夏休みの乗り鉄or旅行2023~日光詣 [旅行]
毎年恒例の夏休みの乗り鉄旅行ですが、今年はベタな観光地である日光へ。
ただ一口に日光といっても観光する場所は多岐に渡るので、今回は観光する範囲を東照宮周辺に留めました。
交通手段は往路は特急、帰路はJRと東武の普通列車を交互に乗り継ぎ、寄り道しつつ都心方向に戻るといいた感じです。
(尚今回記事のカテゴリについては乗り鉄というよりは観光が主体な感じなので、久しぶりに「旅行」のカテゴリとしました)
ということで出発は東武スカイツリーラインの浅草駅から。
浅草駅出発は3回目ですが、今回は駅到着時に特急列車の発車時刻が差し迫っていたので駅舎の撮影は無し。
乗車するのは特急「スペーシアけごん」の東武日光行き。
発車5分前くらいだったので、ほぼ飛び乗り状態でした。
尚東武では次世代特急列車の「スペーシアX」がデビューしましたが、今回は敢えて従来のスペーシア(100系)に乗車です。
(そもそもスペーシア自体乗ったことが無かったので…)
指定の車両が前から2両目の「2号車」だったのでホームの先端方向へ。
以前にも記事に取り上げたことがありますが浅草駅の場合ホーム先端がカーブになっているので、ご覧の通り車両とホームとのすき間が結構空いている感じになります。
以前このすき間を埋めるステップが設けられていたのを見たことがありますが、今回は無かったので落ちないよう気を付けて乗車するとします…。
列車のきっぷ(特急券)ですが前日予約だけしたものの予約用のQRコードが使えなかった(発車15分前までだった)ので、結局普通に券売機できっぷを買うことに。
7:50発のけごん7号浅草~東武日光間で、特急料金併せて計3.050円也。
同様の距離でJRと比較すれば安い金額ではないかと。
尤も上位の「スペーシアX」だと特急料金はこれより高くなるはずです。
そんな感じで浅草駅を出発。
出発食後、まるで鉄道模型のような急カーブを通り隅田川を渡ります。
次の「とうきょうスカイツリー」も特急停車駅ですが、同駅は上り線のみ高架化が完了した模様。
次の停車駅は北千住ですが、同駅は特急専用ホームに停車します。
(次駅の行先が「とうぶどうぶつこうえん」または「かすかべ」になっている)
北千住を発車後すぐに荒川を渡ります。
北千住から先はしばらく複々線区間ということもあり、自社(東武)の通勤型車両の他に東急・東京メトロといった様々な車両と行き交います。
かすかべ=春日部に停車。
以前乗車した「りょうもう」は北千住の後は先の東武動物公園に停車して春日部は通過しますが、日光行きの「けごん」は春日部停車です。
乗車中の「けごん」は代わりに東武動物公園は通過し、そのまま日光線へ。
途中でJR線との接続駅となる栗橋駅を通過するところ。
その先にあるJRと東武との接続線。
JR新宿駅発着の「特急日光・きぬがわ」はここ栗橋でJR線から東武線に入るため、この接続線を通ります。
大きなカーブを通り利根川を渡るところ。
右奥に利根川の鉄橋と、左中ほどに対向列車が見えます。
利根川を渡る途中。
川は前日の雨で水かさが増している感じでした。
利根川を渡った後は渡良瀬川(正確には渡良瀬川遊水池?)に沿って走行。
そしてその渡良瀬川を渡るところ。
浅草を出発してしばらくの間は晴れ間が見えていましたが、目的地に近づくと天候が怪しくなってきました。
春日部の次の停車駅は栃木。
一気に埼玉県から栃木県に入り、通過駅もこの区間が一番多かったかも。
栃木の次駅、宇都宮線との接続駅となる新栃木駅にある車両基地の横を通過。
渡良瀬川・利根川の支流となる思川を渡るところ。
栃木の次の停車駅となる新鹿沼に到着。
新鹿沼から先は山が近くなってきた感じ。
車窓もいわゆる「山あい区間」に。
下今市の手前、線路の隣の車庫に見えたのはSL大樹代役のディーゼル機関車でしょうか?
写真右手に見える車庫の建物には「東武鉄道 下今市機関区」の表記があるので、ここがSL大樹の本拠地の模様。
奥にはターンテーブルも見えます。
駅に到着する間際、そのターンテーブルを正面から見たところ。
下今市に到着。
駅名標もレトロなデザイン、というか昔のものを再現しています。
もうすぐ終点の東武日光ですが、やはり雲行きが怪しい…。
ということで終点の東武日光駅に到着。
浅草を7:50に出発して東武日光到着が9:40頃。
2時間弱(1時間50分位)の乗車時間でしたが、特急といえど長い。
さすが電車でDのバトル路線で最長距離だけのことはあります。
今回乗車した100系「スペーシア」の雄姿。
ふと気が付きましたが、スペーシア登場時のオリジナルカラーだったのですね。
※注:確認したところリバイバルカラーということらしい
こうして見ると東武のフラッグシップトレインたる風格を感じます。
車内にあった車両番号プレートですが、国鉄車両っぽい書体が何とも。
その横には1991年(平成3年)にブルーリボン賞を受賞した旨のプレートも。
ちなみに100系が登場したのが前年の1990年ですが、国内の有料特急用車両(新幹線・JR車を含む)で初めてVVVFインバータ制御を採用したのがこの100系だそう。
今となっては少数派のGTOサイリスタ素子によるVVVFインバータ制御車で、発車時に特有のノイズ音を堪能できました。
車体の側面には「クレヨンしんちゃんも30周年」のステッカーも。
今年が2023年なので30年前だと1993年(もしくは1994年)なので原作(漫画)ではなくアニメの放映が始まった年ということではないかと。
駅構内には後継車両となる「スペーシアX」デビューの案内も。
特急用ホーム(4番線)側から見た駅構内。
駅ホームが全体で三角形(もしくはYの字状)の形をしていて、中央に中庭があるという配置。
かなり広い感じを受けます。
改札側から見た駅構内。
中庭を挟んで普通列車用と特急列車用ホームとで分かれている構造。
向かって右側が普通列車用ホーム(1・2番線)、左側が特急列車用ホーム(4~6番線)となっています(3番線は欠番)。
こちらは普通列車用ホーム。
少し前に南栗橋行きの列車が発車したので、撮影時はがら空きの状態でした。
改札前の階段には「ようこそ徳川家康公ゆかりの地 日光へ」と書かれた横断幕も。
横断幕の左端には現在放送中のNHK大河ドラマ「どうする家康」のタイトルロゴも見受けられました。
改札を出て駅舎の2階へ向かう階段の途中にある案内板を見ると「祈禱室」なる部屋がある模様。
こちらが祈禱室。男女分かれて部屋が設けられています。
来た時は封鎖されている状態でしたが、恐らくは海外からの旅行客向けの施設なのかもしれません。
(逆に海外の駅だと一般的にあるものなのでしょうか?)
駅の外に出ると、大きな三角屋根が特徴的な東武日光駅の駅舎が。
(洋風の)山小屋をイメージしたデザインといったところでしょうか?
駅前広場にはかつて運行されていた日光軌道線の車両が展示されていました。
車両の足元には日光軌道線についての案内パネルが。
日光軌道線は国鉄(現JR)日光駅と馬返(いろは坂の入口付近)までを結んでいた路面電車規格の鉄道路線で、元来は貨物輸送用として開通したものの途中から旅客輸送も担うようになりました。
更に馬返から明知平までをケーブルカーで、明知平から展望台までロープウェイで結ばれ、かつてはここから明知平まで「鉄道」で移動できたということですね。
その日光軌道線ですがいろは坂(第一・第二いろは坂)の開通の影響で旅客数や貨物数が激減して1968(昭和43)年に廃止されてしまいました。
馬返からのケーブルカーも廃止されているので現在では末端のロープウェイのみ現存することになり、現在の公共交通機関での移動はバスのみとなっています。
尤も1968年というとかなり前(半世紀以上前)の話になりますが…。
冒頭がかなり長くなりましたが、この後はいよいよ東照宮方面へ。
ただ一口に日光といっても観光する場所は多岐に渡るので、今回は観光する範囲を東照宮周辺に留めました。
交通手段は往路は特急、帰路はJRと東武の普通列車を交互に乗り継ぎ、寄り道しつつ都心方向に戻るといいた感じです。
(尚今回記事のカテゴリについては乗り鉄というよりは観光が主体な感じなので、久しぶりに「旅行」のカテゴリとしました)
ということで出発は東武スカイツリーラインの浅草駅から。
浅草駅出発は3回目ですが、今回は駅到着時に特急列車の発車時刻が差し迫っていたので駅舎の撮影は無し。
乗車するのは特急「スペーシアけごん」の東武日光行き。
発車5分前くらいだったので、ほぼ飛び乗り状態でした。
尚東武では次世代特急列車の「スペーシアX」がデビューしましたが、今回は敢えて従来のスペーシア(100系)に乗車です。
(そもそもスペーシア自体乗ったことが無かったので…)
指定の車両が前から2両目の「2号車」だったのでホームの先端方向へ。
以前にも記事に取り上げたことがありますが浅草駅の場合ホーム先端がカーブになっているので、ご覧の通り車両とホームとのすき間が結構空いている感じになります。
以前このすき間を埋めるステップが設けられていたのを見たことがありますが、今回は無かったので落ちないよう気を付けて乗車するとします…。
列車のきっぷ(特急券)ですが前日予約だけしたものの予約用のQRコードが使えなかった(発車15分前までだった)ので、結局普通に券売機できっぷを買うことに。
7:50発のけごん7号浅草~東武日光間で、特急料金併せて計3.050円也。
同様の距離でJRと比較すれば安い金額ではないかと。
尤も上位の「スペーシアX」だと特急料金はこれより高くなるはずです。
そんな感じで浅草駅を出発。
出発食後、まるで鉄道模型のような急カーブを通り隅田川を渡ります。
次の「とうきょうスカイツリー」も特急停車駅ですが、同駅は上り線のみ高架化が完了した模様。
次の停車駅は北千住ですが、同駅は特急専用ホームに停車します。
(次駅の行先が「とうぶどうぶつこうえん」または「かすかべ」になっている)
北千住を発車後すぐに荒川を渡ります。
北千住から先はしばらく複々線区間ということもあり、自社(東武)の通勤型車両の他に東急・東京メトロといった様々な車両と行き交います。
かすかべ=春日部に停車。
以前乗車した「りょうもう」は北千住の後は先の東武動物公園に停車して春日部は通過しますが、日光行きの「けごん」は春日部停車です。
乗車中の「けごん」は代わりに東武動物公園は通過し、そのまま日光線へ。
途中でJR線との接続駅となる栗橋駅を通過するところ。
その先にあるJRと東武との接続線。
JR新宿駅発着の「特急日光・きぬがわ」はここ栗橋でJR線から東武線に入るため、この接続線を通ります。
大きなカーブを通り利根川を渡るところ。
右奥に利根川の鉄橋と、左中ほどに対向列車が見えます。
利根川を渡る途中。
川は前日の雨で水かさが増している感じでした。
利根川を渡った後は渡良瀬川(正確には渡良瀬川遊水池?)に沿って走行。
そしてその渡良瀬川を渡るところ。
浅草を出発してしばらくの間は晴れ間が見えていましたが、目的地に近づくと天候が怪しくなってきました。
春日部の次の停車駅は栃木。
一気に埼玉県から栃木県に入り、通過駅もこの区間が一番多かったかも。
栃木の次駅、宇都宮線との接続駅となる新栃木駅にある車両基地の横を通過。
渡良瀬川・利根川の支流となる思川を渡るところ。
栃木の次の停車駅となる新鹿沼に到着。
新鹿沼から先は山が近くなってきた感じ。
車窓もいわゆる「山あい区間」に。
下今市の手前、線路の隣の車庫に見えたのはSL大樹代役のディーゼル機関車でしょうか?
写真右手に見える車庫の建物には「東武鉄道 下今市機関区」の表記があるので、ここがSL大樹の本拠地の模様。
奥にはターンテーブルも見えます。
駅に到着する間際、そのターンテーブルを正面から見たところ。
下今市に到着。
駅名標もレトロなデザイン、というか昔のものを再現しています。
もうすぐ終点の東武日光ですが、やはり雲行きが怪しい…。
ということで終点の東武日光駅に到着。
浅草を7:50に出発して東武日光到着が9:40頃。
2時間弱(1時間50分位)の乗車時間でしたが、特急といえど長い。
さすが電車でDのバトル路線で最長距離だけのことはあります。
今回乗車した100系「スペーシア」の雄姿。
ふと気が付きましたが、スペーシア登場時のオリジナルカラーだったのですね。
※注:確認したところリバイバルカラーということらしい
こうして見ると東武のフラッグシップトレインたる風格を感じます。
車内にあった車両番号プレートですが、国鉄車両っぽい書体が何とも。
その横には1991年(平成3年)にブルーリボン賞を受賞した旨のプレートも。
ちなみに100系が登場したのが前年の1990年ですが、国内の有料特急用車両(新幹線・JR車を含む)で初めてVVVFインバータ制御を採用したのがこの100系だそう。
今となっては少数派のGTOサイリスタ素子によるVVVFインバータ制御車で、発車時に特有のノイズ音を堪能できました。
車体の側面には「クレヨンしんちゃんも30周年」のステッカーも。
今年が2023年なので30年前だと1993年(もしくは1994年)なので原作(漫画)ではなくアニメの放映が始まった年ということではないかと。
駅構内には後継車両となる「スペーシアX」デビューの案内も。
特急用ホーム(4番線)側から見た駅構内。
駅ホームが全体で三角形(もしくはYの字状)の形をしていて、中央に中庭があるという配置。
かなり広い感じを受けます。
改札側から見た駅構内。
中庭を挟んで普通列車用と特急列車用ホームとで分かれている構造。
向かって右側が普通列車用ホーム(1・2番線)、左側が特急列車用ホーム(4~6番線)となっています(3番線は欠番)。
こちらは普通列車用ホーム。
少し前に南栗橋行きの列車が発車したので、撮影時はがら空きの状態でした。
改札前の階段には「ようこそ徳川家康公ゆかりの地 日光へ」と書かれた横断幕も。
横断幕の左端には現在放送中のNHK大河ドラマ「どうする家康」のタイトルロゴも見受けられました。
改札を出て駅舎の2階へ向かう階段の途中にある案内板を見ると「祈禱室」なる部屋がある模様。
こちらが祈禱室。男女分かれて部屋が設けられています。
来た時は封鎖されている状態でしたが、恐らくは海外からの旅行客向けの施設なのかもしれません。
(逆に海外の駅だと一般的にあるものなのでしょうか?)
駅の外に出ると、大きな三角屋根が特徴的な東武日光駅の駅舎が。
(洋風の)山小屋をイメージしたデザインといったところでしょうか?
駅前広場にはかつて運行されていた日光軌道線の車両が展示されていました。
車両の足元には日光軌道線についての案内パネルが。
日光軌道線は国鉄(現JR)日光駅と馬返(いろは坂の入口付近)までを結んでいた路面電車規格の鉄道路線で、元来は貨物輸送用として開通したものの途中から旅客輸送も担うようになりました。
更に馬返から明知平までをケーブルカーで、明知平から展望台までロープウェイで結ばれ、かつてはここから明知平まで「鉄道」で移動できたということですね。
その日光軌道線ですがいろは坂(第一・第二いろは坂)の開通の影響で旅客数や貨物数が激減して1968(昭和43)年に廃止されてしまいました。
馬返からのケーブルカーも廃止されているので現在では末端のロープウェイのみ現存することになり、現在の公共交通機関での移動はバスのみとなっています。
尤も1968年というとかなり前(半世紀以上前)の話になりますが…。
冒頭がかなり長くなりましたが、この後はいよいよ東照宮方面へ。
2023-08-19 09:12
今年のGWは伊豆旅行へ(2日目) [旅行]
2日目は修善寺まで鉄道で移動、そこからバスに乗って浄蓮の滝・河津七滝と伊豆の滝巡り。
帰りは天城山(旧天城トンネル)を一部徒歩で歩いて修善寺に戻り帰路に着く、という行程。
当初は河津辺りで宿を取り河津~河津七滝~天城山~浄蓮の滝~修善寺という行程を計画していましたが、河津(もしくは下田・伊東など伊豆東部)で宿が確保できず、その先の熱海・湯河原・小田原・三島・沼津でも☓、最終的に伊豆長岡(の温泉街)で宿が確保できたので、計画と逆ルートとなる行程になりました。
ということで伊豆長岡の温泉街から出発して伊豆長岡駅へ。
温泉街から伊豆長岡駅までは徒歩15分程度。
途中狩野川を渡ります。
天候は昨日に引き続き快晴。
伊豆長岡駅入口の交差点にて撮影。
道路の向こうに富士山が見えました。
伊豆長岡駅に到着。
駅舎の前に停まっているバスは…
ラブライブ!のラッピングバスでした。
なんでもラブライブ!の新作で伊豆箱根線が登場するということで、コラボ企画をしているそう。
ちなみに伊豆箱根線でも同ラッピングの車両を運行しています。
帰りの乗車でその車両とすれ違ったものの撮影できるタイミングがなかったのでこれはまたの機会に…。
それはともかく、伊豆箱根線(駿豆線)に乗車して終点の修善寺まで。
ちなみに伊豆箱根線車両のデフォルトカラーはこれ(3000系)。
伊豆箱根線(駿豆線)は日中10~20分間隔と地方ローカル線としては高頻度のダイヤですが、線路は単線です。
ただそのためか、ほとんどの途中駅に列車交換設備を設けています。
車窓からは直立した岩肌が見える山が見えました。
伊豆半島は海底火山が隆起して半島となったという地学的な経緯があるため、各所でこういった岩石地帯を見ることができます。
(後の浄蓮の滝・河津七滝でその辺りも紹介)
伊豆長岡と修善寺の中間、特急(踊り子)も停車する大仁駅。
大仁から修善寺まではカーブが連続する区間。
「この先カーブが続きます」のアナウンスも流れます。
修善寺の1つ手前の牧之郷(まきのごう)駅。
終点の修善寺駅に到着するところ。
駅の手前でもカーブしています。
ということで修善寺駅到着。
右側の車両は江ノ電っぽいカラーですが、何かコラボ企画があるのでしょうか?
→どうやらかつてあった軌道線の車両のカラーを再現したもののようです。
伊豆箱根線(駿豆線)の鉄道むすめは「修善寺まきの」という名前。
名前の由来は…説明するまでもないでしょう。
(修善寺と牧之郷駅)
ちなみに伊豆箱根線のもう一つの路線となる大雄山線でも新たに鉄道むすめが登場したようです。
併せてラブライブ!のパネルも。
更には別のアニメのコラボ企画もある模様。
→「美男高校地球防衛部HAPPY KISS!」というアニメらしい。
修善寺からはバスでの移動となりますが、一気に河津七滝まで行くか浄蓮の滝から行くかのどちらかを検討しましたが、バスの時刻表を確認したところ次の河津七滝まで行くバスの発車時刻が1時間以上後になることが判明。
浄蓮の滝であれば同停留所を経由するバスがすぐの発車であったため、即座にそのバスに乗車。
浄蓮の滝を目指します。
帰りは天城山(旧天城トンネル)を一部徒歩で歩いて修善寺に戻り帰路に着く、という行程。
当初は河津辺りで宿を取り河津~河津七滝~天城山~浄蓮の滝~修善寺という行程を計画していましたが、河津(もしくは下田・伊東など伊豆東部)で宿が確保できず、その先の熱海・湯河原・小田原・三島・沼津でも☓、最終的に伊豆長岡(の温泉街)で宿が確保できたので、計画と逆ルートとなる行程になりました。
ということで伊豆長岡の温泉街から出発して伊豆長岡駅へ。
温泉街から伊豆長岡駅までは徒歩15分程度。
途中狩野川を渡ります。
天候は昨日に引き続き快晴。
伊豆長岡駅入口の交差点にて撮影。
道路の向こうに富士山が見えました。
伊豆長岡駅に到着。
駅舎の前に停まっているバスは…
ラブライブ!のラッピングバスでした。
なんでもラブライブ!の新作で伊豆箱根線が登場するということで、コラボ企画をしているそう。
ちなみに伊豆箱根線でも同ラッピングの車両を運行しています。
帰りの乗車でその車両とすれ違ったものの撮影できるタイミングがなかったのでこれはまたの機会に…。
それはともかく、伊豆箱根線(駿豆線)に乗車して終点の修善寺まで。
ちなみに伊豆箱根線車両のデフォルトカラーはこれ(3000系)。
伊豆箱根線(駿豆線)は日中10~20分間隔と地方ローカル線としては高頻度のダイヤですが、線路は単線です。
ただそのためか、ほとんどの途中駅に列車交換設備を設けています。
車窓からは直立した岩肌が見える山が見えました。
伊豆半島は海底火山が隆起して半島となったという地学的な経緯があるため、各所でこういった岩石地帯を見ることができます。
(後の浄蓮の滝・河津七滝でその辺りも紹介)
伊豆長岡と修善寺の中間、特急(踊り子)も停車する大仁駅。
大仁から修善寺まではカーブが連続する区間。
「この先カーブが続きます」のアナウンスも流れます。
修善寺の1つ手前の牧之郷(まきのごう)駅。
終点の修善寺駅に到着するところ。
駅の手前でもカーブしています。
ということで修善寺駅到着。
右側の車両は江ノ電っぽいカラーですが、何かコラボ企画があるのでしょうか?
→どうやらかつてあった軌道線の車両のカラーを再現したもののようです。
伊豆箱根線(駿豆線)の鉄道むすめは「修善寺まきの」という名前。
名前の由来は…説明するまでもないでしょう。
(修善寺と牧之郷駅)
ちなみに伊豆箱根線のもう一つの路線となる大雄山線でも新たに鉄道むすめが登場したようです。
併せてラブライブ!のパネルも。
更には別のアニメのコラボ企画もある模様。
→「美男高校地球防衛部HAPPY KISS!」というアニメらしい。
修善寺からはバスでの移動となりますが、一気に河津七滝まで行くか浄蓮の滝から行くかのどちらかを検討しましたが、バスの時刻表を確認したところ次の河津七滝まで行くバスの発車時刻が1時間以上後になることが判明。
浄蓮の滝であれば同停留所を経由するバスがすぐの発車であったため、即座にそのバスに乗車。
浄蓮の滝を目指します。
2019-05-18 18:54
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今年のGWは伊豆旅行へ(1日目) [旅行]
今年のGWは新天皇の即位・新元号(令和)に変わるということで最大10連休となったことから、例年のような日帰り小旅行ではなく1泊2日の行程で伊豆旅行に行ってみました。
注:従来と同様移動は鉄道がメインで鉄道ネタも多分に含まれますが、今回は目的地移動での乗車(フリーきっぷなどを利用して路線を周回するような乗車ではない)のため、記事のカテゴリーは「鉄道旅行」ではなく「旅行」とします。
初日は横浜から特急踊り子号に乗って一気に下田まで行き、下田周辺の観光をするという行程。
まずは横浜駅まで行き、乗車予定の特急踊り子号101号(7:57発)の到着を待ちます。
きっぷは事前に購入。
今回は特急指定席でしかもグリーン車!です。
なぜ割高な特急のグリーン車なのか?というと、踊り子号に使用されているグリーン車車両に乗りたかったからです。
ちなみに今回のきっぷはJR東の株主優待券を使用して購入しました(2割引き)。
目的の電車が到着。
車両は…近々世代交代が噂されている185系。
きっぷを購入していたみどりの窓口の受付さんは「いっぱごちゃん」と呼んでいました。
185→イッパーゴー→いっぱご、ということですが、可愛いですね。
そしてグリーン車に乗ります(今回は4号車)。
車両の形式はサロ185-6。
製造番号は6ということで、かなり若い番号です。
(ネットで確認したところ、現存する185系の編成中2番目に古い編成らしい)
※この写真は終点の伊豆急下田駅到着後に撮影
ということで横浜駅を出発。
グリーン車の車内。
横浜出発時の時点でかなり空席がある感じ。
途中駅で多少乗客が増えましたが、それでも空席が目立つ(乗車率30%位?)状態でした。
シートは結構古めですが、グリーン車だけあってさすがにシートピッチは広いです。
フットレストがあるのも〇。
そして普通シートの背面にある収納式テーブルやカップホルダーが無いことに気づきましたが…
なんとアームレスト収納式でした!
昨今の電車の座席ではシートの背面にあるのが標準なので違和感ありまくりですが、どうやらこれは国鉄時代のグリーン車(主に特急・急行用)ではこの方式をとっているようです。
(ちなみに185系でもグリーン車の車種によってはシートの背面収納式のものもある模様)
しかし使い勝手的に良いとはいえないので、やっぱり窓際に置いてしまうのでした…。
あ、窓のサッシ周りがゴールドなのもポイント高いです。
客室ドアの妻面も茶色系のシックなデザイン。
国鉄書体の車番標や号車表示・グリーン車指定席の表示も登場時のままと思われます。
そしてドア上の絵にも注目。
これも特急グリーン車、というよりサロ185形ならではの仕様らしい。
一旦席を離れてデッキ周りを観察。
登場時とほぼ変わらず、全域禁煙になって久しいにもかかわらずくずもの入れの「たばこのすいがらは入れないでください」の注意書きもそのままです。
洗面台や便所(のドア)もほぼ当時のまま。
特急車としては広めのドアなのも185系の特徴。
これは開発時に間合いで普通列車での利用も考慮しての仕様なのですが、その後183系などの国鉄形特急車両が早々に引退しながらも185系は特急踊り子や湘南ライナーなど様々な運用をこなし、その汎用性ゆえに令和となった今日まで生き永らえたのかと思います。
ちなみにこの場所はグリーン車のデッキなので、デッキ内に立ち乗りする場合でもグリーン券が必要になりますとの注意書きがあります。
デッキ内からちらっと普通車(3号車)の車内を覗くと、そこそこ席が埋まっている感じでした。
ちなみに3号車は指定席車。
つまりは現在乗車している踊り子号自体の需要が無い訳ではなく、グリーン車の乗車率だけが低いということですか。
さすがにこのアコモだと割高なグリーン料金を払って乗るには疑問でこの乗車率の低さも納得がいく…というのが正直な意見です。
(これが湘南ライナーだと事情は変わってくるかもしれない)
逆に言うとGWの真っ只中でこの乗車率なので、混雑を避けるという意味では狙いなのかも…。
ここまでの内容を見ると年始に行った鉄道博物館の展示車両と変わりばえしない感じもしますが、こちらは現役の車両。
その証拠という訳ではないのですが、デッキ内で走行音を録音してみました。
MT54D主電動機独特の唸るモーター音をご拝聴あれ。
・185系走行音その1(発車時)
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
・185系走行音その2(走行中)
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
※MT54:国鉄時代の代表的な主電動機(モーター)
…と出だしは博物館見学のような車両解説になってしまいましたが、そろそろ本題に移ります。
注:従来と同様移動は鉄道がメインで鉄道ネタも多分に含まれますが、今回は目的地移動での乗車(フリーきっぷなどを利用して路線を周回するような乗車ではない)のため、記事のカテゴリーは「鉄道旅行」ではなく「旅行」とします。
初日は横浜から特急踊り子号に乗って一気に下田まで行き、下田周辺の観光をするという行程。
まずは横浜駅まで行き、乗車予定の特急踊り子号101号(7:57発)の到着を待ちます。
きっぷは事前に購入。
今回は特急指定席でしかもグリーン車!です。
なぜ割高な特急のグリーン車なのか?というと、踊り子号に使用されているグリーン車車両に乗りたかったからです。
ちなみに今回のきっぷはJR東の株主優待券を使用して購入しました(2割引き)。
目的の電車が到着。
車両は…近々世代交代が噂されている185系。
きっぷを購入していたみどりの窓口の受付さんは「いっぱごちゃん」と呼んでいました。
185→イッパーゴー→いっぱご、ということですが、可愛いですね。
そしてグリーン車に乗ります(今回は4号車)。
車両の形式はサロ185-6。
製造番号は6ということで、かなり若い番号です。
(ネットで確認したところ、現存する185系の編成中2番目に古い編成らしい)
※この写真は終点の伊豆急下田駅到着後に撮影
ということで横浜駅を出発。
グリーン車の車内。
横浜出発時の時点でかなり空席がある感じ。
途中駅で多少乗客が増えましたが、それでも空席が目立つ(乗車率30%位?)状態でした。
シートは結構古めですが、グリーン車だけあってさすがにシートピッチは広いです。
フットレストがあるのも〇。
そして普通シートの背面にある収納式テーブルやカップホルダーが無いことに気づきましたが…
なんとアームレスト収納式でした!
昨今の電車の座席ではシートの背面にあるのが標準なので違和感ありまくりですが、どうやらこれは国鉄時代のグリーン車(主に特急・急行用)ではこの方式をとっているようです。
(ちなみに185系でもグリーン車の車種によってはシートの背面収納式のものもある模様)
しかし使い勝手的に良いとはいえないので、やっぱり窓際に置いてしまうのでした…。
あ、窓のサッシ周りがゴールドなのもポイント高いです。
客室ドアの妻面も茶色系のシックなデザイン。
国鉄書体の車番標や号車表示・グリーン車指定席の表示も登場時のままと思われます。
そしてドア上の絵にも注目。
これも特急グリーン車、というよりサロ185形ならではの仕様らしい。
一旦席を離れてデッキ周りを観察。
登場時とほぼ変わらず、全域禁煙になって久しいにもかかわらずくずもの入れの「たばこのすいがらは入れないでください」の注意書きもそのままです。
洗面台や便所(のドア)もほぼ当時のまま。
特急車としては広めのドアなのも185系の特徴。
これは開発時に間合いで普通列車での利用も考慮しての仕様なのですが、その後183系などの国鉄形特急車両が早々に引退しながらも185系は特急踊り子や湘南ライナーなど様々な運用をこなし、その汎用性ゆえに令和となった今日まで生き永らえたのかと思います。
ちなみにこの場所はグリーン車のデッキなので、デッキ内に立ち乗りする場合でもグリーン券が必要になりますとの注意書きがあります。
デッキ内からちらっと普通車(3号車)の車内を覗くと、そこそこ席が埋まっている感じでした。
ちなみに3号車は指定席車。
つまりは現在乗車している踊り子号自体の需要が無い訳ではなく、グリーン車の乗車率だけが低いということですか。
さすがにこのアコモだと割高なグリーン料金を払って乗るには疑問でこの乗車率の低さも納得がいく…というのが正直な意見です。
(これが湘南ライナーだと事情は変わってくるかもしれない)
逆に言うとGWの真っ只中でこの乗車率なので、混雑を避けるという意味では狙いなのかも…。
ここまでの内容を見ると年始に行った鉄道博物館の展示車両と変わりばえしない感じもしますが、こちらは現役の車両。
その証拠という訳ではないのですが、デッキ内で走行音を録音してみました。
MT54D主電動機独特の唸るモーター音をご拝聴あれ。
・185系走行音その1(発車時)
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
・185系走行音その2(走行中)
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
※MT54:国鉄時代の代表的な主電動機(モーター)
…と出だしは博物館見学のような車両解説になってしまいましたが、そろそろ本題に移ります。
2019-05-04 11:53
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Sトレインで三峰山へ日帰り旅行 [旅行]
8月11日(山の日)はプチ旅行ということで日帰りで三峰山へ行ってみました。
例年のこの期間(盆休み)は泊まりで乗り鉄旅行に行くのですが、今年は大規模なイベントがあった(15年ぶりに吹奏楽の演奏会に出演した)ことと仕事が多忙だったため、日帰り旅行に留めました。
三峰山はGW旅行の候補地だったのですが、常総エリアの乗り鉄旅行を優先したため今回この機会に行ってみることにしました。
現地までの行程なのですが、まずはタイトルにもある通り今年の3月25日から運行を開始した座席指定列車である「Sトレイン」に乗車して一気に西武秩父まで行きます。
西武秩父へ行く速達列車と言えば古くから「特急レッドアロー号」がありますが、今回登場したSトレインは何といっても東横線(みなとみらい線)から乗り換えなしで西武秩父ないしは飯能まで行けてしまうというのが最大の利点です。
自宅の最寄り駅にはSトレインは停車しないため、直近の停車駅となる自由が丘から乗車。
発車時刻の20分前位に自由が丘に着きましたが、その間5本位先行電車を見送ることに。
ローカル線乗り鉄旅行をやっていると余裕を見て発車時刻の20分前位に着くようにしていますが、さすがに今回は早すぎたか。
今回乗車する「Sトレイン1号」は自由が丘駅を7:27発。
東急線内なのに行先が西武秩父なのが何とも違和感ありありです…。
前述の通りSトレインは全席指定の列車なので、運賃の他に列車指定券の購入が必要。
ということで事前に購入しました。
ちなみに自由が丘~西武秩父の指定券料金は大人1.060円。
(運賃は最寄り駅から西武秩父まで1.260円だったか)
車両は間合いで普通列車に運用されることもあるため4ドアですが、Sトレイン運用時は1か所のドアしか開かないため、乗車位置も決まっています。
とうことで列車が到着。
車両は西武線の40000系という新車。
見かけは(他の)通勤型車両と代り映えはないですが…。
車内はクロスシート。
90度回転させてロングシートにもなる仕様のためリクライニングではありませんが、シートピッチは広く乗り心地は上々。
何より普段通勤等で乗車している路線内をクロスシートで移動するというのは何ともいえない新感覚でした。
ちなみに車端部はロングシートですが、Sトレイン運用時はここも指定席なので肘掛けと背もたれのシートが設けられているのが一般車との違いです。
平日の通勤ライナー的な運用(豊洲~所沢間)では席が埋まると思われますが、当日は土休日の観光列車的運用ということもありさすがにロングシート部は空席のままでした。
東急線から地下鉄を経由して西武線へ。
練馬から先の複々線区間を快走中。
入間市付近、自衛隊の基地内を通過。
飯能(はんのう)駅で方向転換。列車進行方向が逆になります。
これはレッドアロー号などの秩父線に直通する他の列車でも同様です。
秩父線に入ると風景は一気に山あいに。ローカル線の雰囲気になります。
終点の西武秩父駅に到着。
自宅最寄り駅からの所要時間は約2時間といったところなので、確かに早いかもしれません。
ただ自由が丘の発車時刻がやや遅めなので、もっと早く到着したい場合は池袋乗り換えでレッドアロー号を利用するのが手かもしれません。
駅標の文字も和風で、観光地を意識してリニューアルされた感じです。
向かい側のホームにはレッドアロー号が停車。
レッドアロー号は子供の頃一度だけ乗ったことがあるのですが、今度秩父方面に来る機会があれば乗車してみるとします(Sトレインとの比較という意味も含めて)。
西武秩父駅の駅舎もリニューアルされた感じ。
実のところ西武秩父駅から三峰神社行きの直行バスが出ていますが、三峰口までは鉄道で移動したいので敢えてバスには乗らずに徒歩2分程度先にある秩父鉄道の御花畑(おはなばたけ)駅に向かいます。
御花畑駅は西武秩父駅とは対照的にローカル線の雰囲気。
何となく昭和の香りが漂います。
秩父鉄道にも鉄道むすめが。名前は「桜沢みなの」だそう。
到着した三峰口行きの電車は急行。
秩父鉄道の場合急行列車は有料で、別途急行券が必要となります。
(御花畑~三峰口間の場合200円)
急行列車の車両は元西武線。
3ドア車の中央のドアを座席にして2ドア車に改造、車内もクロスシート仕様です。
ちなみに先代の急行列車は元国鉄の165系でした。
秩父鉄道の駅標は何とも味わい深い雰囲気です(武州日野駅)。
対向列車とすれ違いましたが、こちらは元東急線の車両。
大井町線等で活躍した8090系。
終点の三峰口駅に到着。
駅構内は広く留置線もあり、4~5編成の車両が停車中でした。
元都営三田線の車両も活躍中(帰りに乗車することになります)。
駅舎はレトロな感じ(コカコーラの看板も含めて)。
この後はバスで三峰神社に向かうことになるのですが…。
例年のこの期間(盆休み)は泊まりで乗り鉄旅行に行くのですが、今年は大規模なイベントがあった(15年ぶりに吹奏楽の演奏会に出演した)ことと仕事が多忙だったため、日帰り旅行に留めました。
三峰山はGW旅行の候補地だったのですが、常総エリアの乗り鉄旅行を優先したため今回この機会に行ってみることにしました。
現地までの行程なのですが、まずはタイトルにもある通り今年の3月25日から運行を開始した座席指定列車である「Sトレイン」に乗車して一気に西武秩父まで行きます。
西武秩父へ行く速達列車と言えば古くから「特急レッドアロー号」がありますが、今回登場したSトレインは何といっても東横線(みなとみらい線)から乗り換えなしで西武秩父ないしは飯能まで行けてしまうというのが最大の利点です。
自宅の最寄り駅にはSトレインは停車しないため、直近の停車駅となる自由が丘から乗車。
発車時刻の20分前位に自由が丘に着きましたが、その間5本位先行電車を見送ることに。
ローカル線乗り鉄旅行をやっていると余裕を見て発車時刻の20分前位に着くようにしていますが、さすがに今回は早すぎたか。
今回乗車する「Sトレイン1号」は自由が丘駅を7:27発。
東急線内なのに行先が西武秩父なのが何とも違和感ありありです…。
前述の通りSトレインは全席指定の列車なので、運賃の他に列車指定券の購入が必要。
ということで事前に購入しました。
ちなみに自由が丘~西武秩父の指定券料金は大人1.060円。
(運賃は最寄り駅から西武秩父まで1.260円だったか)
車両は間合いで普通列車に運用されることもあるため4ドアですが、Sトレイン運用時は1か所のドアしか開かないため、乗車位置も決まっています。
とうことで列車が到着。
車両は西武線の40000系という新車。
見かけは(他の)通勤型車両と代り映えはないですが…。
車内はクロスシート。
90度回転させてロングシートにもなる仕様のためリクライニングではありませんが、シートピッチは広く乗り心地は上々。
何より普段通勤等で乗車している路線内をクロスシートで移動するというのは何ともいえない新感覚でした。
ちなみに車端部はロングシートですが、Sトレイン運用時はここも指定席なので肘掛けと背もたれのシートが設けられているのが一般車との違いです。
平日の通勤ライナー的な運用(豊洲~所沢間)では席が埋まると思われますが、当日は土休日の観光列車的運用ということもありさすがにロングシート部は空席のままでした。
東急線から地下鉄を経由して西武線へ。
練馬から先の複々線区間を快走中。
入間市付近、自衛隊の基地内を通過。
飯能(はんのう)駅で方向転換。列車進行方向が逆になります。
これはレッドアロー号などの秩父線に直通する他の列車でも同様です。
秩父線に入ると風景は一気に山あいに。ローカル線の雰囲気になります。
終点の西武秩父駅に到着。
自宅最寄り駅からの所要時間は約2時間といったところなので、確かに早いかもしれません。
ただ自由が丘の発車時刻がやや遅めなので、もっと早く到着したい場合は池袋乗り換えでレッドアロー号を利用するのが手かもしれません。
駅標の文字も和風で、観光地を意識してリニューアルされた感じです。
向かい側のホームにはレッドアロー号が停車。
レッドアロー号は子供の頃一度だけ乗ったことがあるのですが、今度秩父方面に来る機会があれば乗車してみるとします(Sトレインとの比較という意味も含めて)。
西武秩父駅の駅舎もリニューアルされた感じ。
実のところ西武秩父駅から三峰神社行きの直行バスが出ていますが、三峰口までは鉄道で移動したいので敢えてバスには乗らずに徒歩2分程度先にある秩父鉄道の御花畑(おはなばたけ)駅に向かいます。
御花畑駅は西武秩父駅とは対照的にローカル線の雰囲気。
何となく昭和の香りが漂います。
秩父鉄道にも鉄道むすめが。名前は「桜沢みなの」だそう。
到着した三峰口行きの電車は急行。
秩父鉄道の場合急行列車は有料で、別途急行券が必要となります。
(御花畑~三峰口間の場合200円)
急行列車の車両は元西武線。
3ドア車の中央のドアを座席にして2ドア車に改造、車内もクロスシート仕様です。
ちなみに先代の急行列車は元国鉄の165系でした。
秩父鉄道の駅標は何とも味わい深い雰囲気です(武州日野駅)。
対向列車とすれ違いましたが、こちらは元東急線の車両。
大井町線等で活躍した8090系。
終点の三峰口駅に到着。
駅構内は広く留置線もあり、4~5編成の車両が停車中でした。
元都営三田線の車両も活躍中(帰りに乗車することになります)。
駅舎はレトロな感じ(コカコーラの看板も含めて)。
この後はバスで三峰神社に向かうことになるのですが…。
2017-08-13 11:22
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年初めの乗り鉄2017~東海・飛騨・北陸地区路線の乗りつぶし(2日目) [旅行]
2日目は岐阜から高山本線に乗り高山方面へと北上するという行程。
最初にちょっと寄り道があるのと、途中の下呂と飛騨古川で観光もあります。
ということで、まずは出発地の大垣駅。
早朝なので人影もまばらですが…。
大垣駅は新幹線との接続はありませんが、東海道本線の列車の運行系統が分かれる(普通列車で米原方面へ向かう場合は殆ど大垣で乗り換えることになる)ことや、私鉄線の接続駅でもあるので交通の要所と言えます。
大垣駅はJR線の他に樽見鉄道(写真上)と養老鉄道(写真下)という2つの私鉄線の駅もありますが、今回はさすがに乗車する余裕がない(もちろん18きっぷの適用外)ので、またの機会ということに。
その代わりという訳ではないのですが、冒頭に「ちょっと寄り道」で乗車したのがこちらの路線。
東海道本線ですが大垣から2駅先の美濃赤坂までの、通称「赤坂支線」と呼ばれる路線。
前回の夏休み東方旅行にて東北本線の「利府支線」というのがありましたが、それと同じ感じです。
メインのホームの先に切り欠き状で短いホームが設けられているのが、何とも支線っぽいです。
こういう機会でないとなかなか乗車できない路線なので、この際乗車してみます。
美濃赤坂行きの列車が到着。
折りしも通勤時間帯で到着した列車は岐阜方面へ向かう通勤客で満員でしたが、折り返しの美濃赤坂行きはがらがらでした(当然といえば当然ですが)。
大垣~美濃赤坂の区間運転なので、列車は2両編成。
大垣を発車して最初は本線を走行します。
右奥に見える雪を被った山は伊吹山か?
ここが赤坂支線との分岐地点(南荒尾信号場)。
乗車中の美濃赤坂行き列車は一旦上り線の線路に入り、更に右方向に分かれる単線へと進行します。
(手前のポイントを右に、奥右側のポイントを右にという進行方向)
ちなみにこの場所ですが、赤坂支線の他に本線下り(米原方面)の迂回路線も分岐しています。
手前のポイントを直進、奥左側のポイントも直進すると迂回路線です。
迂回路線は次の垂水駅は通らないため、下り特急列車と貨物列車専用の路線で普通列車に乗車する限りはこの路線は通りません。
今回の赤坂支線乗車で東海道本線の全区間を走破することになるのですが、厳密にはこの迂回路線を通らないと全区間走破にはならないようです。
(大昔にブルートレインに乗った時ので、その時通ったかもしれない)
赤坂支線唯一の途中駅である荒尾駅。
美濃赤坂行きに乗車する客は皆無でしたが折り返しの大垣行きでは結構乗車してきたので、通勤時間帯は利用客が多いようです。
終点の美濃赤坂までは単線。
完全にローカル線の様相で、さすがに東海道本線とは思えないです。
そんな感じで終点の美濃赤坂に到着。
乗車時間は6分程度。
乗車した電車は折り返しの大垣行きとなり、程なく発車。
さすがにすぐにとんぼ帰りするのは味気ないので1本後の電車に乗ることにして、待ち時間の間駅周辺を散策するとします。
最初にちょっと寄り道があるのと、途中の下呂と飛騨古川で観光もあります。
ということで、まずは出発地の大垣駅。
早朝なので人影もまばらですが…。
大垣駅は新幹線との接続はありませんが、東海道本線の列車の運行系統が分かれる(普通列車で米原方面へ向かう場合は殆ど大垣で乗り換えることになる)ことや、私鉄線の接続駅でもあるので交通の要所と言えます。
大垣駅はJR線の他に樽見鉄道(写真上)と養老鉄道(写真下)という2つの私鉄線の駅もありますが、今回はさすがに乗車する余裕がない(もちろん18きっぷの適用外)ので、またの機会ということに。
その代わりという訳ではないのですが、冒頭に「ちょっと寄り道」で乗車したのがこちらの路線。
東海道本線ですが大垣から2駅先の美濃赤坂までの、通称「赤坂支線」と呼ばれる路線。
前回の夏休み東方旅行にて東北本線の「利府支線」というのがありましたが、それと同じ感じです。
メインのホームの先に切り欠き状で短いホームが設けられているのが、何とも支線っぽいです。
こういう機会でないとなかなか乗車できない路線なので、この際乗車してみます。
美濃赤坂行きの列車が到着。
折りしも通勤時間帯で到着した列車は岐阜方面へ向かう通勤客で満員でしたが、折り返しの美濃赤坂行きはがらがらでした(当然といえば当然ですが)。
大垣~美濃赤坂の区間運転なので、列車は2両編成。
大垣を発車して最初は本線を走行します。
右奥に見える雪を被った山は伊吹山か?
ここが赤坂支線との分岐地点(南荒尾信号場)。
乗車中の美濃赤坂行き列車は一旦上り線の線路に入り、更に右方向に分かれる単線へと進行します。
(手前のポイントを右に、奥右側のポイントを右にという進行方向)
ちなみにこの場所ですが、赤坂支線の他に本線下り(米原方面)の迂回路線も分岐しています。
手前のポイントを直進、奥左側のポイントも直進すると迂回路線です。
迂回路線は次の垂水駅は通らないため、下り特急列車と貨物列車専用の路線で普通列車に乗車する限りはこの路線は通りません。
今回の赤坂支線乗車で東海道本線の全区間を走破することになるのですが、厳密にはこの迂回路線を通らないと全区間走破にはならないようです。
(大昔にブルートレインに乗った時ので、その時通ったかもしれない)
赤坂支線唯一の途中駅である荒尾駅。
美濃赤坂行きに乗車する客は皆無でしたが折り返しの大垣行きでは結構乗車してきたので、通勤時間帯は利用客が多いようです。
終点の美濃赤坂までは単線。
完全にローカル線の様相で、さすがに東海道本線とは思えないです。
そんな感じで終点の美濃赤坂に到着。
乗車時間は6分程度。
乗車した電車は折り返しの大垣行きとなり、程なく発車。
さすがにすぐにとんぼ帰りするのは味気ないので1本後の電車に乗ることにして、待ち時間の間駅周辺を散策するとします。
2017-01-21 10:01
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春の乗り鉄旅行・新潟編(2日目) [旅行]
2日目は新潟を出発して弥彦山へ行き神社のお参りとロープウェイで山頂に行って散策。
下山してそのまま首都圏に戻るという行程です。
ということでまずは宿泊したホテルを出発して新潟駅へ。
新潟駅は目下在来線ホームの高架化工事の最中ですが、駅舎はまだ旧いまま。
今のところホームも新幹線以外は地上のままなので工事が完成するのはまだまだ先かと思いますが、完成の際には駅舎も建て替えられると思われるので風景はがらりと変わるのではないでしょうか?
新潟からは越後線で吉田駅まで乗車しますが、発車時刻まで多少余裕があったので他の車両を撮影するとします。
北陸新幹線開通時に新設された、新潟と上越妙高(新井)を結ぶ特急しらゆき号。
車両は同じく新潟発の特急いなほと同型のE653系。
4両でグリーン車なしという短編成の特急列車です。
既存の特急型車両である485系はまだ一部の快速列車に使用されているようですが、定期の特急列車からは完全に撤退してしまったためか見かけることはありませんでした。
前日にも乗車した湘南色の115系。
新潟地区では朝夕のラッシュ時には見かけるものの、日中はこれから乗車するような新型の車両ばかりで運用されていました。
こちらがこれから乗車する車両ですが、昨年新潟地区のニュータイプとしてデビューしたE129系。
首都圏を走るE233系をベースとしてローカル仕様とした車両で、2両・3両・4両の編成の3タイプがあるようでそれらを組み合わせて柔軟に両数を調整できるようになっています。
ワンマン運転にも対応するので、確かに115系よりは使い勝手が良さそうです。
ということで新車特有の臭い(?)に包まれつつ、新潟駅を発車。
新潟駅を出てすぐに、信濃川を渡ります。
ほぼ河口付近ですが、奥にはビルが立ち並び一見すると首都圏みたいな風景ですね。
途中の内野駅で対向列車と行き違い。
越後線はそれほど本数は多くないものの朝夕ラッシュ時は通勤・通学客も多いのでこの時間帯は行き違いすることが多かったです。
周囲は田園地帯になり、これから登る弥彦山が見えてきました。
吉田の少し手前、一文字の巻(まき)駅。
新潟から1時間弱で吉田駅に到着。
ここで弥彦線に乗り換えて終点の弥彦駅に向かいます。
吉田駅は越後線と弥彦線とが交差している(共に途中駅)ため、隣駅の行き先が4箇所ということでX型の駅表記になっています。
但し越後線・弥彦線とも吉田駅を境に運行系統が分かれていて、線内を通しで運行する列車は少ないようです。
X型の駅表記と言えば前日通過した新津駅もそうですね。
こちらは信越線が途中駅、磐越西線・羽越本線が始発駅となっています。
弥彦線・弥彦行きの電車はワンマン列車のE127系。
以前から新潟地区のローカル列車として活躍している車両ですが、多くが北陸新幹線開通と同時に発足した「えちごトキめき鉄道」用の車両として譲渡されたので、現在では少数派の模様。
一面田園地帯。
この時期はまだ田植え前ですが、夏場は緑一面で美しい風景かと思います。
終点の弥彦駅に到着。
吉田の2駅先なので、乗車時間は10分も満たなかったです。
駅周辺の桜が綺麗でした。
弥彦駅の駅舎は寺社風のデザイン。
彌彦神社にまつわるものかと思いますが、赤色を主体とした非常に映える色合いです。
駅を降りてからは弥彦公園を経て彌彦神社、更にはロープウェイで山頂へ。
下山してそのまま首都圏に戻るという行程です。
ということでまずは宿泊したホテルを出発して新潟駅へ。
新潟駅は目下在来線ホームの高架化工事の最中ですが、駅舎はまだ旧いまま。
今のところホームも新幹線以外は地上のままなので工事が完成するのはまだまだ先かと思いますが、完成の際には駅舎も建て替えられると思われるので風景はがらりと変わるのではないでしょうか?
新潟からは越後線で吉田駅まで乗車しますが、発車時刻まで多少余裕があったので他の車両を撮影するとします。
北陸新幹線開通時に新設された、新潟と上越妙高(新井)を結ぶ特急しらゆき号。
車両は同じく新潟発の特急いなほと同型のE653系。
4両でグリーン車なしという短編成の特急列車です。
既存の特急型車両である485系はまだ一部の快速列車に使用されているようですが、定期の特急列車からは完全に撤退してしまったためか見かけることはありませんでした。
前日にも乗車した湘南色の115系。
新潟地区では朝夕のラッシュ時には見かけるものの、日中はこれから乗車するような新型の車両ばかりで運用されていました。
こちらがこれから乗車する車両ですが、昨年新潟地区のニュータイプとしてデビューしたE129系。
首都圏を走るE233系をベースとしてローカル仕様とした車両で、2両・3両・4両の編成の3タイプがあるようでそれらを組み合わせて柔軟に両数を調整できるようになっています。
ワンマン運転にも対応するので、確かに115系よりは使い勝手が良さそうです。
ということで新車特有の臭い(?)に包まれつつ、新潟駅を発車。
新潟駅を出てすぐに、信濃川を渡ります。
ほぼ河口付近ですが、奥にはビルが立ち並び一見すると首都圏みたいな風景ですね。
途中の内野駅で対向列車と行き違い。
越後線はそれほど本数は多くないものの朝夕ラッシュ時は通勤・通学客も多いのでこの時間帯は行き違いすることが多かったです。
周囲は田園地帯になり、これから登る弥彦山が見えてきました。
吉田の少し手前、一文字の巻(まき)駅。
新潟から1時間弱で吉田駅に到着。
ここで弥彦線に乗り換えて終点の弥彦駅に向かいます。
吉田駅は越後線と弥彦線とが交差している(共に途中駅)ため、隣駅の行き先が4箇所ということでX型の駅表記になっています。
但し越後線・弥彦線とも吉田駅を境に運行系統が分かれていて、線内を通しで運行する列車は少ないようです。
X型の駅表記と言えば前日通過した新津駅もそうですね。
こちらは信越線が途中駅、磐越西線・羽越本線が始発駅となっています。
弥彦線・弥彦行きの電車はワンマン列車のE127系。
以前から新潟地区のローカル列車として活躍している車両ですが、多くが北陸新幹線開通と同時に発足した「えちごトキめき鉄道」用の車両として譲渡されたので、現在では少数派の模様。
一面田園地帯。
この時期はまだ田植え前ですが、夏場は緑一面で美しい風景かと思います。
終点の弥彦駅に到着。
吉田の2駅先なので、乗車時間は10分も満たなかったです。
駅周辺の桜が綺麗でした。
弥彦駅の駅舎は寺社風のデザイン。
彌彦神社にまつわるものかと思いますが、赤色を主体とした非常に映える色合いです。
駅を降りてからは弥彦公園を経て彌彦神社、更にはロープウェイで山頂へ。
2016-04-14 18:27
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青春18きっぷの旅Part3~紀勢編(6日目) [旅行]
6日目、いよいよ最終日。
和歌山城に行って和歌山電鉄に乗り名物駅長(猫)を見て、その後は寄り道もありますが在来線で大阪・京都を経由して名古屋まで辿り着き、最後は新幹線で戻るという行程です。
まずは宿泊先のホテルから、徒歩で和歌山城へ。
和歌山城は天守閣と本丸御殿の中心部は高台で、その周りの二の丸・西の丸などは平地となっています。
(天守閣は再建されましたが本丸・二の丸・西の丸は跡地のみ)
まずは天守閣の周辺をぐるっと回ってみます。
城の正門に当たる大手門と、門の前にかかる一の橋(城の北東に位置)。
大手門は1982年、一の橋は1983年に再建。
大手門を進んだ先にある「伏虎像(ふっこぞう)」。
城の南(南東)に位置する岡口門。
築城時はこちらが大手門でしたが、途中から裏門に変わったという経緯があります。
城の建造物では唯一旧藩時代のまま現存しています。
大手門・岡口門の他に現存する門が西に位置する「追廻門(おいまわしもん)」。
古めかしい感じもしますが残念ながら旧藩時代の遺構ではない模様。
和歌山城の門は他に不明門(南)・吹上門(北西)などがありますが、いずれも跡地のみで門は復元されていません。
坂(階段)を昇り、いよいよ天守閣へ。
和歌山城天守閣は国宝に指定されるも大戦末期の空襲で消失してしまい、戦後鉄筋コンクリート造にて復元されたものです。
(名古屋城とほぼ経緯が似ています)
天守閣については別途有料(410円)。
内部(城の二層・三層と廊下など)は展示スペースとなっており、武具・鎧や書物などが展示されています。
天守閣入り口の庭園。
周囲は回廊となっており、奥の櫓も含めて内部は通行できるようになっています。
(この部分も展示スペースになっている)
最上階は展望台も兼ねていて、和歌山市の周囲が見渡せます。
こちらは西側、和歌山港方面。
こちらは東側、和歌山駅方面。
天守閣を降りた後は城の南側、南の丸跡にある動物園へ。
(動物園は無料で見学できます)
ツキノワグマがいましたがお昼寝中。
ラッコもお昼寝。
当日は確かに暑かったですが、それにしても無防備な格好…。
奈良公園ではおなじみのシカさんもいらっしゃいました。
2頭のヤギ、表情が面白いです。
頭の飾りが立派な鳥(名前は忘れた…)。
動物園を一通り回り、最後は西の丸の一角にある西の丸庭園を見てみました。
(庭園内の茶室は有料ですが、庭園は無料で見学できます)
西の丸庭園は別名を紅葉渓(もみじだに)と言いますが、名前の通りモミジの木が多くあるので紅葉時は綺麗そうです。
といっても夏の風景も悪くないですが…。
平成18年に再建された御橋廊下。
二の丸と西の丸を行き来するために、徳川期にかけられた橋を復元したもの。
中が見えないように壁と屋根をつけた廊下橋ですが、斜めにかかる廊下橋は全国的にも珍しいそうです。
御橋廊下の内部。
土足厳禁ですが通行は可能です。
但し床が滑りやすいので通行には注意が必要です。
(自分も下り坂で足が滑った)
そういえば今回の旅行で唯一の庭園見学だったと思うので、その意味でも良かったと思います。
この後は和歌山市駅に戻り、乗り鉄を再開。
(といっても観光の要素を多分に含んだ乗り鉄なのですが…)
和歌山城に行って和歌山電鉄に乗り名物駅長(猫)を見て、その後は寄り道もありますが在来線で大阪・京都を経由して名古屋まで辿り着き、最後は新幹線で戻るという行程です。
まずは宿泊先のホテルから、徒歩で和歌山城へ。
和歌山城は天守閣と本丸御殿の中心部は高台で、その周りの二の丸・西の丸などは平地となっています。
(天守閣は再建されましたが本丸・二の丸・西の丸は跡地のみ)
まずは天守閣の周辺をぐるっと回ってみます。
城の正門に当たる大手門と、門の前にかかる一の橋(城の北東に位置)。
大手門は1982年、一の橋は1983年に再建。
大手門を進んだ先にある「伏虎像(ふっこぞう)」。
城の南(南東)に位置する岡口門。
築城時はこちらが大手門でしたが、途中から裏門に変わったという経緯があります。
城の建造物では唯一旧藩時代のまま現存しています。
大手門・岡口門の他に現存する門が西に位置する「追廻門(おいまわしもん)」。
古めかしい感じもしますが残念ながら旧藩時代の遺構ではない模様。
和歌山城の門は他に不明門(南)・吹上門(北西)などがありますが、いずれも跡地のみで門は復元されていません。
坂(階段)を昇り、いよいよ天守閣へ。
和歌山城天守閣は国宝に指定されるも大戦末期の空襲で消失してしまい、戦後鉄筋コンクリート造にて復元されたものです。
(名古屋城とほぼ経緯が似ています)
天守閣については別途有料(410円)。
内部(城の二層・三層と廊下など)は展示スペースとなっており、武具・鎧や書物などが展示されています。
天守閣入り口の庭園。
周囲は回廊となっており、奥の櫓も含めて内部は通行できるようになっています。
(この部分も展示スペースになっている)
最上階は展望台も兼ねていて、和歌山市の周囲が見渡せます。
こちらは西側、和歌山港方面。
こちらは東側、和歌山駅方面。
天守閣を降りた後は城の南側、南の丸跡にある動物園へ。
(動物園は無料で見学できます)
ツキノワグマがいましたがお昼寝中。
ラッコもお昼寝。
当日は確かに暑かったですが、それにしても無防備な格好…。
奈良公園ではおなじみのシカさんもいらっしゃいました。
2頭のヤギ、表情が面白いです。
頭の飾りが立派な鳥(名前は忘れた…)。
動物園を一通り回り、最後は西の丸の一角にある西の丸庭園を見てみました。
(庭園内の茶室は有料ですが、庭園は無料で見学できます)
西の丸庭園は別名を紅葉渓(もみじだに)と言いますが、名前の通りモミジの木が多くあるので紅葉時は綺麗そうです。
といっても夏の風景も悪くないですが…。
平成18年に再建された御橋廊下。
二の丸と西の丸を行き来するために、徳川期にかけられた橋を復元したもの。
中が見えないように壁と屋根をつけた廊下橋ですが、斜めにかかる廊下橋は全国的にも珍しいそうです。
御橋廊下の内部。
土足厳禁ですが通行は可能です。
但し床が滑りやすいので通行には注意が必要です。
(自分も下り坂で足が滑った)
そういえば今回の旅行で唯一の庭園見学だったと思うので、その意味でも良かったと思います。
この後は和歌山市駅に戻り、乗り鉄を再開。
(といっても観光の要素を多分に含んだ乗り鉄なのですが…)
2015-09-02 11:33
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青春18きっぷの旅Part3~紀勢編(4日目) [旅行]
4日目は熊野三山のうち本宮大社と速玉大社を回り、新宮市内を観光するという行程です。
まずは新宮駅へ。
尤も当日の最初の目的地が本宮大社なので、駅といっても鉄道に乗るわけではなく、バスでの移動になります。
(尚当日は鉄道の利用が新宮から熊野市のみのため、18きっぷは利用しませんでした)
新宮周辺は熊野交通というバス会社がメインですが、乗車したバスは奈良地区の奈良交通。
行き先は本宮大社から十津川を経て大和八木まで行くという遠路の便でした。
但し当日は国道の通行止めの関係で途中止まり。
尤も通行止めは本宮大社の先の道なので、影響はありませんでしたが。
市街地を抜けてからはしばらくの間熊野川沿いを走ります。
乗車したバスは本宮大社の手前で脇道に入り、湯の峰温泉などの温泉街(本宮温泉郷)を通りました。
(上の写真は湯の峰温泉)
当初はこの温泉街の宿に宿泊する計画でしたが、折りしも繁忙期のためどの宿も予約が満杯で今回は断念せざるを得ませんでした…。
新宮駅から1時間少々、ようやく本宮大社入り口に到着しました。
※参考:熊野本宮大社公式サイト
かなり山奥に来たので、参道もすがすがしい感じでした。
本宮大社の御本殿はさすがに立派な造りです。
左から結宮(第一・第二殿)・証誠殿(第三殿)・若宮(第四殿)と並び、その脇に満山社という小さなお宮もあります。
証誠殿(第三殿)から一・二・四の順が正しいお参りの順序ですが、自分は空いた順でお参りしました。
(最初は三からでしたが)
御本殿の裏手にも入り口がありますが、こちらはひっそりとした感じです。
裏側入り口の少し先にある「祓殿王子(はらいどおうじ)」。
本宮大社に向かう参道の所々に「王子社」と呼ばれる御子神が祀られている場所の一つで、本宮に一番近いのがこの祓殿王子になります。
99あると言われる王子社の一つである「発心門王子」から本宮大社までの約7kmの道が熊野古道の王道コースでありますが、いつかチャレンジできればと思います。
(発心門王子までのバスもあります)
ご朱印を受けて宝物殿での展示物を見た後、再び表の参道へ。
(宝物殿:300円)
下の休憩所でかき氷などを食べて一休み。
入り口に戻った後は本宮大社の旧社地である大斎原(おおゆのはら)へ。
上の写真は途中大斎原への参道を脇に入ったところにある「産田社(うぶたしゃ)」。
本宮大社の末社で、安産のご利益があるそうです。
大斎原への参道。
田んぼの先には日本一の大鳥居が。
(尤もこの鳥居は近年に建てられたものですが…)
「紀伊山地の霊場と参詣道」という名目でここ本宮大社と旧社地の大斎原も世界遺産の登録を受けています。
ここが旧社地の敷地となる大斎原。
明治時代の初頭までここに社殿がありましたが、大洪水に遭い現在の山側の敷地に社殿が移されました。
跡地の中心には石造りの小さな社が残っています。
2つの社には元々12社あった内の8社(中四社と下四社)と境内内にあった末社が祀られています。
ちなみに上四社が現在の本宮大社の御本殿に当たります。
脇の土手から見た熊野川。
水が殆んどない状態(奥が川になっている)ですが、川の増水時は全て水面になると思われます。
この後はバスで新宮まで戻り、速玉大社へ。
まずは新宮駅へ。
尤も当日の最初の目的地が本宮大社なので、駅といっても鉄道に乗るわけではなく、バスでの移動になります。
(尚当日は鉄道の利用が新宮から熊野市のみのため、18きっぷは利用しませんでした)
新宮周辺は熊野交通というバス会社がメインですが、乗車したバスは奈良地区の奈良交通。
行き先は本宮大社から十津川を経て大和八木まで行くという遠路の便でした。
但し当日は国道の通行止めの関係で途中止まり。
尤も通行止めは本宮大社の先の道なので、影響はありませんでしたが。
市街地を抜けてからはしばらくの間熊野川沿いを走ります。
乗車したバスは本宮大社の手前で脇道に入り、湯の峰温泉などの温泉街(本宮温泉郷)を通りました。
(上の写真は湯の峰温泉)
当初はこの温泉街の宿に宿泊する計画でしたが、折りしも繁忙期のためどの宿も予約が満杯で今回は断念せざるを得ませんでした…。
新宮駅から1時間少々、ようやく本宮大社入り口に到着しました。
※参考:熊野本宮大社公式サイト
かなり山奥に来たので、参道もすがすがしい感じでした。
本宮大社の御本殿はさすがに立派な造りです。
左から結宮(第一・第二殿)・証誠殿(第三殿)・若宮(第四殿)と並び、その脇に満山社という小さなお宮もあります。
証誠殿(第三殿)から一・二・四の順が正しいお参りの順序ですが、自分は空いた順でお参りしました。
(最初は三からでしたが)
御本殿の裏手にも入り口がありますが、こちらはひっそりとした感じです。
裏側入り口の少し先にある「祓殿王子(はらいどおうじ)」。
本宮大社に向かう参道の所々に「王子社」と呼ばれる御子神が祀られている場所の一つで、本宮に一番近いのがこの祓殿王子になります。
99あると言われる王子社の一つである「発心門王子」から本宮大社までの約7kmの道が熊野古道の王道コースでありますが、いつかチャレンジできればと思います。
(発心門王子までのバスもあります)
ご朱印を受けて宝物殿での展示物を見た後、再び表の参道へ。
(宝物殿:300円)
下の休憩所でかき氷などを食べて一休み。
入り口に戻った後は本宮大社の旧社地である大斎原(おおゆのはら)へ。
上の写真は途中大斎原への参道を脇に入ったところにある「産田社(うぶたしゃ)」。
本宮大社の末社で、安産のご利益があるそうです。
大斎原への参道。
田んぼの先には日本一の大鳥居が。
(尤もこの鳥居は近年に建てられたものですが…)
「紀伊山地の霊場と参詣道」という名目でここ本宮大社と旧社地の大斎原も世界遺産の登録を受けています。
ここが旧社地の敷地となる大斎原。
明治時代の初頭までここに社殿がありましたが、大洪水に遭い現在の山側の敷地に社殿が移されました。
跡地の中心には石造りの小さな社が残っています。
2つの社には元々12社あった内の8社(中四社と下四社)と境内内にあった末社が祀られています。
ちなみに上四社が現在の本宮大社の御本殿に当たります。
脇の土手から見た熊野川。
水が殆んどない状態(奥が川になっている)ですが、川の増水時は全て水面になると思われます。
この後はバスで新宮まで戻り、速玉大社へ。
2015-08-26 09:50
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青春18きっぷの旅Part3~紀勢編(2日目) [旅行]
2日目は伊勢神宮(外宮・内宮)を見て鳥羽まで到達し、引き返して乗りつぶしをしつつ最終的に松坂まで、という行程です。
基本的に伊勢神宮の観光がメインです。
ということで宿泊したホテルを出発して名古屋駅へ。
駅前で目にしたのは巨大なビル群。
駅ビルの巨大タワー(JRセントラルタワーズ)。
建て替え中(もうちょっとで完成か)の大名古屋ビルヂング。
ネーミングが素敵。
(電車で)名古屋駅に着いた時に真っ先に目に付いた、奇抜なデザインの建物。
どこのビルか確認したところモード学園の校舎だったので、納得。
東京(新宿)にある「コクーンタワー」も変なデザインだし。
今後更にJRの巨大駅ビルができるようです。
「JRゲートタワー」という名前だそう。
近年東京・大阪・京都駅など駅前の大規模再開発が盛んですが、名古屋も凄いことになっています。
あと名鉄デパートにある「ナナちゃん人形」ですが、今回はNARUTOの衣装でした。
劇場版公開に合わせてのものかと思います。
前置きはともかく、早速列車に乗車。
8:37名古屋発の「快速みえ1号」。
これで伊勢神宮の最寄り駅である伊勢市駅まで一気に行きます。
紀勢本線など非電化の路線に入るため、車両は気動車。
といってもキハ75形という、前日も乗車した豪華仕様の車両。
2両編成で、一部指定席となっています(1号車の前半分の座席)。
というか、平日ではあるものの折りしも18きっぷシーズンのためか、当然車内は満席。
立席の乗客もそれなりにいらっしゃいました。
自分はそれを予想して少し早めに待機していたので、辛うじて(自由席に)座ることができました。
4両、せめて3両に増やすべきではないのかと思ったのは自分だけではないでしょうか?
(多分土日は4両で運行していると思われます)
そんな感じで、定刻に名古屋を出発。
(もちろんここから18きっぷを行使)
木曽川を通過。
奥に見える鉄橋は多分近鉄線ではないかと。
奈良への旅行など、この区間は普段近鉄線に乗るので、逆の視点で見るのはあまりないです。
→後で地図で確認したところ、高速道路の鉄橋のようです。
(近鉄線の鉄橋は写真の手前だった)
鈴鹿サーキット前を通過。
最寄り駅は鈴鹿サーキット稲生駅。
この区間は第三セクターの伊勢鉄道線なので、18きっぷの適用外。
よって別途運賃がかかります。
(伊勢鉄道線の河原田~津 間、510円)
津から再びJR線(紀勢本線)へ。
鈴鹿の山々を遠くに見ながら快走。
快速みえは気動車ながらもかなりのスピードで走行。
「快速」の名に恥じない韋駄天ぶりです。
但し関西本線の一部区間(名古屋~桑名間)で不用意に単線区間があるため、列車の行き違いで多少の時間ロスがあるのがマイナス要因か。
3年前に乗車した時もそうでしたが、この区間だけはいい加減複線化した方が良いのでは?と思わずにいられません。
(地元からの要望もあるようですし)
そんなこんなで、10:17に伊勢市駅着。
(名古屋から1時間40分)
駅舎・駅前も伊勢神宮をイメージしたデザイン。
まずは駅から徒歩で伊勢神宮の「外宮」に向かいます。
(ちなみに外宮=げくう、と読む)
基本的に伊勢神宮の観光がメインです。
ということで宿泊したホテルを出発して名古屋駅へ。
駅前で目にしたのは巨大なビル群。
駅ビルの巨大タワー(JRセントラルタワーズ)。
建て替え中(もうちょっとで完成か)の大名古屋ビルヂング。
ネーミングが素敵。
(電車で)名古屋駅に着いた時に真っ先に目に付いた、奇抜なデザインの建物。
どこのビルか確認したところモード学園の校舎だったので、納得。
東京(新宿)にある「コクーンタワー」も変なデザインだし。
今後更にJRの巨大駅ビルができるようです。
「JRゲートタワー」という名前だそう。
近年東京・大阪・京都駅など駅前の大規模再開発が盛んですが、名古屋も凄いことになっています。
あと名鉄デパートにある「ナナちゃん人形」ですが、今回はNARUTOの衣装でした。
劇場版公開に合わせてのものかと思います。
前置きはともかく、早速列車に乗車。
8:37名古屋発の「快速みえ1号」。
これで伊勢神宮の最寄り駅である伊勢市駅まで一気に行きます。
紀勢本線など非電化の路線に入るため、車両は気動車。
といってもキハ75形という、前日も乗車した豪華仕様の車両。
2両編成で、一部指定席となっています(1号車の前半分の座席)。
というか、平日ではあるものの折りしも18きっぷシーズンのためか、当然車内は満席。
立席の乗客もそれなりにいらっしゃいました。
自分はそれを予想して少し早めに待機していたので、辛うじて(自由席に)座ることができました。
4両、せめて3両に増やすべきではないのかと思ったのは自分だけではないでしょうか?
(多分土日は4両で運行していると思われます)
そんな感じで、定刻に名古屋を出発。
(もちろんここから18きっぷを行使)
木曽川を通過。
奥に見える鉄橋は多分近鉄線ではないかと。
奈良への旅行など、この区間は普段近鉄線に乗るので、逆の視点で見るのはあまりないです。
→後で地図で確認したところ、高速道路の鉄橋のようです。
(近鉄線の鉄橋は写真の手前だった)
鈴鹿サーキット前を通過。
最寄り駅は鈴鹿サーキット稲生駅。
この区間は第三セクターの伊勢鉄道線なので、18きっぷの適用外。
よって別途運賃がかかります。
(伊勢鉄道線の河原田~津 間、510円)
津から再びJR線(紀勢本線)へ。
鈴鹿の山々を遠くに見ながら快走。
快速みえは気動車ながらもかなりのスピードで走行。
「快速」の名に恥じない韋駄天ぶりです。
但し関西本線の一部区間(名古屋~桑名間)で不用意に単線区間があるため、列車の行き違いで多少の時間ロスがあるのがマイナス要因か。
3年前に乗車した時もそうでしたが、この区間だけはいい加減複線化した方が良いのでは?と思わずにいられません。
(地元からの要望もあるようですし)
そんなこんなで、10:17に伊勢市駅着。
(名古屋から1時間40分)
駅舎・駅前も伊勢神宮をイメージしたデザイン。
まずは駅から徒歩で伊勢神宮の「外宮」に向かいます。
(ちなみに外宮=げくう、と読む)
2015-08-17 09:43
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今年のGWは水戸へ(後編) [旅行]
※前編から続く※
昼食を食べた後は弘道館へ。
水戸駅北口から坂を上る形で、徒歩10分位です。
弘道館は徳川斉昭公が開設した水戸藩の藩校で、学問・武芸の他医学部もあったりと今日の総合大学に相当する規模を持った施設でした。
戦災等により校舎などの主だった建物は失われ、本館となる正庁・至善堂(写真の建物)と正門などが創建当時の姿を残しています。
斉昭公が偕楽園創設の由来を記した「偕楽園記」に「一張一弛(いっちょういっし)」という言葉があり、厳しいだけではなく時には緩めて楽しませることも大切であるという意味です。
この思想により文武修行の場の弘道館、修行の余暇として心身を休める場の偕楽園と、それぞれ一対の施設として構想されたのでした。
※参考:弘道館ホームページ
弘道館は正庁・至善堂のみ有料(200円)で、弘道館公園として整備された周辺の施設については無料です。
正庁を別の角度(南側)から撮影。
手前の広場は対試場と言い、武術の試験などが行なわれた場所だそうです。
建物西側、本庁の奥にある至善堂。
徳川慶喜公が幼少期(七郎麿)にここで学び、大政奉還後の4ヶ月間謹慎生活を送った場所でもあります。
弘道館の敷地内にも梅の木など数々の種類の樹木があります。
上の写真の梅の木は「烈公梅」と言い、水戸の六名木の一つです。
(品種としての六名木なので、偕楽園でも烈公梅は見れます)
ちなみに烈公は徳川斉昭公のおくり名。
こちらは「江南所無」という名の梅の木。
やはり水戸の六名木の一つ。
左がサンシュユ(山茱萸)、右がサルスベリ(百日紅)。
共に中国原産の樹木ですが、孔子の思想(儒学)も教えられていたのでそのことと関連しているのではないかと思います。
正庁・至善堂の裏手にある孔子廟。
写真は前門である戟門で、創建当時の建造物(奥の孔子廟は復元)。
要石歌碑。
中央の石がそうですが、こちらも創建当時の遺構のようです。
こちらは鹿島神社。
弘道館の開設時に鹿島神宮から分祀された神社だとか。
鹿島神社の横にある八卦堂。
堂内には弘道館記碑が鎮座。
八卦堂の建物は復元ですが、中の弘道館記碑は創建当時の遺構(通常は非公開)。
「学生警鐘」という名の鐘つき堂。
授業の開始・終了などの合図などに使用されたと思われ、寺院にある鐘とは造りも違うそうです。
こちらも創建当時の遺構。
一通り周った後は再び水戸駅に戻り、次の目的地へと向かいます。
昼食を食べた後は弘道館へ。
水戸駅北口から坂を上る形で、徒歩10分位です。
弘道館は徳川斉昭公が開設した水戸藩の藩校で、学問・武芸の他医学部もあったりと今日の総合大学に相当する規模を持った施設でした。
戦災等により校舎などの主だった建物は失われ、本館となる正庁・至善堂(写真の建物)と正門などが創建当時の姿を残しています。
斉昭公が偕楽園創設の由来を記した「偕楽園記」に「一張一弛(いっちょういっし)」という言葉があり、厳しいだけではなく時には緩めて楽しませることも大切であるという意味です。
この思想により文武修行の場の弘道館、修行の余暇として心身を休める場の偕楽園と、それぞれ一対の施設として構想されたのでした。
※参考:弘道館ホームページ
弘道館は正庁・至善堂のみ有料(200円)で、弘道館公園として整備された周辺の施設については無料です。
正庁を別の角度(南側)から撮影。
手前の広場は対試場と言い、武術の試験などが行なわれた場所だそうです。
建物西側、本庁の奥にある至善堂。
徳川慶喜公が幼少期(七郎麿)にここで学び、大政奉還後の4ヶ月間謹慎生活を送った場所でもあります。
弘道館の敷地内にも梅の木など数々の種類の樹木があります。
上の写真の梅の木は「烈公梅」と言い、水戸の六名木の一つです。
(品種としての六名木なので、偕楽園でも烈公梅は見れます)
ちなみに烈公は徳川斉昭公のおくり名。
こちらは「江南所無」という名の梅の木。
やはり水戸の六名木の一つ。
左がサンシュユ(山茱萸)、右がサルスベリ(百日紅)。
共に中国原産の樹木ですが、孔子の思想(儒学)も教えられていたのでそのことと関連しているのではないかと思います。
正庁・至善堂の裏手にある孔子廟。
写真は前門である戟門で、創建当時の建造物(奥の孔子廟は復元)。
要石歌碑。
中央の石がそうですが、こちらも創建当時の遺構のようです。
こちらは鹿島神社。
弘道館の開設時に鹿島神宮から分祀された神社だとか。
鹿島神社の横にある八卦堂。
堂内には弘道館記碑が鎮座。
八卦堂の建物は復元ですが、中の弘道館記碑は創建当時の遺構(通常は非公開)。
「学生警鐘」という名の鐘つき堂。
授業の開始・終了などの合図などに使用されたと思われ、寺院にある鐘とは造りも違うそうです。
こちらも創建当時の遺構。
一通り周った後は再び水戸駅に戻り、次の目的地へと向かいます。
2015-05-07 17:52
コメント(4)