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「MS IGLOO」を見た [ガンダム・ガンプラ]

ブログのプロフィールで「アニメ(ガンダム)と釣りがメイン」と記載しているのに、ガンダム関連の記事を1度しか取り上げていないのはどうかと思いまして、先日CS放送「アニマックス」にてMS IGLOOが放映されたのでこの機会に見てみました。

表題の「MS IGLOO」ですが、ガンダムシリーズ初の全編CGによる作品で、第一シリーズの「1年戦争秘録」と第二シリーズの「黙示録0079」による各3話(全6話)の構成です。
1年戦争秘録については当初松戸のバンダイミュージアム(現在は閉館)での限定公開でしたが、現在は黙示録0079と共にDVD・BDパッケージ化されています。
ちなみに正式なタイトルは「機動戦士ガンダム MS IGLOO」ですが、実際にガンダムが登場するシーンは殆ど無く(一瞬カメラが捉えた映像がうつるだけです)、オリジナルのガンダムでは適役だったジオン軍の視点から見たストーリーです。

CGの使用についてはガンダムの場合ゲーム作品では以前から駆使されているので今となっては特段珍しいものではないですが、キャラクターも含めて全てCGを採用したのはこの作品が初めてのようです。
正直全編CGというのはかなり違和感があるのではないかと思っていましたが、実際視聴してみると違和感は殆ど無く、圧倒的な迫力と重厚なストーリーに没頭できたのでありました。
さすがにキャラクターの動きがぎこちない点は少々ありますが、CGというよりは実写版の戦争映画を視聴しているような感覚です。

全体的なストーリーは大まかに言うと主人公がジオン軍の技術士官で各話ごとに所属している試験部隊に試作兵器が送り込まれ、評価試験の名の下に配属されたパイロットと共に実戦投入されるという内容ですが、圧倒的に不利な戦況(特に後半にかけて)にも関わらず任務を全うする姿にはただただ感動…です。
要するに男(漢)の生きざまを見せつけられたわけで、ジオンとオヤジキャラ(ランバ・ラルとか)が好きな方には堪らない作品ではないでしょうか?
(自分がまさにそうですが…なにか)
反面ハードな内容なので昨今のアニメ作品(SEEDやOOなど)しか知らない世代にははっきりいっておすすめできないと思います。
(1年戦争が舞台なので、少なくともファーストは見る必要があるかと)
あと登場キャラの年齢層が高い(主に30代)のもポイントですが、黙示録0079では学徒兵など若年層のキャラも登場するもののあっさりと悲劇に見舞われるなど、戦場の非情さも過去の作品よりもクローズアップされています。

著作権の関係上実物の映像が公開できないのですが、公式サイトがあるようですので興味があれば参照を。

ちなみに「MS IGLOO2 重力戦線」という続編も出ているので、そちらも機会があったら見てみたいですね。
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