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初詣2023(前) [お出かけ・小旅行]

今年はてんこ盛り(?)になったので、記事を2回に分けて記載します。

・1/1
元日は地元の神社にお参りした後に例年行く近所の高台にて富士山を撮影。

快晴&真っ白な富士山

快晴&真っ白な富士山でした。望遠レンズに差し替えて撮影

今回は(普段持ち歩かない)望遠レンズに差し替えて撮影してみました。
デジタルズームとは違い山肌までくっきり見えるので、このあたりはさすが(光学ズームの)望遠レンズの実力といったところか。

・1/2:藤沢 遊行寺

母が藤沢の遊行寺に行ってみたいということで行ってきました。
当日は箱根駅伝の1日目(往路)で付近の遊行寺坂もコースになっているので、ランナーが通り過ぎた後の午後に行ってみることに。

ご覧の通り屋台が多く出ていた

2日の午後(14:30頃)ですがご覧の通り屋台が多く出ていて、元日ほどではないもののそれなりに賑わっていました。
(尤も自分も遊行寺に来たのは初めてなので元日の混雑ぶりがどれほどなのかは把握していないのですが)

立派な佇まいの本堂

立派な佇まいの本堂。

別の角度から

本堂を別の角度から撮影。
かなり大きなお堂ですが、木造としては東海道随一の規模だそう。

時宗の宗祖である一遍上人像

本堂の手前にある時宗の宗祖、一遍上人像。
両手を合わせて祈るポーズのリアルな銅像で、(昨年国立博物館で見た)空也上人像に似たような雰囲気があります。

ちなみにここ遊行寺は時宗の総本山で正式には「藤澤山無量光院清浄光寺」と号し、遊行寺は通称名となります。

中雀門

境内の西側、僧堂・寺務所方面の入口に当たる中雀門。
安政六年(1859)に建立された遊行寺境内で最も古い建造物で、市指定重要文化財に指定されています。

中雀門の奥にある庭園

中雀門の奥には庭園もあり、この辺りは散策可能です。

放生池

池には錦鯉の姿も

庭園内には放生池という名称の池もあり、池には錦鯉の姿も見受けられました。

鐘楼

本堂と中雀門の間にある鐘楼。

ご神木の大銀杏

境内の中央にある、ご神木の大銀杏。
冬なので葉は散っていますが、それでもかなり巨大な枝ぶりが確認できます。
向かって左側の枝がかけているように見えますが、以前台風の被害により枝が折れてしまったそうです。

大銀杏の拡大写真

大銀杏の拡大写真。
樹齢は500年ないしは700年といわれ、藤沢市の天然記念物に指定されています。

長生院(小栗堂)

本堂の裏手にある長生院。
別名で小栗堂とも言い、浄瑠璃で名高い小栗判官・照手姫ゆかりのお寺でお堂の裏手には小栗判官と照手姫の墓があります。

宇賀神社

小栗判官・照手姫の墓と歴代上人御廟所を進んだ先にある宇賀神社。
弁財天が祀られていますが、当日は周辺が工事中の様子だったので早々にお参りを済ませて立ち去りました。

境内に戻る参道から見た放生池・寺務所方面

境内に戻る参道から見た放生池・寺務所方面。

いろは坂と呼ばれる境内に至る参道

いろは坂と呼ばれる境内に至る参道。
行きは境内の横(駐車場側)から入ったので、帰りはこちらから。
ということで坂を下っています。

いろは坂の名前の由来は入口の惣門から続く石段が四十八段と呼ばれていて、いろは四十八文字にちなんで愛称としたとのことです。

入口の惣門

入口の惣門。
通称「遊行寺の黒門」と呼ばれています。
門の右側に「時宗総本山」、 左側に「清浄光寺」と彫り込んだ大きな木札がかかっているのが確認できます。
(手前右側の石塔には「時宗総本山 遊行寺」と記されています)

参道手前の道は旧東海道藤沢宿に当たる

参道手前の道(国道467号線)の周辺は旧東海道藤沢宿に当たり、かつての宿場町の雰囲気を残しています。
西側の小田急線藤沢本町方面に歩くと宿場町の本陣や白旗神社などがありますが、今回は1人ではないので南方面の藤沢駅まで歩いて行程終了としました。

・1/4 国立博物館見学&上野公園周辺の散策

博物館に初もうで

まずは国立博物館の見学。
「博物館に初もうで」ということで、入口の門には飾りものが置かれていました。

国立博物館の本館

国立博物館の本館前。
建物の右側には「国立博物館創立150年」の垂れ幕が掲げられていました。

特別展はなくいくつかの企画展が開催されていた

新年早々ということでまだ特別展はなく、いくつかの企画展が開催されていました。
そのため当日は予約なしの常設展の料金(1.000円)で入場できました。

150年後の国宝展:ゴジラ

いくつかの企画展の中で向かって左側の表慶館で開催されていた「150年後の国宝展」。
車・マンガ・ゲーム・ロボット・ファッション・食文化など150年後の国宝の候補を集めたタイムカプセル的な展示でした。

まずは日本の特撮の代表格である「ゴジラ」。

150年後の国宝展:ガンダム

続いてロボットアニメの代表格である「ガンダム」。
ガンダム像の隣には日本のプラモデル界を牽引しているガンプラも展示。
ガンダムはアニメ本編・ガンプラの他ゲームやイベント施設など多岐に渡りますがそれらを纏めた「コンテンツ」ということで将来の遺産となりえるということでしょうか?
(ちなみにコンテンツを現在の国宝のカテゴリーに当てはめると「有形文化財」に当たるのか?)

150年後の国宝展:初音ミク

近年の音楽界に強い影響を与えた「初音ミク」。
「ボーカロイド」の主要キャラですが、現在ではボーカロイドを使用して作曲された「ボカロ曲」は音楽ジャンルの1つとして認識されています。
(少なくとも音ゲーではジャンルの1つとして成り立っている)
ボカロ曲は人的には当初毛嫌いしていましたが、最近では音ゲーで時折聞くこともあり、中々良いと思う曲もありました。

50年後の国宝展:スーパーカブ

最早国民車とも言える実用バイクの「スーパーカブ」。
新聞の配達など、生活上無くてはならない存在です。
(用途が新聞配達しか思い当たらないのが心苦しいのですが…)

これは「技術遺産」ということで認定されるのではないでしょうか?
(既に認定されているのかもしれない)

会場ではその他プリキュア・たまごっち・湖池屋ポテトチップス・ポカリスエットなどが展示されていました。

上野動物園入口付近にある銅像

小松宮彰仁親王銅像

国立博物館見学の後は上野公園周辺の散策へ。
まずが上野動物園入口付近にある銅像ですが、「小松宮彰仁親王銅像」という名前。
解説によると日本赤十字社の総裁として赤十字活動の発展に貢献した人物とのこと。

上野大仏の入口

次は上野大仏へ。

大仏の顔だけが残っている状態

「大仏」といっても大仏の顔だけが残っている状態。
関東大震災による罹災や対戦時の金属供出などで顔面部だけが残り、「これ以上落ちない」という意味で現在では「上野合格大仏」として合格祈願の御利益で受験生らが祈願に参拝しています。

花園稲荷神社

五條天神社

続いて花園稲荷神社(上)と五條天神社(下)にお参り。

不忍池の中にある弁天堂



公園の下にある不忍池に向かい、池の中にある弁天堂。
上野公園内でも人気スポットのためか、そこそこ行列ができていました。

弁天堂の横にある大黒天堂

弁天堂の横にある大黒天堂にもお参り。

実は寛永寺の一部

ここ「不忍池弁天堂」ですが、実は寛永寺の一部だったりします。
(そもそも上野公園一体がかつては寛永寺の敷地だった)

清水観音堂

再び上野公園側に戻り、清水観音堂へ。
名前の由来はやはり京都の清水寺を見立てたお堂であることです。

本堂前

本堂周辺

本堂は赤基調の華やかな色合い。

本堂から不忍池弁天堂方面を見る

本堂(清水の舞台?)から見た不忍池弁天堂方面。

桜の名所の一つ?

本堂手前にあるしだれ桜が見事で、公園内での桜の名所の一つかもしれません。

最後は西郷隆盛像に辿り着く

最後は西郷隆盛像に辿り着きました。
(偶然にも洒落になってしまった…)

・1/5 北口本宮冨士浅間神社

前回の記事を参照

後編に続く