとします。
一の鳥居から10分ほどで寒川駅に到着。
駅ホームの向かい側には「新幹線新駅を寒川町倉見地区に」という看板が。
神奈川県内の新幹線新駅についてはいくつか候補がありますが、倉見駅は先程触れた通りちょうど相模線と東海道新幹線が交差する地点にあるので一番有力ではないかと。
ただしそれも現状の新幹線ダイヤに変更があった場合の話ですが…。
再び相模線に乗車し、まずは茅ヶ崎まで。
茅ヶ崎駅で一旦改札を出て昼食をとります。
今度は東海道線に乗り換え。
※写真は途中の平塚駅にて撮影
二宮駅で下車します。
駅から川勾神社までですが事前に調べたところ徒歩で30分程度かかるとのこと。
バス併用でも20分位のようですが、駅前で行先を詮索しているうちに神社最寄りのバス停に止まる便が出てしまったようなので(バスの本数も多くない)、結局徒歩で向かうことに。
歩いている途中で東海道線を跨ぐ跨線橋越しに電車を撮影。
まずは二宮駅を発車する下りの普通列車(写真の奥が二宮駅)。
すぐさま上り線を特急踊り子が通過していきました。
(車両は新型のE257系です)
道は途中まで東海道線沿いでしたが山よりに入るので、あとは案内板を頼りに歩きます。
「川勾神社 入口」の案内板があったのでここから近い模様。
ちなみにこの付近に神社に一番近いバス停があります。
途中にあった寺に立ち寄りましたが、藤棚にきれいな花が咲いていました。
ようやく神社の入口に到着。
鳥居の先にある階段を少し上ると…
神社の境内に。
寒川神社と比べると比較的コンパクトな佇まいです。
神社本殿は相立派な造り。
相模国二ノ宮である川勾神社は二宮大明神の別名もあり、二宮町の町名の由来にもなっています。
御朱印も頂きましたが寒川神社と同様に記載済みの紙での受領でした。
山門は茅葺屋根であるのが特徴。
山中にある神社という雰囲気です。
山門の横にあるご神木のイチョウ。
階段を下り神社を後にします。
これで一応当日のミッションは終了ですが、二宮駅に戻る途中でちょっと山登りをしてみました。
山登りをしたのは二宮駅に近い吾妻山ですが、標高は200mくらい。
吾妻山には2ヶ所の神社がありますが、こちらは山頂付近にある吾妻神社。
山頂は公園になっていて眺望はなかなか。
こちらは小田原方面。
写真の中央が国府津駅のあたりです。
こちらは北側の大山・丹沢山方面。
写真中央のやや右手に大山が見えますが、丹沢山は雲に隠れていました。
更に左手は富士山方面ですが、同じく雲隠れでした。
山頂から下りの道の途中にある浅間神社。
沿道のツツジは五分咲きといったところ。
山腹から二宮駅が見えました。
急な階段を下りて…
吾妻山(公園)の入口に着きました。
こちらは二宮駅に近い方の入口で、自分が登山した側は駅から遠い方の入口でした。
ちなみにこの付近に二宮町の役場があります。
ということで二宮駅に戻ってきました。
駅の構内には3月のダイヤ改正による湘南ライナーの廃止や車両変更に伴う停車位置の変更点が見られました。
「14 E257」の表記ですが、今回導入されたE257の最大両数が14両によるためです。
(以前の185系では最大両数は15両)
湘南ライナーの乗車位置がはがされた跡も…
登りの横浜方面の電車が来たので、日没前ですが戻り当日の行程終了です。
近場だと電車の本数が多いこともあり、かなり行程に余裕が持てるのが良かったです。
次回は遠出できると良いのですがそれまでにコロナの感染状況が改善するのか、つまるところそれ次第なのが何とも…。
2021-05-03 11:44