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青春18きっぷの旅Part3~紀勢編(1日目) [鉄道・鉄道旅行]

という訳で夏休みを利用して恒例?の18きっぷ旅行に行ってきました。
今回は紀勢編ということで紀伊半島を周回して各観光地を巡るという、5泊6日の行程です。
尤も1日目は名古屋まで移動して周辺のJR線を乗りつぶすという内容なので、本題の紀勢編に入るのは2日目からになりますが。
(前回より1日長いのはこのためです)

では早速1日目。
早朝(6:30頃)に横浜駅を出発。
今回は新幹線ではなく、最初から普通列車での移動です。
従ってここから18きっぷを行使します。

まずはこの電車で熱海まで

まずはこの電車で熱海まで。
横浜から熱海まで1時間半位かかるので、この区間だけグリーン車を利用し、今後の乗り継ぎに備えるとします。

JR東海211系(興津駅で撮影)

JR東の区間は熱海までで、熱海からは暫くJR東海の列車を乗り継ぐことになります。
乗車した主な車両は上の211系と、下の313系。

JR東海313系(大府駅で撮影)

ひとまずの乗換駅である大府(おおぶ)駅まで4回列車を乗り継ぎましたが、夏休み&18きっぷ利用期間ということもあって、区間的に車内はかなり混雑していたため着席できない時間が多かったです。
距離がある分、これはさすがにきつい…。

一応途中の風景を紹介。

由比付近

由比(ゆい)駅付近の、海沿いを東名高速と一般国道と並走する区間。
外からだと富士山をバックに一望できる名勝地点ですが、さすがに車内からだとそれは無理…。
ちなみに当日富士山は雲に隠れていて、一瞬だけ姿を拝むことができましたが。

並走する新幹線を撮影

並走する新幹線を撮影。
こちらの列車をよそに猛スピードで駆け抜けて行きました。
(浜松付近)

浜名湖を通過

浜名湖を通過。
新幹線だと一瞬ですが、在来線だと比較的長く景色が拝めます。

大府駅

名古屋の少し手前、大府(おおぶ)駅に到着。
ここで乗りつぶしを達成するため、武豊線という支線に乗り換えます。

武豊線313系

武豊線の車両も東海道線と同じく313系を使用。
(ワンマンの2両編成)
武豊線は最近まで非電化の路線でしたが、電化が成ったため電車が走るようになりました。
尤も電化前に走っていた気動車も見かけは同じようなタイプの車両でしたが…。
(その車両は後ほど紹介します)

のどかな田園の風景

大府駅を出発したあとすぐに東海道線と分岐し、終点の武豊駅へ。
都心に比較的近いながらも、車窓にはのどかな田園の風景がひろがります。

武豊駅

大府から30分少々で、終点の武豊駅に到着。

何もせずにそのまま折り返し

目的が路線の乗りつぶしのため、駅に着いたものの特に何もせずにそのまま折り返しの電車に乗ります。

再び東海道線へ

大府に戻り、再び東海道線へ。
写真の車両は311系という、ちょっとレアな車両です。

複々線化できる用地は確保しているものの…

大府から名古屋方面へ。
現状は複線ですが、複々線化できる用地は確保しているものの一向に着工される気配は無いようです。
(確か3年前も同じような状態でした)

名鉄神宮前駅の手前

名鉄神宮前駅の手前(写真奥が神宮前駅)。
名鉄本線と常滑線との分岐地点。
一応、「電車でD」でも登場する区間(進行方向が逆ですが…)。

熱田駅で下車

この日唯一の観光地点となる熱田神宮に立ち寄るため、JR線の最寄り駅となる熱田駅で下車。

名鉄神宮前駅

JR熱田駅からだと熱田神宮まで多少離れています(500M位)。
直近の最寄り駅は名鉄神宮前駅。

ということでこの後は熱田神宮へ。

熱田神宮東門

熱田神宮の正門といえる、東門に到着。
到着した時の率直な感想…さすがに名古屋は暑い!

熱田神宮の全体地図

熱田神宮の全体地図。
主な訪問場所は本宮・別宮八剣宮・上知我麻神社と宝物館。

木陰が心地よい

まずは本宮を目指します。
参道の木陰が心地よいです(本当に)。

ニワトリなんかも

ニワトリも何匹か見かけました。
これがかの有名な名古屋コーチン?

巨大なクスノキ

本宮の少し手前、手水舎の横にある巨大なクスノキ(大楠)。
まさに「ご神木」。

熱田神宮本宮

本宮に到着、ひとまずはお参り。
当日は人出はほどほどでした。

今回は朱印帳を持参したので、ここで(今回旅行で)初めての朱印を受けました。

清水社の下にある湧き水

本宮の裏手、清水社の下にある湧き水。
奥の小石に水をかけるとご利益があるとか。

この後宝物館の展示物を見て、別宮・八剣宮(はっけんぐう)と上知我麻(かみちかま)神社へ。
(宝物館は入館料300円がかかります)

別宮・八剣宮

上知我麻神社

八剣宮は最近立て替えられた模様。
ここでも朱印を受けました(八剣宮・上知我麻神社と合わせたもの)。

八剣宮・上知我麻神社入り口の鳥居

これで一通り周ったので熱田神宮を後にして、再びJR熱田駅に戻ります。

2両編成?

次の電車の到着待ちの間に隣を走る名鉄線の様子を撮影したのですが、普通列車と思われる電車が何と2両編成で走行していました。
ローカル路線なら納得できますが、ここは名古屋近辺(名古屋駅から2~3駅しか離れていない)。

特急は6両編成

次に来た特急は6両編成(それでも東京首都圏よりは両数が少ないですが)。
実は近鉄線(名古屋線)も普通列車は2両編成だったので、要するに名古屋地区の私鉄は優等列車(特急・急行など)主体の運行体系で優等列車と普通列車との需要差が極端ということですね。
東京首都圏ではちょっと考えられないですね。
(唯一、京急線は上記に該当するかもしれません)

とりあえず岐阜まで

そうこうしているうちに電車が到着したので、乗車してとりあえず岐阜まで移動。

岐阜に到着

名古屋を通り過ぎ(正確には名古屋で普通から新快速に乗り換え)、岐阜に到着。
この後は折り返す形で高山本線に乗り換えます。

高山本線キハ75形

高山本線は非電化路線なので車両は気動車ですが、到着したのはキハ75形。
翌日乗車する「快速みえ」にも使用されている、ハイグレードな車両です。
登場時は急行かすがでの運用もあったことから、内装も普通列車よりは1ランク上です。
(カーテンが付いているなど)

高山本線は途中の美濃太田まで乗車。

これがまずまずの風景か

車窓は基本的には田園地帯ですが、とりわけ景色が良いというわけではなかったです。

この辺りは若干景色が良い

美濃太田に近づく少しの間清流地帯で、この辺りは若干景色が良かったです。

美濃太田に到着

美濃太田に到着。

飛騨高山行き

高山本線はこの後飛騨高山方面に向かいますが当日は名古屋まで戻らないといけないため、多治見へと向かう太多(たいた)線に乗り換えます。

太多線は新鋭のキハ25形

乗車する車両は新鋭のキハ25形。
見た目も内容も313系の気動車版といったところ。
実は武豊線が電化する直前に運用されていたのがこの車両で、武豊線の電化に伴い他の非電化路線の旧型車両(主にキハ40系列が対象)を置き換える形で最近運用開始されたようです。

座席はロングシートですが、新車なので(残念ながら)座り心地は良いです。

木曽川を渡る

美濃太田を出発した後、木曽川を渡ります。
(長良川かと思いましたが、地図で確認したところ木曽川のようです)
悠久の河といった感じですね。

可児駅で名鉄線と接続

途中の可児(かに)駅で名鉄線と接続。
名古屋・岐阜を周回するルートで来ていますが、このルートはほぼ名鉄線と競合しているので大抵の主要駅で名鉄線と接続しています。

やはりローカル線という感じ

こうして線路の様子を撮影すると、やはりローカル線という感じを受けます。

姫

姫=ひめ。
相変わらず一文字の駅名が好きです。
夕暮れ時の背景もいい雰囲気です。

多治見に到着

太多線の終点、多治見に到着。

中央本線に乗り換え

中央本線に乗り換え、名古屋に戻ります。

定光寺駅

多治見から2つめの定光寺(じょうこうじ)駅。
名古屋から30分程度ですが、渓谷沿いで秘境駅的な雰囲気を感じます。
この後は日没のため、外の撮影は不可。

名古屋に戻ってきた

終点の名古屋着(列車は折り返し高蔵寺行き)。
時刻は20:30を回ったところですが、ここで初日の日程終了。

名古屋で1泊して、翌日は朝一の快速みえで伊勢神宮へ向かいます。

※1日目まとめ
観光は熱田神宮のみで、後はほぼ乗りっぱなしの行程。
予定通りのスケジュールをこなせましたが、名古屋に着くまでの東海道線の混雑(島田~豊橋間)は疲れました…。
次回以降は名古屋までについては新幹線を使ってワープということで。

(2日目に続く)
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