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ちょいと山登りに [アウトドア(釣り・登山・スキー等)]

一昨日(7/14)ですが、仕事が午前中で終わった関係で午後から高尾山へ山登りに行ってきました。




都心(新宿)から京王線の特急を利用するれば1時間足らずで着いてしまうので、午後からでも十分間に合う距離ですね。
ただ当日は現地(高尾山口駅)に到着するなり雨が降ってきたため、ややコンディションは悪い状態でした。
(降ったり止んだりの繰り返しで、土砂降りにならなかったのが幸いでした)

昼食をとった後、麓のケーブルカー乗り場へ。

当日は生憎の雨模様

最初から徒歩でという選択肢もありましたが、時間(体力)の節約と高尾のケーブルカーに乗ったことがなかったため、今回は登りのみケーブルカーを利用しました。
(他にリフトもあり)
ケーブルカーは通常15分間隔で運行していますが、混雑の具合により臨時で時間を早めて運行を行うこともあるようです。
今回はその臨時運行便での乗車となったため、発車前の写真を撮れないまま間を置かず乗車するはめになりました。
乗車時間は約6分ですが、車内アナウンスによると国内のケーブルカーとしては最も急勾配な路線だそうです。
実際乗車して確認した限りでも、確かに山頂駅付近にかけてはもの凄い勾配だった気がします。

すれ違い地点でもこの勾配。ここから先は更に勾配がきつくなります。

車両は計2両で、それぞれ「紅葉号」「青葉号」の愛称が着いています。

今回乗車したのは紅葉号

もう一方の青葉号。なにげにパンタがシングルアーム式だったりします。

山頂(高尾山)駅入口付近から撮った写真。
ちょうど中央道と圏央道の分岐点(八王子JCT)が見えました。

圏央道が南に延伸することになると、ちょうど高尾山の真下を通ることになるのでしょうか?

山頂駅付近の展望台では夏季(7/1~10/3)まではビアガーデン(ビアマウント)を開催中。
平日は16時開場なので訪れた時刻では当然開いていませんでしたが…。

オープンは16時から

2時間飲み放題・食べ放題、食事はバイキング形式で大人男性で3.300円です(女性は3.000円)。
ちなみに会社の同僚の話によると結構好評のようで、入場まで30分位は待つみたいです。
今回の登山ルートですが、登りがケーブルカー高尾山駅から「1号路」を利用、下りが「6号路」を利用しました(下記マップ参照)。

いずれのルートも登山時間は1時間半が目安のようです

徒歩のみでの登山ルートとしては1号路・6号路・稲荷山コースの3つがあるようですが、メインルートとなる1号路は途中までは整備された道が続くため、比較的軽装備でも登山可能です。
極端な話普段着でもOKそうですが、靴だけは歩行に適したものを履いた方がよさそうです。
6号路は急斜面はないものの本格的な登山道なため、それなりの装備をした方が良いと思います。
残りの稲荷山コースについては尾根伝いのため、一番難易度が高いようです。
本当は吊り橋のある「4号路」も行きたかったのですが、御覧のとおり通行止めとなっているため今回は断念。
また機会があれば行けるといいですね。

基本的に山登りとしては初級的なコースですが、ルートによっては本格的な登山もできそうなので山登り初級者から上級者までまんべんなく楽しめそうな気がしました。
(来訪者の服装を見ても普段着に近い方から両手ストックと大型リュックを背負った重装備の方まで、様々でした)
富士山はさすがに無謀ですが、高尾山ならば「思いつき登山」も可能かと。

少し景色を眺めつつ、いよいよ登山開始。

都心方面を眺める

歩いて間もない位置にある「蛸杉」を通過。

根元が蛸の足のように伸びているのが名前の由来。

途中急な階段もありましたが…

階段ですが「男坂」とのこと。別ルートで緩やかな「女坂」もあり

登山といえばやはり「茶屋」は外せないか…

途中の茶屋にて。
「天狗ラーメン」という人気メニューがあったので、食事をここでとれば良かったなとちょっと後悔…。
とりあえず今回は「ごまだんご」をいただきました。

いきなり霧が出ましたが…

雰囲気はいいですが

中間地点である「薬王院」に到着。

入口の門には四天王が祀られています

天狗様は高尾山の守護神

本堂では定番のおみくじを引いてみましたが、結果は大吉でした。
(以前大山の時も大吉だったような…)

参詣客もちらほら

薬王院から頂上までのルートは登山道らしくなってきました。

並木の根の部分が土が削られて浮き出ているのが印象的

あと少し…

ケーブルカーの駅から寄り道をしつつ、1時間程度で頂上に到達。
尤も頂上といっても標高600M程度なので、ちょうど中間点という感じですが。

到着時には晴れていました

背後に高い山が見えるので、頂上という感覚は薄いのですが…

あと車が止まっていたので、ということは麓から頂上まで車が走行できるルートがあるということでしょうか?
(他の山ではまず見かけないので、恐らくここだけでしょうね)

頂上から都心方面を見た写真。

雲はかかっているものの、天気は良い

カメラの最大望遠で撮った写真を2点。
まず1点目。奥に見えるのは形状からして鶴見つばさ橋でしょうか?

そのままでは見づらいため、強めのコントラスト補正をかけています

2点目。中央に見えるのは六本木ヒルズと東京タワーのようです。
(現地では何が撮れたか分からず、帰宅後PCで確認して気づきました…)

おぼろげながらも…

恐らく空気が澄んでいればもっとはっきり見えるのではないでしょうか?
夜景だと更に綺麗そうです。

西側では富士山を始め各山々が見えるはずなのですが、当日は雲がかかっていたため、拝むことはできず…。

中央の観覧車は相模湖ピクニックランドのもの

30分程滞在の後下山にかかりましたが、急に雨が降り出しました。

ついさっきまでは晴れだったのに…

「山の天気は変わりやすい」とは良く言われますが、そのことを実感した次第です。
幸い雨具(カッパ)は持参していたので、利用することに。

下山ルートについては天候が悪くなったことで少し迷いましたが、一気に麓まで到達する「6号路」を選択。

倒れ掛かっている木はあるものの、道は割と整備されています

最初は整然とした道のりですが、やはり途中から段々足場が悪くなります。
雨中での歩行のため、特に足元を注意しつつ…

途中からは沢に沿っての道なりとなります

途中倒木もあり、自然の怖さを体感したり。

見た感じでは割と最近倒れたようです

一休みして、ふと上を見上げると…

緑が心地よいです

麓寄りにあり「琵琶滝」。
修行者が滝に打たれることもあるようですが、この日はいませんでした…。

時間も遅いため、入口も閉まっていました

6号路の入口。

右の柱には「琵琶瀧水行道場」の記載あり

麓に戻ってきたのは17時半頃でした。

すでにみやげ屋も閉まっており、道歩く人もいませんでした

…とまあ半日の行程でしたが、中々楽しめました。
極端な悪天候ではないものの、雨中での登山は最近なかったので、これはこれでいい経験になりました。
実は少し前に登山用の靴(トレッキングシューズ)を購入したのでその試しを兼ねての登山だったのですが、翌日の筋肉痛が軽減されるなど効果はあるようです。
尤もつま先がかなり痛くなりましたが、厚めの靴下をはくなどすればそれも軽減できるのでしょうか?
次回登山をする際に試すとします。

それにしても登山をネタにして記事を書くとどうしても写真の掲載が多くなってしまいますね。
ブログのデータ使用領域をまた消費してしまいました。
といいつつも、おまけの最後の1枚。

帰りに乗った電車、各停新宿行き(途中で準特急に乗り換えましたが…)
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