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ao2の鉄道模型レイアウト制作プロジェクト~その0(準備編) [ホビー(鉄道模型)]

以前から水面下で準備はしていたのですが、GW中から鉄道模型(Nゲージ)のレイアウトを制作するプロジェクトに乗り出しました。
(プロジェクトといっても1人で制作を進めるのですが)
かれこれ10年位前にレイアウト用の台(台枠)だけ組み立てたもののそのまま放置状態でしたが、いい加減進行を進めてみようかと思った次第です。
Nゲージの車両については以前から当ブログで記事(ホビーのカテゴリー)に乗せたことがありますが、この度記事の新カテゴリーとして「ホビー(鉄道模型)」を設けました。

テスト用線路を仮に設置した状態

まずは準備段階ということで制作済みの台枠に上板(と一部地形造成用の構造材)を取り付けた状態で、走行テスト用の線路ということで仮に設置。
自室の一部にレイアウト台の設置場所を確保して(この作業が結構大掛かりだった…)ひとまず車両を常時走行できる状態に持っていきました。

台枠を組み立てた状態の写真

こちらは台枠を組み立てた状態の写真。
撮影日時が「2012年6月24日」になっているので、やはり10年以上経っています…。

台枠に上板を仮に取り付けた状態

台枠に上板を仮に取り付けた状態。

レイアウトの計画通りに線路を敷いた状態

レイアウトの計画通りに線路を敷いた状態。
線路に勾配があるレイアウトを計画しているため、高架橋脚などを使って高低差を確保しています。

ここまでの3枚が2012年に撮影した写真で、この時は自分のベッドの上にしか台を置くスペースが無かったため、その後しばらくの間台枠の状態で部屋の隅に立てかける感じで放置状態でした…。

新調したパワーユニットとメンテ用の用具

ここから再び現在の写真に戻りますが、ひとまずレイアウト制作に取り掛かる前に手持ちの車両がちゃんと動くかどうかの動作チェック作業から。
パワーユニット(Nゲージを動かすための制御機器)も新調して、車両のメンテナンス・クリーニング用の用具を一通り揃えてみました。
(レールクリーナー・動力車用の潤滑油・リレーラー・クリーニング用綿棒など)
尤もパワーユニットについては10年以上前に中古で購入したものなのでまんま新品ではありませんが、現行製品の規格には合っているようです。
※レール・制御機器はTOMIX製

キハ28系&キハ126系

ここからは手持ち車両の紹介(併せて実車車両の写真も)。
まずは国鉄急行型気動車のキハ28系(右)と、山陰本線の韋駄天キハ126系(左)。
キハ28系(キハ58・キハ28・キロ28の3両)はTOMIX製の旧製品ですが少々のクリーニングのみで難なく走行。
キハ126系(キハ126-1・キハ126-1001)はトミーテックの鉄道コレクション(鉄コレ)の製品に動力ユニットと走行ユニットを取り付けて走行可能にしたもの。
動力ユニットもほぼ新品の状態なので、こちらも難なく走行できました。

キハ126系の実車写真

キハ126系の実車写真。
(2018年1月 山陰本線大田市駅にて撮影)

キハ58形&28形の実車写真

キハ58形&28形の実車写真。
(2018年1月 津山まなびの鉄道館にて撮影)

485系&583系

続いてはこちら、国鉄特急形の代表的形式である485系(左)と583系(右)。
485系は自分が中学生の頃に入手したものなので40年近く経つ年代物。
(動力車のみ壊れたために後年買いなおしています)
583系はつい最近(GW中)にバラの中古品をかき集めて入手しました。
485系・583系共にKATO製。
(583系も世代的には手持ちの485系より少し後の製品といった感じなので、発売後30年くらいは経っていると思われます)

各6両編成で並べてみた

各6両編成で並べてみたところ。
手持ち車両のフル編成はこれにグリーン車(サロ)を加えた7両ですが、この配置だと7両では収まらないので…。
583系を7両バラで揃えるのはやや困難かと思われましたが中古鉄道模型市場では割と在庫が豊富らしく、秋葉原内のいくつかの店舗を回って揃えることができました。
購入価格も7両で計1万円ちょっとだったので安く入手できたのではないかと。
(現行製品もしくはそれに近いセット品だと2万円は超えると思う)

485系の実車写真

485系の実車写真ですが、適当なものが見当たらず辛うじて紹介できるのがこれだけ。
2014年8月に北陸本線(現あいの風とやま鉄道線)の高岡駅で撮影したもので大幅にリニューアルされた3000番台の車両。
特急「北越」で運行されていましたが、翌年の北陸新幹線開業時に北越は廃止されました。

583系の末路?

583系の実車写真は手持ちではないので、近郊型車両に改造された419系であれば辛うじてあったので…。
中間車を先頭車に改造されたもので、その形状から「食パン電車」というあだ名がつけられていたそう。
2014年8月に氷見線に乗車中に捉えたもので、既に運用を外れて留置線に置かれていた状態だったので恐らくこの後程なくして廃車解体されたと思われます。
583系については京都鉄道博物館に先頭車両のクハネ581形が展示されているので、今後行く機会があれば見てみたいと思います。

先頭車のトレインマークを交換してみた

模型の話に戻りますが、紹介した485系と583系は先頭車前面のトレインマーク(ヘッドマーク)が専用のドライバーを用いて変換が可能で、更にオプションで発売されている変換装置を交換することによって様々なヘッドマークを再現できる仕様になっています。
手持ちの485系の先頭車もヘッドマーク部分が経年劣化で色褪せしてしまったことから、今回オプション品の変換装置を入手してヘッドマーク部分を交換してみました。

交換後に前面ライトとヘッドマークを点灯させてみた

交換後に前面ライトとヘッドマークを点灯させてみたところ。
(左:はつかり 右:鳥海)
入手したオプション品の変換装置は現行製品用だったので同封されていた説明書と違う作業手順でしたが、変換装置本体の形状は昔の製品と変わっていないので難なく取り付けることができました。
(というか40年近く前の製品でこのシステムを実現していたのが凄いと思う…)
583系も同様のシステムでオプション品の変換装置も発売されているので、頃合いを見てこちらも試してみたいと思います。



実際に模型をテスト走行させているシーンの動画。
まずは485系。
前面ライトの点灯がやや不安定ですが、無事走行しています。
(この動画では7両フル編成で走行)



続いて583系の走行シーン(同じく7両フル編成)。
ジャンク品(動作保証無し)扱いで入手しましたが、動力車の走行・ライト点灯共に比較的安定しています。
この583系の模型(KATO製)は中学生の頃憧れの製品だったので今回急遽入手しました(ほぼ衝動買いに近い)が、これはこれで良かったと思います。

457系&117系

続いてのテスト走行させたのはこちら。
交直流急行形電車の457系(右)と、関西地区で新快速などで運用されていた117系(左)。
この2編成は兄の所有物。
457系(模型)も485系と同様かなりの年代物で最初は動力車がうんともすんとも動かない状態でしたが、中のモーター本体は動作するので念入りなメンテナンス(特に電気の接点部分のクリーニング)を行った後奇跡的に復活しました。
117系の方は元々走行が安定していたので、軽いメンテナンスで復帰。
※いずれもKATO製

デカ目ライトなので点灯時は非常に明るい

457系のみ前面ライトを点灯させたところ。
国鉄急行形特有のデカ目ライトなので、点灯時は非常に明るいです。

457系(475系)の実車写真

457系(475系)の実車写真。
奇しくも交直流電車急行色&デカ目ライトという、模型に近い仕様の実車写真がありました。
※2014年8月に北陸本線(現あいの風とやま鉄道線)の高岡駅で撮影

457系も残っていた

先ほど475系と書きましたが、当時北陸地域で残存していた交直流急行形電車は交流60㎐専用の475系が大半で交流50㎐・60㎐両用の457系はごくわずか。
(457系自体都合19ユニットしか製造されなかったので元々少数派だった)
しかしながら457系のラストナンバーに近い「クモハ457-18」の形式を捉えていました。
※2014年8月に北陸本線金沢駅にて撮影

117系の実車写真

117系の実車写真。
117系もJR化後に様々な塗色に変更されましたが、こちらも模型と同様にオリジナルの関西急電色の車両を撮影することができました。
※2014年8月に湖西線近江今津駅にて撮影



457系(模型)の走行シーンの動画。
グリーン車(サロ)を含めた7両フル編成で走行。
最初は全く動作しなかった状態でしたがここまで復活、ライトもばっちり点灯しています。



117系(模型)の走行シーンの動画。
こちらは両編成の状態で走行(フル編成だと6両)。
ライトも含めて比較的安定した走行状態です。
実車の117系は究極の改造を施された「WestExpress銀河」を除いて完全撤退が近いと噂されていますが、鉄道模型界ではまだまだ現役?

EF65(500番台)+コンテナ貨車

EF64(1000番台)+コンテナ貨車

最後に、電機機関車(EL)とコンテナ貨車の組み合わせ。
上の写真がEF65(500番台)、下の写真がEF64(1000番台)が牽引機。
EF65(500番台)の模型はKATO製ですが、かなり昔の製品(確実に40年以上は経っていそう)で前面ライトも非点灯。
EF64(1000番台)は自分が所有している製品で唯一のマイクロエース製。
昔から高級仕様(その分価格も高め)なマイクロエース製だけあってディティールもなかなかですが、モーターの出力が弱いためかスピードがあまり出ません。
(ちなみにライトは点灯します)



EF65(500番台)+コンテナ貨車の走行シーン動画。
さすが超年代物ということもあって動作は不安定気味。
モーター音も後年の製品と比べて重々しい音がします。
ちなみにコンテナ貨車の編成ですが前の4両がTOMIX製で、コンテナは鉄道博物館モデルや鉄道むすめ仕様のものを載せています。
後ろの2両は国鉄コンテナ固定(載せ替え不可)のKATO製。



EF64(1000番台)+コンテナ貨車の走行シーン動画。
走行スピード的には同じですが、実はこれでパワーユニットの出力ダイヤルが最大に近い状態だったりします。
逆に低速走行時の速度調整はしやすかったり。
(コンテナ貨車の編成はEF65と同様)

以上、ざっと手持ち車両の走行シーンの紹介でした。
これまでで手持ち車両の動作チェックは一通り終わったので、次回はいよいよレイアウトの本格的な制作に入りたいと思います。