御岳山へ 初夏の山登り [アウトドア(釣り・登山・スキー等)]
先々週の土曜日(7/13)ですが、御岳山へ山登りに行ってきました。
※参考:御岳登山鉄道 御岳山ナビ
http://www.mitaketozan.co.jp/mitakenavi
高尾山ほど近場ではないものの都心からも比較的アクセスが良いため人気が高いスポットですが、私は子供の頃(多分中学生)以来行く機会がありませんでした。
今回の同行者は会社の元同僚であるS氏(男性)。
彼は写真家の勉強中で山の写真を撮るために東京近辺の山々に足を運ぶことが多いため、案内も兼ねて一緒に行くことになりました。
ということで、まずは新宿駅から奥多摩へ直通する「ホリデー快速おくたま号」に乗車。
前回塩船観音に行った帰りにもちょこっと乗車した列車ですが、今回は青梅より先の御岳駅までなのでがっつり乗車しました。
車両は旧型車(115系など)を期待したのですが、残念ながら中央線ではおなじみのE233系でした…。
新宿からおよそ1時間20分ほどで最寄のJR青梅線御岳駅に到着。
御岳神社を模した和風な駅舎です。
御岳駅からバスに乗り15分位で、ケーブルカー麓の滝本駅に到着。
御岳駅を降りた時にかなり混雑していたのでかなりの人手を覚悟したのですが、天候があまりよくなかったためか現地は比較的空いていました。
ちなみに手前に写っている方が同行者のS氏です。
ケーブルカーは増発便も出ていたためか、それほど待たずに乗車できました。
上りで乗車した車両は黄色の「日出号」。
高尾山のケーブルカーと造りは似ている感じです。
ちなみにパンタグラフは高尾山ケーブルと同様シングルアームタイプでした。
麓の滝本駅発車直後に撮影。
当然ながら急斜面を登るため、駅舎がすぐに小さくなりました。
中間の交換ポイントにて、相方の「青空号」と入れ違い。
約6分ほどで、頂上の御岳山駅に到着。
駅の横にある展望台から。
天気がよければ都心のスカイツリーも見えるらしいですが、当日はあいにく曇りだったので…。
今回のルートですが…
まずは御岳山駅からビジターセンターを経て武蔵御岳神社へ。
御岳神社から少し下って七代の滝、急坂を上って天狗岩、ロックガーデンを通過した後綾広の滝で折り返し、天狗の腰掛け杉を経て御岳神社に戻ってくるという順序です。
山登りというよりはハイキング的な感じのコースですね。
(といってもアップダウンは結構ありましたが)
ということで早速御岳山駅を出発。
最初はハイキング的なのりで、しばらくは平坦な道が続きます。
途中農家風の茅葺屋根の家もありましたが、屋根がちょっと残念な感じに。
御岳神社参道の手前は急な坂。
奥に見える大木は神代欅(後でまた紹介)。
参道を抜けると御岳神社の入り口。
正面の階段を上ると神社本殿、左手の脇道はこの後向かうロックガーデン・滝に通じています。
階段の頂上が神社本殿。
お参りをして神社定番のおみくじを引いたのですが、御岳神社の場合「永吉」「小永吉」など珍しい運勢が含めれていました。
ちなみに自分の運勢は「中吉」だったかな?
ちょっと疲れたので一休みしてからロックガーデン方面へと向かいます。
ロックガーデン方面へと向かうルートはいくつかありますが、まずは「七代の滝」を目指します。
杉並木の中を通る細道は長い下り坂。
神社から約20分程で七代の滝に到着。
滝の水しぶきがとても心地よかったです。
一休みした後は天狗岩へ。
今度は一転して急な上り坂…というか階段が続きます(!)。
といっても距離はそれほどなく、滝から10分足らずで天狗岩に到着。
岩にはロープ(チェーン)がかかっているのでこれを利用して上まで上ることができるので、ちょっとしたロッククライミングが楽しめます。
とはいっても当日は小雨も降る天候だったので滑りやすく、注意が必要でした。
慎重に上って岩の上に。
木の根っこが凄いことになっていますが、これも足場代わりに利用できます。
天狗岩ということもあって、岩の上には天狗像が祀られていました。
この後はいよいよロックガーデンへ。
道は緩やかな上り坂、渓流に沿って進みます。
苔に覆われた岩が何とも…。
何御岳山のロックガーデンは別名「東京の奥入瀬」と言われていますが、なるほど確かにいい雰囲気です。
ロックガーデンの休憩所の先は谷状に岩に囲まれた地形に。
斜めに延びた木がダイナミックな感じ。
今回のコースの最奥に位置する「綾広の滝」。
ここで水行をされる方もいるようですね。
この先を更に進むと大岳山方面へと進みますが、さすがに今回は行けないので引き返し、元の御岳神社方面へと戻ります。
道は比較的平坦なので、疲れることなく気持ちよく歩けました。
途中で撮影。奥の山は日の出山?
同行者のS氏によるとこういった木に大量の蔓が絡まっているのは御岳山だけで他の山では見られないとのこと。
S氏はこの蔓を写真に撮って作品にしているそうです。
ちなみに自分は蔦よりも倒木の方に興味があります。
鹿の角みたいで、かっこいいです。
ロックガーデンにて。
木のねじれと苔の付着具合がいい感じ。
何か芸術作品みたいです。
右側の木はどうやったらこういう風にねじれるのでしょうか?
「天狗の腰掛け杉」に到着。
手前に突き出た枝が天狗の鼻みたいなのでこの名がついたそうです。
再び御岳神社参道へ到着。約2時間少々で周りました。
参道内の食堂で昼食をとった後は日の出山に向かうことも検討しましたが、S氏の足の調子が思わしくないこともあって下山に向かうことに。
神代欅(けやき)を至近から再度撮影。
巨大な幹やこぶの多さから、相当な老木であることが伺えます。
ケーブルカー御岳山駅に戻った後、短いリフトに乗って少し上にある産安社とレンゲショウマ群生地へ。
相変わらずの曇り空のため、遠景は見れず…。
産安社は安産・子育ての神が祀られ、周囲には安産・良縁などのご利益があるとされる御神木もあります。
こちらは安産杉。
こちらは子授杉。
こぶの部分をなでると子宝に恵まれるとか。
こちらは夫婦杉。
左が女杉、右が男杉。
2本の杉の真ん中をくぐると良縁に恵まれる。
レンゲショウマ群生地も見てみましたが、時期が早すぎたためかまだ開花前でした…。
代わりにその他の野草花を紹介。
こちらはヤマユリ(ケーブルカー滝本駅付近で撮影)。
こちらはヤマツツジ…ではなくヤマアジサイという花だそうです(定かでない)。
こちらはオカトラノオという植物(ネットで調べてようやく分かりました)。
一通り周った後、下りのケーブルカーに乗車して下山。
下りは青の「青空号」でした。
今回は朝早くに出発した(青梅線の御岳駅に着いたのが9時頃)ため、帰りも早い時刻でした。
(帰りの御岳駅到着が14:30頃)。
当日は天候はあまりすぐれませんでしたが、雨にも会わず暑さも控えめだったので山登りには適したコンディションだったかもしれませんね。
湿気が多かったことが唯一の難点でしたが、この週は猛暑に見舞われたので避暑という意味でも良かったのではないかと思います。
次は秋頃に大山に行こうかな(去年は行けなかったので)。
※参考:御岳登山鉄道 御岳山ナビ
http://www.mitaketozan.co.jp/mitakenavi
高尾山ほど近場ではないものの都心からも比較的アクセスが良いため人気が高いスポットですが、私は子供の頃(多分中学生)以来行く機会がありませんでした。
今回の同行者は会社の元同僚であるS氏(男性)。
彼は写真家の勉強中で山の写真を撮るために東京近辺の山々に足を運ぶことが多いため、案内も兼ねて一緒に行くことになりました。
ということで、まずは新宿駅から奥多摩へ直通する「ホリデー快速おくたま号」に乗車。
前回塩船観音に行った帰りにもちょこっと乗車した列車ですが、今回は青梅より先の御岳駅までなのでがっつり乗車しました。
車両は旧型車(115系など)を期待したのですが、残念ながら中央線ではおなじみのE233系でした…。
新宿からおよそ1時間20分ほどで最寄のJR青梅線御岳駅に到着。
御岳神社を模した和風な駅舎です。
御岳駅からバスに乗り15分位で、ケーブルカー麓の滝本駅に到着。
御岳駅を降りた時にかなり混雑していたのでかなりの人手を覚悟したのですが、天候があまりよくなかったためか現地は比較的空いていました。
ちなみに手前に写っている方が同行者のS氏です。
ケーブルカーは増発便も出ていたためか、それほど待たずに乗車できました。
上りで乗車した車両は黄色の「日出号」。
高尾山のケーブルカーと造りは似ている感じです。
ちなみにパンタグラフは高尾山ケーブルと同様シングルアームタイプでした。
麓の滝本駅発車直後に撮影。
当然ながら急斜面を登るため、駅舎がすぐに小さくなりました。
中間の交換ポイントにて、相方の「青空号」と入れ違い。
約6分ほどで、頂上の御岳山駅に到着。
駅の横にある展望台から。
天気がよければ都心のスカイツリーも見えるらしいですが、当日はあいにく曇りだったので…。
今回のルートですが…
まずは御岳山駅からビジターセンターを経て武蔵御岳神社へ。
御岳神社から少し下って七代の滝、急坂を上って天狗岩、ロックガーデンを通過した後綾広の滝で折り返し、天狗の腰掛け杉を経て御岳神社に戻ってくるという順序です。
山登りというよりはハイキング的な感じのコースですね。
(といってもアップダウンは結構ありましたが)
ということで早速御岳山駅を出発。
最初はハイキング的なのりで、しばらくは平坦な道が続きます。
途中農家風の茅葺屋根の家もありましたが、屋根がちょっと残念な感じに。
御岳神社参道の手前は急な坂。
奥に見える大木は神代欅(後でまた紹介)。
参道を抜けると御岳神社の入り口。
正面の階段を上ると神社本殿、左手の脇道はこの後向かうロックガーデン・滝に通じています。
階段の頂上が神社本殿。
お参りをして神社定番のおみくじを引いたのですが、御岳神社の場合「永吉」「小永吉」など珍しい運勢が含めれていました。
ちなみに自分の運勢は「中吉」だったかな?
ちょっと疲れたので一休みしてからロックガーデン方面へと向かいます。
ロックガーデン方面へと向かうルートはいくつかありますが、まずは「七代の滝」を目指します。
杉並木の中を通る細道は長い下り坂。
神社から約20分程で七代の滝に到着。
滝の水しぶきがとても心地よかったです。
一休みした後は天狗岩へ。
今度は一転して急な上り坂…というか階段が続きます(!)。
といっても距離はそれほどなく、滝から10分足らずで天狗岩に到着。
岩にはロープ(チェーン)がかかっているのでこれを利用して上まで上ることができるので、ちょっとしたロッククライミングが楽しめます。
とはいっても当日は小雨も降る天候だったので滑りやすく、注意が必要でした。
慎重に上って岩の上に。
木の根っこが凄いことになっていますが、これも足場代わりに利用できます。
天狗岩ということもあって、岩の上には天狗像が祀られていました。
この後はいよいよロックガーデンへ。
道は緩やかな上り坂、渓流に沿って進みます。
苔に覆われた岩が何とも…。
何御岳山のロックガーデンは別名「東京の奥入瀬」と言われていますが、なるほど確かにいい雰囲気です。
ロックガーデンの休憩所の先は谷状に岩に囲まれた地形に。
斜めに延びた木がダイナミックな感じ。
今回のコースの最奥に位置する「綾広の滝」。
ここで水行をされる方もいるようですね。
この先を更に進むと大岳山方面へと進みますが、さすがに今回は行けないので引き返し、元の御岳神社方面へと戻ります。
道は比較的平坦なので、疲れることなく気持ちよく歩けました。
途中で撮影。奥の山は日の出山?
同行者のS氏によるとこういった木に大量の蔓が絡まっているのは御岳山だけで他の山では見られないとのこと。
S氏はこの蔓を写真に撮って作品にしているそうです。
ちなみに自分は蔦よりも倒木の方に興味があります。
鹿の角みたいで、かっこいいです。
ロックガーデンにて。
木のねじれと苔の付着具合がいい感じ。
何か芸術作品みたいです。
右側の木はどうやったらこういう風にねじれるのでしょうか?
「天狗の腰掛け杉」に到着。
手前に突き出た枝が天狗の鼻みたいなのでこの名がついたそうです。
再び御岳神社参道へ到着。約2時間少々で周りました。
参道内の食堂で昼食をとった後は日の出山に向かうことも検討しましたが、S氏の足の調子が思わしくないこともあって下山に向かうことに。
神代欅(けやき)を至近から再度撮影。
巨大な幹やこぶの多さから、相当な老木であることが伺えます。
ケーブルカー御岳山駅に戻った後、短いリフトに乗って少し上にある産安社とレンゲショウマ群生地へ。
相変わらずの曇り空のため、遠景は見れず…。
産安社は安産・子育ての神が祀られ、周囲には安産・良縁などのご利益があるとされる御神木もあります。
こちらは安産杉。
こちらは子授杉。
こぶの部分をなでると子宝に恵まれるとか。
こちらは夫婦杉。
左が女杉、右が男杉。
2本の杉の真ん中をくぐると良縁に恵まれる。
レンゲショウマ群生地も見てみましたが、時期が早すぎたためかまだ開花前でした…。
代わりにその他の野草花を紹介。
こちらはヤマユリ(ケーブルカー滝本駅付近で撮影)。
こちらはヤマツツジ…ではなくヤマアジサイという花だそうです(定かでない)。
こちらはオカトラノオという植物(ネットで調べてようやく分かりました)。
一通り周った後、下りのケーブルカーに乗車して下山。
下りは青の「青空号」でした。
今回は朝早くに出発した(青梅線の御岳駅に着いたのが9時頃)ため、帰りも早い時刻でした。
(帰りの御岳駅到着が14:30頃)。
当日は天候はあまりすぐれませんでしたが、雨にも会わず暑さも控えめだったので山登りには適したコンディションだったかもしれませんね。
湿気が多かったことが唯一の難点でしたが、この週は猛暑に見舞われたので避暑という意味でも良かったのではないかと思います。
次は秋頃に大山に行こうかな(去年は行けなかったので)。
2013-07-24 13:15
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