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ちょいと江の島へ [お出かけ・小旅行]

一昨日(3/20)ですがたまたま仕事が休みだったので、ちょいと江の島まで行ってきました。




今までも何度か行ったことがありますが、ここ暫くは行ってなかったので久しぶりに。
今回はドライブも兼ねてということで、電車ではなく車にて。
自宅からは下路のみで2時間位でした(途中寄り道したので正味1時間半位か)。

現地に到着したのが昼すこし前だったので、到着後早めに昼食をとってから出発しました。
ちなみに昼食は「かき揚げしらす丼」でしたが、割とボリュームがあったのでいい感じに満腹でした。

江ノ島神社の入り口

土産屋街の坂を上って、江島神社の入り口へ。
平日で曇り空にも関わらず、それなりの人出でした。

赤い鳥居の奥にある竜宮城チック(?)な門をくぐる形で階段を上り、一番手前にある辺津宮(へつのみや)へ。

輪をくぐった後にお参り

宮の手前にある輪(茅の輪)をくぐった後にお参りします。

日本三大弁財天の一つだそう

隣には日本三大弁財天の一つである「江島弁財天」が祀られているお堂が。
これだけでも拝観料(150円)がかかりますが、せっかくなので見てみました。

この後は展望灯台を経て島の最奥にある岩屋まで行き、引き返してくるという行程。
島の観光地店をほぼ一通り周るルートです。

参考:江の島の全体地図(藤沢市観光ホームページより)

中津宮

先ほどの辺津宮から階段などで5分ほど上ると、江島神社の2つめの宮である「中津宮(なかつのみや)」に到着。
宮の左手には水琴窟がありました。

江の島名物?の「エスカー」

江の島は頂上の展望燈台までそれなりに高低差があるため、徒歩で上る他に「エスカー」という交通手段があります。
いわゆる「エスカレーター」ですが、脚力に自身のない方にとっては有り難いものではないかと。
(屋外に設けられたエスカレーターとしては国内初らしい)
エスカーの乗り場は3ヵ所あり、それぞれ入り口~辺津宮・辺津宮~中津宮・中津宮~頂上を結んでいます。
(上の写真は中津宮~頂上間の乗り場)
もちろん有料で、全区間通しで乗ると360円です。
途中からも乗車可能で、中津宮~頂上間は100円…。
自分はまだ脚力は大丈夫なので、(今回も)利用はしませんでした。

ちなみにエスカーは「上り」のみです(下りは徒歩のみ)。

奥には展望灯台が

尤も島の頂上には徒歩でも10分くらいで着いてしまう感覚ですが…。
(ガイドによると徒歩20分かかる模様)
奥には島のシンボルと言える展望灯台が見えます。

灯台の足元にあるサムエル・コッキング苑

展望灯台に行くには足元にある「サムエル・コッキング苑」を通って行きます。
入場料:サムエル・コッキング苑とセットで500円
※サムエル・コッキング苑のみの場合200円、先に挙げたエスカーと灯台・コッキング苑のセットで750円です。

苑内には温室の遺構も

この場所は明治時代にイギリスの貿易商であるサムエル・コッキング氏によって作られた庭園で、苑内には当時作られたレンガ造りの温室の遺構もあります。
庭園は基本的に西欧の回遊式の様式ですが、一部が和風・中国風・韓国風の造りの部分もあります。

灯台入り口に到着

ようやく灯台入り口に到着。

「江の島シーキャンドル」という愛称が付いた模様

新しい展望灯台は2003年に完成したのですが、2010年に公募により「江の島シーキャンドル」という愛称が付きいたようです(前回来た時には愛称は無かったと思います)。

それはともかく、早速エレベーターにて頂上の展望台へ。

当日は降雨や強風などの悪天候ではなかったため頂上にある屋外の展望広場が開放されていましたが、生憎の曇り空のため眺めは良好とは言えませんでした。

江の島駅方面

島の北側、江の島駅方面。
中央の橋の右側が砂洲になっていて、干潮時には陸続きにになっているように見えます。
(朝のニュースなどでよく江の島の様子が映るので、その際に確認できるかと)
撮影当時は昼を過ぎていたので、丁度すれすれで水面に隠れかかっている感じですね。

南東方面

ちょうど南東方面を見たところ。
手前がコッキング苑の敷地、視界が良ければ遠方に三浦半島・更には房総半島も見ることができるのではないかと。

南側は断崖絶壁

南側はご覧の通り断崖絶壁です…。
(奥は果てしなく太平洋が広がります)

南西方面

南西方面。これから行く奥津宮も見え、ちょうど島の先端の下が最奥の岩屋になります。

やっぱり残念…

西側。
晴天で視界がよければ大山や富士山なども見えるようですが、この天候ではさすがに見えるはずもなく…何とも残念。

ということで、一周りした後展望台を下りるとします。

下りのみ徒歩で降りることが可能

エレベーターを使えば一気に降りることができますが、下りのみ外階段にて徒歩で降りることができます。
(外階段についても悪天候時は閉鎖されます)
階段に手すりが付いているとはいえ、完全に外なのでちょっと怖いかも…。

無事?に降りた後は元の街道に戻り、奥津宮・岩屋方面へ。

この辺りが「山二つ」と言われる場所

この辺りが江の島の「山二つ」と言われる場所で、島の頂上の陸地が最も狭い部分です。
東西二つの島の接点に当たるため、「山二つ」という名前が付いたそうです。

灯台展望台から撮影した山二つ

灯台展望台から撮影した「山二つ」。
ちょうど右下の赤い屋根の家の手前が最も狭い箇所で、道の両再度が断崖絶壁になっています。
特に南側(写真では上)の断崖は海よりの風が猛烈に吹き上げるためか、崖上の樹木が(風の影響で)極端に変形している様子が伺えます。

江島神社最奥の「奥津宮」

山二つを越えた先、江島神社最奥の「奥津宮(おくつのみや)」に到着。

宮の左側にある「龍宮大神」

宮の左側には龍神様を祀る「龍宮大神」が。
※龍宮大神=「わだつみのみや」と読むらしい
ちなみに紫ののぼりの一つがLUNA SEAが結成25年コンサートの成功を祈願するものでした…。

島の裏側、岩屋付近

奥津宮から更に奥へ、急な下り階段を下りるとちょうど島の裏側に。
道の終点(上の写真の手前側)が岩屋洞窟の入り口。

岩屋洞窟の入り口

岩屋洞窟も有料施設です(入洞料500円)。

水面に浮かぶ怪しげなオブジェ

岩屋は長い年月を経て波の浸食によってできた洞窟で、第一岩屋と第二岩屋の2つの洞窟から成ります。
上の写真は第一岩屋の入り口付近にある、水面に浮かぶ怪しげなオブジェと与謝野晶子の歌碑。

第一岩屋の奥は遠く富士山下の洞窟まで通じているという伝えも…。

確かに亀に見える…

第一岩屋と第二岩屋の連絡通路から見える「亀石」。
確かに亀の形に見えます…。

湿り気たっぷりな感じ

第二岩屋の入り口付近で撮影。
第一岩屋もそうでしたが、洞窟全般で湧き水が発生して内部の岩肌は常に湿気に覆われています。
また洞窟特有の現象で内部の気温が季節に関わらず一定であるため、心なしか暖かかったです。
(夏は逆に非常に涼しい)

洞窟の最奥では龍神様がお出迎え

第二岩屋の最奥では龍神様がお出迎え。
手前の太鼓(写真にちょっと写っている)を2回叩いて2回ともフラッシュすると願い事が叶うそうです。
自分は1回だけだったので「半分叶うでしょう」とのこと…。

奥の橋が第一岩屋と第二岩屋の連絡通路

岩屋を出た後は海岸の広場を散策。
奥に見える橋が第一岩屋と第二岩屋の連絡通路。

眼前の岩の向こうは太平洋…

眼前の岩の向こうは太平洋…。

その後は来た道を引き返し、元の辺津宮入り口に戻ってきました。

再び竜宮城風の門へ

最後に土産屋街で一応お土産を買って、江の島を後にしました。

その後はそのまま帰っても良かったのですが、寄り道で海岸沿いの国道(134号線)で鎌倉方面へ向かい、稲村ガ崎付近の公園に立ち寄りました。
(鎌倉海浜公園という名前)

公園下の海岸から江の島方面を見る

公園下の海岸から撮影した江の島。
この場所が江の島が一番絵になる風景になると(個人的には)思うので、この公園に来ると毎回このアングルで写真を撮ります。

これも絵になる風景

ちょうと上の写真の逆サイドから撮影(逗子方面)。
これも絵になる風景ですね。
天気が良ければ尚良かったのですが…。

最後におまけで江ノ電の稲村ガ崎駅に行きました。

江ノ電稲村ガ崎駅

タイミングよく上下の電車が行き違い

タイミングよく上下の電車が行き違い。
右側の電車(鎌倉行き)が紫色なのは、姉妹提携している京都の嵐山線(嵐電)の車両の色に因むものです。
反対に嵐電でも江ノ電色(緑とクリームのツートンカラー)の車両が走っています。

これが江ノ電色

これは江ノ電オリジナル色の江ノ電車両。

左が嵐電オリジナル色、右が江ノ電色の車両

※参考:嵐電のオリジナル色の車両と江ノ電色の車両
(以前京都に行った時に撮影したものを縮小して並べてみました)

ちなみに今回は江ノ電には乗車していません。
(パーク&ライドという訳でもないので)

そんな感じであとはそのまま自宅に戻りましたが、帰りも下道で途中渋滞していたため、家に着いたのは2時間以上後でした。
天気が良ければ快適だったので、やっぱりちょっと残念。
(雨が降らなかっただけましか…)
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