秋の大山登山2021 [アウトドア(釣り・登山・スキー等)]
ということで年に一度の大山詣りに今年も行ってきました。
※日時:11月3日の祝日(文化の日)
ちょうど2週間ほど前に2回目のコロナワクチンの接種を受けてその翌日に思いっきり発熱が出たので断念も検討していましたが、無事回復したので予定通り決行しました。
電車の窓(愛甲石田~伊勢原間)から見た当日朝の大山。
やや雲が多いものの、山頂が見えるので去年よりは良さげなコンディションか。
今回は伊勢原駅で下車ですが、伊勢原まで新型の5000系に乗車。
前面に貫通扉が無く大型のガラスなので、前面眺望はなかなか良いです。
ということでかぶりつきしてみました。
相模川を渡るところで、鉄橋越しの右手奥に大山が見えます。
愛甲石田駅にて、ロマンスカー(MSE)とすれ違い。
伊勢原駅に到着したところ、駅前のバス停はなかなかの混み具合。
ただこの行列は別便のものらしく、駅を降りてすぐに直行便のバスに乗れました。
(自分が乗った時点でほぼ満員でしたが…)
今回も丹沢・大山フリーパス利用ですが、一昨年に行った比々多神社方面も正式にフリーパス範囲内となった模様です。
(一昨年は対象外だったもののおまけで乗せてもらった)
9時少し前に大山ケーブルバス停に到着。
相鉄線の特急・小田急線の急行・直行便のバス(途中ノンストップ)と効率の良い乗り継ぎだったため、自宅から2時間で到着できました。
今回のルートですが…
久しぶりにメインの登山道を経由する王道のルートとしました。
ただし最初の大山ケーブルバス停から中腹の阿夫利神社下社までが徒歩というのがいつもと違う点で、王道ルートで麓から山頂まで全て徒歩なのは今回初めてです。
ケーブルカーの麓駅までの土産街(こま参道)の途中で"脇をそれて茶湯寺へ。
寺の御本尊が横になっている涅槃像なのが特徴です。
ケーブルカーの麓駅(大山ケーブル駅)に着いたのですが、ご覧の通りすごい行列。
当初上りでケーブルカーに乗る予定でしたが、待ち時間がかなりかかりそうなのでこの時点で下社まで徒歩のルートに変更しました。
昨年は男坂経由で下ってきましたが、今年は女坂経由で頑張って登ってみます。
女坂七不思議の一つとなる「逆さ菩提樹」。
木の根元が細く上部が太くなっていることが名前の由来だそうですが、見たところ逆さではなく普通そう。
途中の大山寺で参拝も兼ねて一休憩。
秘仏の特別拝観日だったので見てみました(拝観料:400円)。
一休憩後、下社を目指して登山再開。
上に見える赤い橋は女坂七不思議の一つ「無明橋」。
橋の途中で立ち話をすると災厄が訪れるため、無言で橋を渡らないといけないらしい…。
途中で上っていくケーブルカーを見送り。
女坂と言えども最後は急斜面。
ただ坂の上が男坂との合流地点なので下社まではあと少し。
ようやく下社に到着。
ここから本格的な登山となるものの、徒歩だと結構疲れたかも…。
ちなみに大山ケーブル駅からここまでの所要時間は約50分。
大山寺で拝観しているので多少時間がかかっています。
紅葉は色づき始めといったところ。
下を見ると食事?をしているシカさんが…。
階段を上って下社にお参りですが、まさかの行列…。
初詣の時期ならともかく、休日とはいえこの時期(10月~11月頃)で行列になるのは初めてかも。
下社展望台からの眺め。
かなりかすんでいますが、写真中央のやや右手に江の島が見えます。
一通りのお参り(と軽食)を済ませた後、いよいよ登山開始!
今回はこの登山口から上ります。
登山口からの長い階段を登り切った辺り(3~4丁目?)。
山頂へのメインルートというだけあって、さすがに登山者は多いです。
6丁目、千本杉。
名前の通り多くの杉の木が林立しています。
7丁目、夫婦杉。
写真中央の奥が夫婦杉と呼ばれている杉の大木で、2株で並んで立っていることが名前の由来で演技の良い大木と言われています。
13丁目の茶屋跡。
この辺りにかつては中継の茶屋がありました。
(自分が子供の頃は確かに茶屋があった記憶が…)
ちなみにこの辺りは現在は12丁目に相当します。
14丁目、ぼたん岩。
この地点の足元の岩がぼたんの花に見えることから名付けられましたが、なるほど確かにぼたんの花に見えなくもない…(2枚目の写真を参照)。
15丁目、天狗鼻突岩。
石碑の上にある大きな岩の左側に拳が入る程度の穴がありますが、天狗が鼻を突いて開けた穴だといわれているそう。
確かに穴の形状が見事な丸状なので人為的なものと思われますが、果たして真相は…?
16丁目の中継点(追分)。
下社方面と蓑毛方面への分岐(上りの場合は合流)地点。
ちょうど山頂までの中間地点でもあるため、小休止ポイントにもなっています。
16丁目から見た平野部。
写真中央のやや右手が東名高速の厚木インター付近。
小休止後に山頂へと再出発。
この辺りは年々両脇の土の浸食が進んでいますが、中央に歩道が作られたので歩きやすくはなりました。
この辺りは急な上り坂。
20丁目(22だったか?)の富士見台からの眺め。
しかし回も富士山は拝めず…。
24丁目の石碑。
何故か上に石が積まれている…。
そして歩道の反対側には積み石の山ができていました。
25丁目、ヤビツ分岐。
下社方面からの本道とヤビツ峠方面からの登山道との分岐(合流)地点。
昨年はヤビツ峠方面から上ってここに辿り着いた際にあまりの登山者の多さに驚きましたが…。
今回は「渋滞」は発生していませんでした。
先に鳥居が見えたので山頂まではあと少し。
間もなく山頂。
山頂(阿夫利神社頂上本社前)に到着。
今回は麓(大山ケーブルバス停)から山頂まで徒歩オンリーでしたが、所要時間は3時間10分位でした。
ちなみに当日は頂上本社で御朱印の受付を行っていたので、御朱印を頂きました。
(前もって御朱印帳を持参していなかったので紙で受領)
山頂付近の渋滞はなかったものの祝日の晴天ということもあり、山頂の広場は昨年と同様の混雑ぶり…。
昼食をとる場所の確保も困難でしたが、広場の裏手は比較的空いていたのでそこで昼食をとりました。
例年と同様に山頂からの平野部(下界)の眺めを…。
まずは平塚・江の島方面。
ちょうど写真中央が平塚市辺りで、その奥が江の島か。
下界の眺めその2、厚木・海老名方面。
写真中央やや右手が東名の伊勢原ジャンクション。
その手前に新東名の道路が工事中でした。
(現在は伊勢原大山インターまで開通)
下界の眺めその3、相模原方面。
奥の方に横浜のみなとみらい地区(ランドマークタワー)が見えますが、かすかに見えた程度で上の写真では全然分からないですね。
こちらは下界ではないですが、丹沢山・富士山方面。
雲が無ければ上の写真のアングルでちょうど中央に富士山が見えるはずですが、やはり富士山見えず…でした。
山頂のただいまの気温は14℃位。
風もほとんど吹いていなかったので実際の気温よりも暖かく感じましたが、この後12℃まで下がったのでちょっと寒くなりました。
山頂で昼食&しばし滞在した後は下山の途に。
まずは見晴台を目指します。
山頂付近は紅葉(落葉)も進み、秋の後半にさしかかるといった感じの風景。
山頂から下って少しの地点でちょっとだけ上り坂になりますが、この辺りは「大山の肩」と呼ばれています。
昨年はこの付近で野生のシカに出くわしましたが、今年は現れず。
大山の肩を過ぎるとほぼ下り坂の連続ですが、一部で登山道が整備されて歩きやすくなりました。
見晴台方面と不動尻(七沢)方面との分岐地点。
今回も見晴台方面へ。
少し先に進むとがけ崩れを起こしている地点が見えますが、下の方を見ると土砂が溜まっている様子が確認できる(2枚目の写真参照)ので更にがけ崩れが進行した模様です。
(恐らくは7月の豪雨なのかも)
まだ14時になる前ですが陽が落ち始めて秋深しといった感じの風景。
時折下界が見える地点も。
ちょうど海老名か町田方面なのか?
(正面に相模川と圏央道が横切るのが確認できる)
滑落事故多発の危険個所につき、少し渋滞中…。
下に下社方面の道が見えてきたので、見晴台まではあと少し。
見晴台に到着。
休憩スペース(ベンチ寄り)の部分に砂利が敷かれて歩きやすくなりました。
(どちらかというとぬかるみの防止策といったところか)
ベンチの空いているところに座り、ススキを見ながら小休止…。
一瞬日向薬師方面へ進もうかと思いましたが、自分の足が厳しくなってきたので昨年と同様に下社方面へ。
ということで見晴台から折り返し(スイッチバック)して杉並木を進みます。
見晴台~下社間の歩道は豪雨ないしは台風の影響でがけ崩れを起こして通行止めになる場合が多かったのですが、ここ何年かで崩落防止のネットが設けられたり完全に"崩れた部分に橋が架けられるなどして通行止めになることは起きていないようです。
道中にある杉の大木。
右側にも木があるのでここも夫婦杉なのか?と思いましたが、右側の木は杉ではないので…。
この区間(見晴台~下社間)は基本的に平坦なのですが、若干見晴台の標高が高いためか下社に向かう場合は下り坂があり、つづら折り状の坂を下る形となります。
つづら折りの坂を下った先にある二重滝。
ここまで来れば下社まであと少し。
下社に着きましたが相変わらずの賑わい。
昨年と同様小休止も兼ねて茶屋で軽食(名物?のルーメソ)でも食べようかと思いましたがトイレに行きたくなった(この下に公衆トイレがあるのですが何と故障中だった…)ので急いでケーブルカー経由で下山することに。
といっても登山時ほどではないにしろそれなりに行列ができていました…。
臨時の最短間隔(7分ペース)でケーブルカーがピストン運行していたので待ち時間は20分位でしたが。
上りのケーブルカーが到着するところ。
さすがにこの時間(15時頃)では上ってくる人は少ないので車内は満員ではないですが、それでもぼちぼち乗客は入っている模様。
ちなみにこのケーブルカーは車両の前後で非対称のデザインなのですが、当日は裏(山頂側)からしか撮影できなかったので…。
以前に大山寺駅にて撮影したものですが、表(麓)側の前面はこんな感じ。
全面1枚のガラスで、車内からの眺望は抜群です。
(これは次以降の写真を参照いただければ…)
ちなみに新型ケーブルカーのデザインは近年(VSE以降)の小田急ロマンスカーと箱根登山鉄道の新型(アレグラ号)と同様に岡部憲明アーキテクチャーネットワークによるデザインのため、車両の外観は似ています。
このケーブルカーの場合はどちらかというとロマンスカーに似ているか…。
ということで下りのケーブルカーに乗車しましたが、車内は満員で立席ながらも前方視点(かぶりつき)の位置になったので何枚か撮影してみました。
(というかガラスの映り込みが激しい…)
山頂側のトンネルを抜けて中間の大山寺駅に到着するところ。
大山ケーブルの場合中間の行き違い地点に途中駅が設けられているのが最大の特徴か。
上りのケーブルカーと行き違い。
左側の線路のみに車両牽引用のケーブルがあるのが見てとれます。
大山寺駅を出発。
カーブの先がトンネル、その先が終点の大山ケーブル駅になります。
(駅到着後は速やかに改札を出るよう指示があったので駅構内での撮影は不可)
下社茶屋での軽食を逃したので、今回は麓の食事処で山菜そばを食すことに。
その後土産街(こま参道)で土産を購入しつつ下山しました。
こま参道の入口に到着。
この時点でちょうど16時だったので、例年より早めの下山となりました。
ということで本日の行程終了…。
帰りのバスも伊勢原駅の直行便だったためか、自宅に着いたのも19時より前でした。
今回は王道ルートだったため所要時間も例年よりかからなかったと思われますが、それにしても登山者が以前より増えましたね。
来年は少し早め(10月中)で、できれば平日ないしは土曜日でいければなと思っています。
最後に…
今年の9月頃に愛甲石田~伊勢原間の某所にて、大山を背景に撮影したロマンスカー。
(上:30000系EXE車、下:50000系VSE車)
全車両を収めることができる、なかなかのベストアングルで撮れました。
※日時:11月3日の祝日(文化の日)
ちょうど2週間ほど前に2回目のコロナワクチンの接種を受けてその翌日に思いっきり発熱が出たので断念も検討していましたが、無事回復したので予定通り決行しました。
電車の窓(愛甲石田~伊勢原間)から見た当日朝の大山。
やや雲が多いものの、山頂が見えるので去年よりは良さげなコンディションか。
今回は伊勢原駅で下車ですが、伊勢原まで新型の5000系に乗車。
前面に貫通扉が無く大型のガラスなので、前面眺望はなかなか良いです。
ということでかぶりつきしてみました。
相模川を渡るところで、鉄橋越しの右手奥に大山が見えます。
愛甲石田駅にて、ロマンスカー(MSE)とすれ違い。
伊勢原駅に到着したところ、駅前のバス停はなかなかの混み具合。
ただこの行列は別便のものらしく、駅を降りてすぐに直行便のバスに乗れました。
(自分が乗った時点でほぼ満員でしたが…)
今回も丹沢・大山フリーパス利用ですが、一昨年に行った比々多神社方面も正式にフリーパス範囲内となった模様です。
(一昨年は対象外だったもののおまけで乗せてもらった)
9時少し前に大山ケーブルバス停に到着。
相鉄線の特急・小田急線の急行・直行便のバス(途中ノンストップ)と効率の良い乗り継ぎだったため、自宅から2時間で到着できました。
今回のルートですが…
久しぶりにメインの登山道を経由する王道のルートとしました。
ただし最初の大山ケーブルバス停から中腹の阿夫利神社下社までが徒歩というのがいつもと違う点で、王道ルートで麓から山頂まで全て徒歩なのは今回初めてです。
ケーブルカーの麓駅までの土産街(こま参道)の途中で"脇をそれて茶湯寺へ。
寺の御本尊が横になっている涅槃像なのが特徴です。
ケーブルカーの麓駅(大山ケーブル駅)に着いたのですが、ご覧の通りすごい行列。
当初上りでケーブルカーに乗る予定でしたが、待ち時間がかなりかかりそうなのでこの時点で下社まで徒歩のルートに変更しました。
昨年は男坂経由で下ってきましたが、今年は女坂経由で頑張って登ってみます。
女坂七不思議の一つとなる「逆さ菩提樹」。
木の根元が細く上部が太くなっていることが名前の由来だそうですが、見たところ逆さではなく普通そう。
途中の大山寺で参拝も兼ねて一休憩。
秘仏の特別拝観日だったので見てみました(拝観料:400円)。
一休憩後、下社を目指して登山再開。
上に見える赤い橋は女坂七不思議の一つ「無明橋」。
橋の途中で立ち話をすると災厄が訪れるため、無言で橋を渡らないといけないらしい…。
途中で上っていくケーブルカーを見送り。
女坂と言えども最後は急斜面。
ただ坂の上が男坂との合流地点なので下社まではあと少し。
ようやく下社に到着。
ここから本格的な登山となるものの、徒歩だと結構疲れたかも…。
ちなみに大山ケーブル駅からここまでの所要時間は約50分。
大山寺で拝観しているので多少時間がかかっています。
紅葉は色づき始めといったところ。
下を見ると食事?をしているシカさんが…。
階段を上って下社にお参りですが、まさかの行列…。
初詣の時期ならともかく、休日とはいえこの時期(10月~11月頃)で行列になるのは初めてかも。
下社展望台からの眺め。
かなりかすんでいますが、写真中央のやや右手に江の島が見えます。
一通りのお参り(と軽食)を済ませた後、いよいよ登山開始!
今回はこの登山口から上ります。
登山口からの長い階段を登り切った辺り(3~4丁目?)。
山頂へのメインルートというだけあって、さすがに登山者は多いです。
6丁目、千本杉。
名前の通り多くの杉の木が林立しています。
7丁目、夫婦杉。
写真中央の奥が夫婦杉と呼ばれている杉の大木で、2株で並んで立っていることが名前の由来で演技の良い大木と言われています。
13丁目の茶屋跡。
この辺りにかつては中継の茶屋がありました。
(自分が子供の頃は確かに茶屋があった記憶が…)
ちなみにこの辺りは現在は12丁目に相当します。
14丁目、ぼたん岩。
この地点の足元の岩がぼたんの花に見えることから名付けられましたが、なるほど確かにぼたんの花に見えなくもない…(2枚目の写真を参照)。
15丁目、天狗鼻突岩。
石碑の上にある大きな岩の左側に拳が入る程度の穴がありますが、天狗が鼻を突いて開けた穴だといわれているそう。
確かに穴の形状が見事な丸状なので人為的なものと思われますが、果たして真相は…?
16丁目の中継点(追分)。
下社方面と蓑毛方面への分岐(上りの場合は合流)地点。
ちょうど山頂までの中間地点でもあるため、小休止ポイントにもなっています。
16丁目から見た平野部。
写真中央のやや右手が東名高速の厚木インター付近。
小休止後に山頂へと再出発。
この辺りは年々両脇の土の浸食が進んでいますが、中央に歩道が作られたので歩きやすくはなりました。
この辺りは急な上り坂。
20丁目(22だったか?)の富士見台からの眺め。
しかし回も富士山は拝めず…。
24丁目の石碑。
何故か上に石が積まれている…。
そして歩道の反対側には積み石の山ができていました。
25丁目、ヤビツ分岐。
下社方面からの本道とヤビツ峠方面からの登山道との分岐(合流)地点。
昨年はヤビツ峠方面から上ってここに辿り着いた際にあまりの登山者の多さに驚きましたが…。
今回は「渋滞」は発生していませんでした。
先に鳥居が見えたので山頂まではあと少し。
間もなく山頂。
山頂(阿夫利神社頂上本社前)に到着。
今回は麓(大山ケーブルバス停)から山頂まで徒歩オンリーでしたが、所要時間は3時間10分位でした。
ちなみに当日は頂上本社で御朱印の受付を行っていたので、御朱印を頂きました。
(前もって御朱印帳を持参していなかったので紙で受領)
山頂付近の渋滞はなかったものの祝日の晴天ということもあり、山頂の広場は昨年と同様の混雑ぶり…。
昼食をとる場所の確保も困難でしたが、広場の裏手は比較的空いていたのでそこで昼食をとりました。
例年と同様に山頂からの平野部(下界)の眺めを…。
まずは平塚・江の島方面。
ちょうど写真中央が平塚市辺りで、その奥が江の島か。
下界の眺めその2、厚木・海老名方面。
写真中央やや右手が東名の伊勢原ジャンクション。
その手前に新東名の道路が工事中でした。
(現在は伊勢原大山インターまで開通)
下界の眺めその3、相模原方面。
奥の方に横浜のみなとみらい地区(ランドマークタワー)が見えますが、かすかに見えた程度で上の写真では全然分からないですね。
こちらは下界ではないですが、丹沢山・富士山方面。
雲が無ければ上の写真のアングルでちょうど中央に富士山が見えるはずですが、やはり富士山見えず…でした。
山頂のただいまの気温は14℃位。
風もほとんど吹いていなかったので実際の気温よりも暖かく感じましたが、この後12℃まで下がったのでちょっと寒くなりました。
山頂で昼食&しばし滞在した後は下山の途に。
まずは見晴台を目指します。
山頂付近は紅葉(落葉)も進み、秋の後半にさしかかるといった感じの風景。
山頂から下って少しの地点でちょっとだけ上り坂になりますが、この辺りは「大山の肩」と呼ばれています。
昨年はこの付近で野生のシカに出くわしましたが、今年は現れず。
大山の肩を過ぎるとほぼ下り坂の連続ですが、一部で登山道が整備されて歩きやすくなりました。
見晴台方面と不動尻(七沢)方面との分岐地点。
今回も見晴台方面へ。
少し先に進むとがけ崩れを起こしている地点が見えますが、下の方を見ると土砂が溜まっている様子が確認できる(2枚目の写真参照)ので更にがけ崩れが進行した模様です。
(恐らくは7月の豪雨なのかも)
まだ14時になる前ですが陽が落ち始めて秋深しといった感じの風景。
時折下界が見える地点も。
ちょうど海老名か町田方面なのか?
(正面に相模川と圏央道が横切るのが確認できる)
滑落事故多発の危険個所につき、少し渋滞中…。
下に下社方面の道が見えてきたので、見晴台まではあと少し。
見晴台に到着。
休憩スペース(ベンチ寄り)の部分に砂利が敷かれて歩きやすくなりました。
(どちらかというとぬかるみの防止策といったところか)
ベンチの空いているところに座り、ススキを見ながら小休止…。
一瞬日向薬師方面へ進もうかと思いましたが、自分の足が厳しくなってきたので昨年と同様に下社方面へ。
ということで見晴台から折り返し(スイッチバック)して杉並木を進みます。
見晴台~下社間の歩道は豪雨ないしは台風の影響でがけ崩れを起こして通行止めになる場合が多かったのですが、ここ何年かで崩落防止のネットが設けられたり完全に"崩れた部分に橋が架けられるなどして通行止めになることは起きていないようです。
道中にある杉の大木。
右側にも木があるのでここも夫婦杉なのか?と思いましたが、右側の木は杉ではないので…。
この区間(見晴台~下社間)は基本的に平坦なのですが、若干見晴台の標高が高いためか下社に向かう場合は下り坂があり、つづら折り状の坂を下る形となります。
つづら折りの坂を下った先にある二重滝。
ここまで来れば下社まであと少し。
下社に着きましたが相変わらずの賑わい。
昨年と同様小休止も兼ねて茶屋で軽食(名物?のルーメソ)でも食べようかと思いましたがトイレに行きたくなった(この下に公衆トイレがあるのですが何と故障中だった…)ので急いでケーブルカー経由で下山することに。
といっても登山時ほどではないにしろそれなりに行列ができていました…。
臨時の最短間隔(7分ペース)でケーブルカーがピストン運行していたので待ち時間は20分位でしたが。
上りのケーブルカーが到着するところ。
さすがにこの時間(15時頃)では上ってくる人は少ないので車内は満員ではないですが、それでもぼちぼち乗客は入っている模様。
ちなみにこのケーブルカーは車両の前後で非対称のデザインなのですが、当日は裏(山頂側)からしか撮影できなかったので…。
以前に大山寺駅にて撮影したものですが、表(麓)側の前面はこんな感じ。
全面1枚のガラスで、車内からの眺望は抜群です。
(これは次以降の写真を参照いただければ…)
ちなみに新型ケーブルカーのデザインは近年(VSE以降)の小田急ロマンスカーと箱根登山鉄道の新型(アレグラ号)と同様に岡部憲明アーキテクチャーネットワークによるデザインのため、車両の外観は似ています。
このケーブルカーの場合はどちらかというとロマンスカーに似ているか…。
ということで下りのケーブルカーに乗車しましたが、車内は満員で立席ながらも前方視点(かぶりつき)の位置になったので何枚か撮影してみました。
(というかガラスの映り込みが激しい…)
山頂側のトンネルを抜けて中間の大山寺駅に到着するところ。
大山ケーブルの場合中間の行き違い地点に途中駅が設けられているのが最大の特徴か。
上りのケーブルカーと行き違い。
左側の線路のみに車両牽引用のケーブルがあるのが見てとれます。
大山寺駅を出発。
カーブの先がトンネル、その先が終点の大山ケーブル駅になります。
(駅到着後は速やかに改札を出るよう指示があったので駅構内での撮影は不可)
下社茶屋での軽食を逃したので、今回は麓の食事処で山菜そばを食すことに。
その後土産街(こま参道)で土産を購入しつつ下山しました。
こま参道の入口に到着。
この時点でちょうど16時だったので、例年より早めの下山となりました。
ということで本日の行程終了…。
帰りのバスも伊勢原駅の直行便だったためか、自宅に着いたのも19時より前でした。
今回は王道ルートだったため所要時間も例年よりかからなかったと思われますが、それにしても登山者が以前より増えましたね。
来年は少し早め(10月中)で、できれば平日ないしは土曜日でいければなと思っています。
最後に…
今年の9月頃に愛甲石田~伊勢原間の某所にて、大山を背景に撮影したロマンスカー。
(上:30000系EXE車、下:50000系VSE車)
全車両を収めることができる、なかなかのベストアングルで撮れました。
2021-11-07 11:39