GWのお出かけor乗り鉄2023(その1) [お出かけ・小旅行]
今年のGWお出かけは2回に分けて近場を回るということで。
1回目は久しぶり(確認したところ前回は2019年だったので5年ぶり)に青梅の塩船観音つつじ祭りへ。
その後併せてJR八高線・相模線を中心としたプチ乗り鉄も…。
当日は曇り気味でしたが、つつじは見ごろを迎えたといった感じでした。
塩船観音の最寄り駅はJR青梅線の河辺(かべ)駅ですが、まずは立川まで南武線に乗車。
(途中の稲城長沼駅にて撮影)
途中下車した稲城長沼駅の改札前でも、塩船観音つつじ祭りが紹介されていました。
府中本町駅に向かって多摩川を渡るところ。
向かって左側に見える橋が武蔵野貨物線、右奥に東京競馬場のスタンドが見えます。
府中本町駅を発車してすぐに見えたのがこちら。
「東京競馬場から日本一近いパチンコ店」とのことですが、これはギャンブル漬けということか?
IRを推進するとか言っている場合じゃないかも…。
それはともかく、立川で青梅線に乗り換え。
車両は中央快速線と共通ですが。
早速運転室前(かぶりつきポジション)に着いたのですが、ちょうど運転席後ろの壁にあった広告がこちら。
JR東日本の路線から東海道線・中央快速線・大糸線の3路線を収録したトレインシミュレーターのソフト。
PC版(Steam)でのダウンロード販売ということで、基本パックで3路線の一部区間・追加DLコンテンツでそれぞれの路線の全区間(東海道線は東京~熱海間)が体験できるというもの。
この位置に広告があるということは、かぶりつき者御用達のソフトということなのか?
まあ基本パックで2.980円なので、試してみる価値はあるのかもしれません。
立川駅を発車した後ですが、青梅線は青梅(正確に言うと青梅の少し手前)までは複線ではあるものの、この写真を見る限りでは単線区間?
実のところこれは中央快速線から青梅線に直通する下り線(青梅方面)専用の連絡線で、この区間だけ単線なのです。
この後西立川駅の手前で青梅線の本線と合流します。
途中の拝島駅に停車中。
前方に駅ホームが延長されていて、中央快速線12両化の準備はできている感じでした。
拝島駅を発車後、線路が3方面に分岐。
真ん中を直進するのが青梅線(複線)で、向かって左手が五日市線、右手が八高線(それぞれ単線)。
手前が隠れていますが青梅線の線路からポイントを経由して八高線の線路に直通できる構造になっています。
(以前は中央快速線方面から八高線の高麗川まで直通する列車がありましたが、現在はない模様)
途中ふっさ(福生)・おざく(小作)と、やや難読な駅名があったりします。
青梅に近づくにつれて、山が見えてきました。
そうこうしているうちに最寄りの河辺駅に到着。
以前は留置線だった場所に新しいホームができていました。
(12両化にも対応している模様)
河辺駅の駅前。
思ったほど混雑はしていませんでした。
駅に着いて次のバスが来るのが20分位後でしたが、つつじ祭りということで10分程で臨時便のバスが到着したので乗車します。
(しかも最寄りバス停までの直行便でした)
最寄りバス停から5分くらい歩いて塩船観音の山門(仁王門)前に到着。
山門から階段を上がった先にある阿弥陀堂で、まずお参り。
塩船観音の境内案内図。
入口の仁王門から阿弥陀堂を経て薬師堂・本堂・護摩堂などの建造物があり、見どころのつつじ園の頂上に塩船平和観音像があります。
尚塩船観音の正称は「大悲山観音寺」で、通称「塩船観音寺」と呼ばれています。
本堂の下にある薬師堂。
この手前に入山受付があり、つつじ園を含む境内は別途入山料がかかります。
※入山料:大人300円(つつじ祭り期間中のみ)
薬師堂横の階段を登った先にある本堂。
本堂を別の角度から。
本堂は別名「圓通閣」といい、ご本尊は千手観音像(塩船観音の名前の由来でもある)。
この本堂を含め、塩船観音の堂の屋根は茅葺き屋根なのが特徴の一つです。
本堂から左手に進み、メインの見どころつつじ園へ。
写真中央に見える建物は護摩堂。
反時計回りでつつじ園の周囲を回ってみることに。
写真中央に見えるのは招福の鐘(左側)と七社権現社(右側)。
写真には見えませんが更に右手に児玉稲荷社もあり。
ちなみに招福の鐘は突くことができます。
(但し連打は厳禁とのこと)
山腹から頂上の塩船平和観音像を見た写真。
園内のつつじは全満開という訳ではないですが、見ごろを迎え始めたといった感じ。
山腹から(麓の)護摩堂方面を見た写真。
園内の頂上にある塩船平和観音像(の前に到着)。
平和観音像の足元から麓方面を見た写真。
今度は頂上から下る方向で周囲を進みます。
下る途中で対面方向(登り方向で通った道)を見た写真。
こう見るとつつじは満開に近いのかも。
(手前の株はまだ開花前ですが)
園内のつつじも開花前・満開・花が散った後とつつじの種類によって状態が分かれていました。
頂いたパンフレットと照らし合わせると開花時期が一番早いミツバツツジが花が散った後、真ん中のヤマツツジやクルメ・キリシマツツジ系が満開、開花時期が一番遅いリュウキュウツツジ系がまだ"開花前といった感じでしょうか。
園内を一通り周回して護摩堂前の広場に降りてきたところ。
この広場ではつつじ祭りの期間中(5月上旬)に大護摩火渡り荒行などの行事が行われます。
護摩堂の裏側にある観音池付近から見たつつじ園と平和観音像。
少し高い場所から護摩堂方面を見た写真。
その後休憩所で昼食を取り、塩船観音を後にします。
で、塩船観音の後にどこに行くかですが…。
先ほどの地図を拡大。
前回(5年前)は西の方向に進み吹上しょうぶ公園や青梅鉄道公園に行きましたが、今回は逆に東の方向に進んでみようかと。
といっても目立った観光スポットは見当たりませんが、城の跡などいくつかはありそうです。
最終的にJR八高線の金子駅に辿り着こうかと。
(先の周辺地図には記載がないので、少し広範囲の地図を貼り付けしてみました)
塩船観音から最寄りバス停付近の交差点(塩船観音寺入口)に戻り…。
行きに来た河辺駅方面とは逆方向の東方面に進みます。
途中車道から少し南寄りの川(霞川)沿いを歩きます。
午前中は曇りでしたが天気も回復し、沿道のつつじも綺麗でした。
GoogleMapで確認するとこの辺りに城の跡(藤原城跡)があるとのことですが、奥に見える丘がそうなのでしょうか?
丘の上は公園になっていて、この辺りが城の跡らしいです。
(上の写真の中央やや左下に藤原城跡の碑がある)
丘の上から塩船観音方面を見た写真。
再び川沿いを歩き…。
(奥が塩船観音方面)
途中神社があったのでお参り。
(浮島神社という名称)
再びGoogleMapで確認するとこの辺りにも城の跡があるらしいとのことで、恐らく奥に見える丘がそうではないかと。
入口がよく分からなかったですが、ここが今井城という城の跡らしいです。
城といっても建物の遺構は一切なく、空堀や土塁といった地形の一部が辛うじて確認できる感じでした。
(真ん中のくぼみが空堀と思われる)
再々度川沿いへ。
鯉の大群に出くわしたのでアップで撮影してみました。
1匹だけ錦鯉がいます。
川を渡る橋にさしかかりましたが、渡った先は埼玉県(入間市)でした。
埼玉県に突入するとは思わなんだ…。
まだ4月ですが藤の花が咲いていました。
住宅街を抜けた後金子駅に着いたものの、駅の改札は線路を挟んで反対側…。
急いで反対側に渡る踏切を探している途中、乗る方向の列車が到着してしまった!?
踏切を渡り駅の改札に到着。
どうやら対向列車待ち合わせらしく、乗車に間に合った模様。
急いで駅名標を撮影して…(何気に国鉄タイプの駅名標だったりする)。
滑り込みセーフ!で乗車しました。
新緑の中を線路が一直線に伸びています。
八高線は単線なものの、乗車中の高麗川~八王子間は電化されているので架線があります。
※引き続き基本かぶりつき視点にて撮影
両側をコンクリートの壁で挟まれていて半トンネル状態?な感じ。
(もしかしたら元はトンネルだったのかも…)
米軍横田基地の前を通過。
拝島駅の手前、青梅線と合流する地点。
この先色々ポイントがあるためか、信号がやたらありますが…。
拝島駅に到着するところ。
(到着後対向列車待ち合わせのため少々停車)
拝島駅を発車した後、青梅線の線路を跨ぐところ。
その後多摩川を渡ります。
側面から下流側を撮影。
途中小宮駅に到着するところ。
台地の上を右側にカーブして走行。
終点の1つ手前、西八王子駅に到着するところ。
西八王子駅で対向列車とすれ違い(のため少々停車)。
多摩川の支流の浅川を渡るところ。
右にカーブした後中央線と合流します。
(またもや信号がいっぱいある)
終点の八王子駅に到着するところ。
留置中の貨物車両や横浜線の車両も見えます。
ということで終点の八王子駅に到着。
乗車した車両の形式部分を撮影。
「モハ209-3501」とありますが、うっすらと元の形式も見え、元は「モハ209-502」だったらしい。
現在この車両は「209系3500番台」ですが、中央・総武緩行線で運用されていた「209系500番台」からの改造車ということでしょうか?
ホームの隣側には中央線の上り列車が停車していましたが、今回は中央線には乗車せずに…。
横浜線に乗車します。
八王子駅を発車後程なくして京王線と交差します。
(以前高尾山に行った際は京王線側から横浜線の線路を撮影しましたが…)
横浜線内では一番新しい駅となる八王子みなみ野駅に到着するところ。
八王子みなみ野駅を発車した後は横浜線内随一の山あい区間。
一見単線に見えますが、八王子方面に向かう下り線の線路は右側にあります(トンネル区間)。
トンネルを抜けた後に相原駅に到着するところ。
橋本駅の手前で国道16号線の下を通過。
橋本駅に到着するところ。
橋本駅に到着。
橋本駅で「あるもの」を見るために一旦改札の外に出ます。
「あるもの」とはリニア新幹線の神奈川新駅(仮称)の建設現場。
既存の橋本駅の西側にできる予定ですが、ご覧の通り巨大な盛り土が見えます。
少し離れた場所から撮影。
この地点は京王相模原線の橋本駅改札前。
先ほどの地点から南よりに歩き、横浜線の線路を跨ぐ京王相模原線の高架橋を撮影。
現状駅の手前で大きくカーブして横浜線の線路と平行して橋本駅に到着する構造ですが…。
リニア新幹線新駅建設に伴う再開発によって、京王線の高架橋を直進させて西寄りに駅を移設する計画があるらしいです。
(上の写真で言うと、左側に見える高圧線鉄塔の辺りに高架橋を持っていくというイメージ?)
建設現場を囲う壁にあったイラストですが、額縁から(リニア新幹線の)車両の鼻が突き出しているという何とも面白い構図。
(ご丁寧に「鼻」の下に影が描かれているのがリアルです)
最後に遠目から建設現場を撮影。
ちなみにこの場所ですが、元は高校があったようです…。
駅に戻り、今度は相模線に乗車。
実は相模線もこの度車両のリニューアルがあり、昨年房総ローカル線で乗車したE131系と同タイプの車両(500番台)が導入されました。
橋本駅を発車後、国道16号線の下を通過。
ちなみにこの車両ですが、全面中央に貫通扉がある構造のため「かぶりつき撮影」が困難で、縦長の構図にトリミングした構図で加工しています。
遅ればせながら相模線も単線です。
ということで対向列車とすれ違いで少々駅で停車することもしばしば。
途中に原当麻(はらたいま)という駅がありますが、昭和世代の筆者はどうしても「はらたいら」さんを思い出してしまいます。
※はらたいら=「巨泉のクイズダービー」にも出演していた漫画家(故人)
「はらたいらに3000点」などの名言もあり。
架線よりも遥かに巨大な送電線が目立つ区間。
この辺りは相模川に接近しています。
(奥に見える山の手前を相模川が流れる)
再び対向列車と待ち合わせ。
遠方に大山が見えます。
相模線は単線ながらも列車本数も割と多い(約30分間隔)ので大抵の駅には行き違い設備がありますが、中には上の写真のような行き違い設備の無い駅もあります。
(海老名の1つ手前の入谷駅か?)
相模川(西側)の反対側は台地になっています。
(奥は相鉄線のかしわ台方面か?)
踏切の奥に見えるのは国道246号線の高架橋。
もう少しで海老名駅に到着するところ。
ということで海老名駅に到着。
駅到着後にふと形式部分を再度撮影したところ、「クモハ」の表記が。
リニューアル後の相模線車両も(リニューアル前と同じく)4両編成ですが、通常は「クハ(Tc)+モハ(M')+モハ(M)+クハ(Tc)」の構成になるはず。
今回クモハがあるということは「クモハ(M'c)+モハ(M)+サハ(T)+クハ(Tc)」という構成に変わったようです。
※補足説明
Tc(ク)=制御車(運転台のある車両)
M(モ)=電動車(中間車でモーター付き。M'だとパンタグラフもあり)
T(サ)=付随車(中間車でモーター無し)
Mc(クモ)=制御電動車(運転台ありでかつモーター付き。(M'cだとパンタグラフもあり)
「ハ」は普通車の意。
これ以上はGoogleないしは鉄道情報誌等で調べて下さい。
長々と説明しましたが、本日の行程的にはここで終了です。
※上の写真は橋本方面へと進む相模線の電車
ここからはおまけで…。
ロマンスカーミュージアム前にある自販機がこちら。
小田急の歴代ロマンスカーのデザインになっています。
(左からSE車・NSE車・LSE車か?)
自販機の裏面もご丁寧に(各車両の)背面も再現されています。
ミュージアム入口の横にはロマンスカーを模した撮影台もありました。
最後は相鉄線で横浜方面に戻りました。
ついでに海老名駅で撮影した相鉄線時刻表の補足説明も…。
こちらは海老名発列車の平日時刻表。
平日時刻表の一部を拡大。
6~8時の時間帯で通勤急行(赤)及び通勤特急(赤紫)の設定があります。
こちらは海老名発列車の土休日時刻表。
横浜駅と同様に各駅停車の他には快速と特急しかありません。
ということで当日の行程終了。
(その2に続く)
1回目は久しぶり(確認したところ前回は2019年だったので5年ぶり)に青梅の塩船観音つつじ祭りへ。
その後併せてJR八高線・相模線を中心としたプチ乗り鉄も…。
当日は曇り気味でしたが、つつじは見ごろを迎えたといった感じでした。
塩船観音の最寄り駅はJR青梅線の河辺(かべ)駅ですが、まずは立川まで南武線に乗車。
(途中の稲城長沼駅にて撮影)
途中下車した稲城長沼駅の改札前でも、塩船観音つつじ祭りが紹介されていました。
府中本町駅に向かって多摩川を渡るところ。
向かって左側に見える橋が武蔵野貨物線、右奥に東京競馬場のスタンドが見えます。
府中本町駅を発車してすぐに見えたのがこちら。
「東京競馬場から日本一近いパチンコ店」とのことですが、これはギャンブル漬けということか?
IRを推進するとか言っている場合じゃないかも…。
それはともかく、立川で青梅線に乗り換え。
車両は中央快速線と共通ですが。
早速運転室前(かぶりつきポジション)に着いたのですが、ちょうど運転席後ろの壁にあった広告がこちら。
JR東日本の路線から東海道線・中央快速線・大糸線の3路線を収録したトレインシミュレーターのソフト。
PC版(Steam)でのダウンロード販売ということで、基本パックで3路線の一部区間・追加DLコンテンツでそれぞれの路線の全区間(東海道線は東京~熱海間)が体験できるというもの。
この位置に広告があるということは、かぶりつき者御用達のソフトということなのか?
まあ基本パックで2.980円なので、試してみる価値はあるのかもしれません。
立川駅を発車した後ですが、青梅線は青梅(正確に言うと青梅の少し手前)までは複線ではあるものの、この写真を見る限りでは単線区間?
実のところこれは中央快速線から青梅線に直通する下り線(青梅方面)専用の連絡線で、この区間だけ単線なのです。
この後西立川駅の手前で青梅線の本線と合流します。
途中の拝島駅に停車中。
前方に駅ホームが延長されていて、中央快速線12両化の準備はできている感じでした。
拝島駅を発車後、線路が3方面に分岐。
真ん中を直進するのが青梅線(複線)で、向かって左手が五日市線、右手が八高線(それぞれ単線)。
手前が隠れていますが青梅線の線路からポイントを経由して八高線の線路に直通できる構造になっています。
(以前は中央快速線方面から八高線の高麗川まで直通する列車がありましたが、現在はない模様)
途中ふっさ(福生)・おざく(小作)と、やや難読な駅名があったりします。
青梅に近づくにつれて、山が見えてきました。
そうこうしているうちに最寄りの河辺駅に到着。
以前は留置線だった場所に新しいホームができていました。
(12両化にも対応している模様)
河辺駅の駅前。
思ったほど混雑はしていませんでした。
駅に着いて次のバスが来るのが20分位後でしたが、つつじ祭りということで10分程で臨時便のバスが到着したので乗車します。
(しかも最寄りバス停までの直行便でした)
最寄りバス停から5分くらい歩いて塩船観音の山門(仁王門)前に到着。
山門から階段を上がった先にある阿弥陀堂で、まずお参り。
塩船観音の境内案内図。
入口の仁王門から阿弥陀堂を経て薬師堂・本堂・護摩堂などの建造物があり、見どころのつつじ園の頂上に塩船平和観音像があります。
尚塩船観音の正称は「大悲山観音寺」で、通称「塩船観音寺」と呼ばれています。
本堂の下にある薬師堂。
この手前に入山受付があり、つつじ園を含む境内は別途入山料がかかります。
※入山料:大人300円(つつじ祭り期間中のみ)
薬師堂横の階段を登った先にある本堂。
本堂を別の角度から。
本堂は別名「圓通閣」といい、ご本尊は千手観音像(塩船観音の名前の由来でもある)。
この本堂を含め、塩船観音の堂の屋根は茅葺き屋根なのが特徴の一つです。
本堂から左手に進み、メインの見どころつつじ園へ。
写真中央に見える建物は護摩堂。
反時計回りでつつじ園の周囲を回ってみることに。
写真中央に見えるのは招福の鐘(左側)と七社権現社(右側)。
写真には見えませんが更に右手に児玉稲荷社もあり。
ちなみに招福の鐘は突くことができます。
(但し連打は厳禁とのこと)
山腹から頂上の塩船平和観音像を見た写真。
園内のつつじは全満開という訳ではないですが、見ごろを迎え始めたといった感じ。
山腹から(麓の)護摩堂方面を見た写真。
園内の頂上にある塩船平和観音像(の前に到着)。
平和観音像の足元から麓方面を見た写真。
今度は頂上から下る方向で周囲を進みます。
下る途中で対面方向(登り方向で通った道)を見た写真。
こう見るとつつじは満開に近いのかも。
(手前の株はまだ開花前ですが)
園内のつつじも開花前・満開・花が散った後とつつじの種類によって状態が分かれていました。
頂いたパンフレットと照らし合わせると開花時期が一番早いミツバツツジが花が散った後、真ん中のヤマツツジやクルメ・キリシマツツジ系が満開、開花時期が一番遅いリュウキュウツツジ系がまだ"開花前といった感じでしょうか。
園内を一通り周回して護摩堂前の広場に降りてきたところ。
この広場ではつつじ祭りの期間中(5月上旬)に大護摩火渡り荒行などの行事が行われます。
護摩堂の裏側にある観音池付近から見たつつじ園と平和観音像。
少し高い場所から護摩堂方面を見た写真。
その後休憩所で昼食を取り、塩船観音を後にします。
で、塩船観音の後にどこに行くかですが…。
先ほどの地図を拡大。
前回(5年前)は西の方向に進み吹上しょうぶ公園や青梅鉄道公園に行きましたが、今回は逆に東の方向に進んでみようかと。
といっても目立った観光スポットは見当たりませんが、城の跡などいくつかはありそうです。
最終的にJR八高線の金子駅に辿り着こうかと。
(先の周辺地図には記載がないので、少し広範囲の地図を貼り付けしてみました)
塩船観音から最寄りバス停付近の交差点(塩船観音寺入口)に戻り…。
行きに来た河辺駅方面とは逆方向の東方面に進みます。
途中車道から少し南寄りの川(霞川)沿いを歩きます。
午前中は曇りでしたが天気も回復し、沿道のつつじも綺麗でした。
GoogleMapで確認するとこの辺りに城の跡(藤原城跡)があるとのことですが、奥に見える丘がそうなのでしょうか?
丘の上は公園になっていて、この辺りが城の跡らしいです。
(上の写真の中央やや左下に藤原城跡の碑がある)
丘の上から塩船観音方面を見た写真。
再び川沿いを歩き…。
(奥が塩船観音方面)
途中神社があったのでお参り。
(浮島神社という名称)
再びGoogleMapで確認するとこの辺りにも城の跡があるらしいとのことで、恐らく奥に見える丘がそうではないかと。
入口がよく分からなかったですが、ここが今井城という城の跡らしいです。
城といっても建物の遺構は一切なく、空堀や土塁といった地形の一部が辛うじて確認できる感じでした。
(真ん中のくぼみが空堀と思われる)
再々度川沿いへ。
鯉の大群に出くわしたのでアップで撮影してみました。
1匹だけ錦鯉がいます。
川を渡る橋にさしかかりましたが、渡った先は埼玉県(入間市)でした。
埼玉県に突入するとは思わなんだ…。
まだ4月ですが藤の花が咲いていました。
住宅街を抜けた後金子駅に着いたものの、駅の改札は線路を挟んで反対側…。
急いで反対側に渡る踏切を探している途中、乗る方向の列車が到着してしまった!?
踏切を渡り駅の改札に到着。
どうやら対向列車待ち合わせらしく、乗車に間に合った模様。
急いで駅名標を撮影して…(何気に国鉄タイプの駅名標だったりする)。
滑り込みセーフ!で乗車しました。
新緑の中を線路が一直線に伸びています。
八高線は単線なものの、乗車中の高麗川~八王子間は電化されているので架線があります。
※引き続き基本かぶりつき視点にて撮影
両側をコンクリートの壁で挟まれていて半トンネル状態?な感じ。
(もしかしたら元はトンネルだったのかも…)
米軍横田基地の前を通過。
拝島駅の手前、青梅線と合流する地点。
この先色々ポイントがあるためか、信号がやたらありますが…。
拝島駅に到着するところ。
(到着後対向列車待ち合わせのため少々停車)
拝島駅を発車した後、青梅線の線路を跨ぐところ。
その後多摩川を渡ります。
側面から下流側を撮影。
途中小宮駅に到着するところ。
台地の上を右側にカーブして走行。
終点の1つ手前、西八王子駅に到着するところ。
西八王子駅で対向列車とすれ違い(のため少々停車)。
多摩川の支流の浅川を渡るところ。
右にカーブした後中央線と合流します。
(またもや信号がいっぱいある)
終点の八王子駅に到着するところ。
留置中の貨物車両や横浜線の車両も見えます。
ということで終点の八王子駅に到着。
乗車した車両の形式部分を撮影。
「モハ209-3501」とありますが、うっすらと元の形式も見え、元は「モハ209-502」だったらしい。
現在この車両は「209系3500番台」ですが、中央・総武緩行線で運用されていた「209系500番台」からの改造車ということでしょうか?
ホームの隣側には中央線の上り列車が停車していましたが、今回は中央線には乗車せずに…。
横浜線に乗車します。
八王子駅を発車後程なくして京王線と交差します。
(以前高尾山に行った際は京王線側から横浜線の線路を撮影しましたが…)
横浜線内では一番新しい駅となる八王子みなみ野駅に到着するところ。
八王子みなみ野駅を発車した後は横浜線内随一の山あい区間。
一見単線に見えますが、八王子方面に向かう下り線の線路は右側にあります(トンネル区間)。
トンネルを抜けた後に相原駅に到着するところ。
橋本駅の手前で国道16号線の下を通過。
橋本駅に到着するところ。
橋本駅に到着。
橋本駅で「あるもの」を見るために一旦改札の外に出ます。
「あるもの」とはリニア新幹線の神奈川新駅(仮称)の建設現場。
既存の橋本駅の西側にできる予定ですが、ご覧の通り巨大な盛り土が見えます。
少し離れた場所から撮影。
この地点は京王相模原線の橋本駅改札前。
先ほどの地点から南よりに歩き、横浜線の線路を跨ぐ京王相模原線の高架橋を撮影。
現状駅の手前で大きくカーブして横浜線の線路と平行して橋本駅に到着する構造ですが…。
リニア新幹線新駅建設に伴う再開発によって、京王線の高架橋を直進させて西寄りに駅を移設する計画があるらしいです。
(上の写真で言うと、左側に見える高圧線鉄塔の辺りに高架橋を持っていくというイメージ?)
建設現場を囲う壁にあったイラストですが、額縁から(リニア新幹線の)車両の鼻が突き出しているという何とも面白い構図。
(ご丁寧に「鼻」の下に影が描かれているのがリアルです)
最後に遠目から建設現場を撮影。
ちなみにこの場所ですが、元は高校があったようです…。
駅に戻り、今度は相模線に乗車。
実は相模線もこの度車両のリニューアルがあり、昨年房総ローカル線で乗車したE131系と同タイプの車両(500番台)が導入されました。
橋本駅を発車後、国道16号線の下を通過。
ちなみにこの車両ですが、全面中央に貫通扉がある構造のため「かぶりつき撮影」が困難で、縦長の構図にトリミングした構図で加工しています。
遅ればせながら相模線も単線です。
ということで対向列車とすれ違いで少々駅で停車することもしばしば。
途中に原当麻(はらたいま)という駅がありますが、昭和世代の筆者はどうしても「はらたいら」さんを思い出してしまいます。
※はらたいら=「巨泉のクイズダービー」にも出演していた漫画家(故人)
「はらたいらに3000点」などの名言もあり。
架線よりも遥かに巨大な送電線が目立つ区間。
この辺りは相模川に接近しています。
(奥に見える山の手前を相模川が流れる)
再び対向列車と待ち合わせ。
遠方に大山が見えます。
相模線は単線ながらも列車本数も割と多い(約30分間隔)ので大抵の駅には行き違い設備がありますが、中には上の写真のような行き違い設備の無い駅もあります。
(海老名の1つ手前の入谷駅か?)
相模川(西側)の反対側は台地になっています。
(奥は相鉄線のかしわ台方面か?)
踏切の奥に見えるのは国道246号線の高架橋。
もう少しで海老名駅に到着するところ。
ということで海老名駅に到着。
駅到着後にふと形式部分を再度撮影したところ、「クモハ」の表記が。
リニューアル後の相模線車両も(リニューアル前と同じく)4両編成ですが、通常は「クハ(Tc)+モハ(M')+モハ(M)+クハ(Tc)」の構成になるはず。
今回クモハがあるということは「クモハ(M'c)+モハ(M)+サハ(T)+クハ(Tc)」という構成に変わったようです。
※補足説明
Tc(ク)=制御車(運転台のある車両)
M(モ)=電動車(中間車でモーター付き。M'だとパンタグラフもあり)
T(サ)=付随車(中間車でモーター無し)
Mc(クモ)=制御電動車(運転台ありでかつモーター付き。(M'cだとパンタグラフもあり)
「ハ」は普通車の意。
これ以上はGoogleないしは鉄道情報誌等で調べて下さい。
長々と説明しましたが、本日の行程的にはここで終了です。
※上の写真は橋本方面へと進む相模線の電車
ここからはおまけで…。
ロマンスカーミュージアム前にある自販機がこちら。
小田急の歴代ロマンスカーのデザインになっています。
(左からSE車・NSE車・LSE車か?)
自販機の裏面もご丁寧に(各車両の)背面も再現されています。
ミュージアム入口の横にはロマンスカーを模した撮影台もありました。
最後は相鉄線で横浜方面に戻りました。
ついでに海老名駅で撮影した相鉄線時刻表の補足説明も…。
こちらは海老名発列車の平日時刻表。
平日時刻表の一部を拡大。
6~8時の時間帯で通勤急行(赤)及び通勤特急(赤紫)の設定があります。
こちらは海老名発列車の土休日時刻表。
横浜駅と同様に各駅停車の他には快速と特急しかありません。
ということで当日の行程終了。
(その2に続く)
2023-04-23 17:19