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夏休みの乗り鉄旅行2018~行くぜ、東北編Part2(2日目) [鉄道・鉄道旅行]

2日目は新潟から白新線・羽越線にて日本海沿いを北へ進み、途中新潟県北部の笹川流れにて遊覧船に乗るなどの観光をしてその後に再び羽越線に乗車、酒田を経由して最終的に秋田に辿り着くという行程です。
実質的に羽越線の全区間を走破するルートとなります。

ということで宿泊先のホテルを出発して最寄り駅に行きますが…。

新津のやや手前にある田上駅

田上駅の駅標

最寄り駅は新津のやや手前にある田上駅。
1日目の記事で新潟でホテルの予約が取れなかったため、駅から徒歩15分程度の湯田上温泉という温泉街にあるホテルに宿泊した関係で、このようになりました。

特急しらゆきが通過していく

普通列車のみ停車する駅なので、特急しらゆきなどは通過していきます。
(たまたま上下線とも特急が通過していった)

ひとまず新潟まで行く

次に普通列車が到着したので、乗車してひとまず新潟まで行きます。

遠くに弥彦山が見える

水田の奥に弥彦山が見えます。

新津の1つ手前は古津駅

新津の1つ手前は古津駅。

旧書体の駅標

新津駅に到着。
旧書体の駅標ですが、磐越西線を走る観光列車「SLばんえつ物語」向けに設置されたものですね。

通常の駅標

こちらが新津駅の通常の駅標。
信越線(さつき野・古津)に加えて磐越西線(東新津)・羽越線(京ヶ瀬)の4つの隣駅があるので、X状の表記になっています。

気動車とすれ違う

新潟の少し手前で気動車とすれ違いますが、恐らくは新津から(非電化路線である)磐越西線に直通する列車と思いきや…。
時刻表を調べたところどうやら新津行きの列車で、間合いで運用されていたようです。

工事が進んで高架化された

新潟駅の直前ですが、工事が進んで高架化されました。

またも気動車とすれ違い

そしてまたも気動車とすれ違い。
こちらは白新線経由で羽越線の坂町から米坂線に入る、米沢行きの「快速べにばな」のようです。

ちなみに左側の高架線は新幹線(こちらは元々高架線)。

4番線まで高架化されている

在来線が4番線まで高架化されていますが、まだ全部ではない模様。

真新しいホームに到着

というわけで新潟駅の真新しいホームに到着。

新幹線直結のホームも

在来線ホームが新幹線と同じ高さになったので、新幹線直結のホームもできました。
特急列車(いなほ・しらゆき等)専用ホームとして使われているようです。

一部地上ホームもあり

一部地上ホームもありますが、次に乗車する電車が地上ホームから発車だったので、少し歩いて移動。

白新線・羽越線の村上行き

次に乗車するのが白新線経由・羽越線の村上行き(普通)。

駅票の行先は片側のみ

残された地上ホームの線路が越後線の線路につながっていないためか、駅票の行先が片側のみで少々寂しげ。
ちなみに東新潟が白新線、越後石山が信越線。

ということで新潟駅を発車。

阿賀野川の河口付近

阿賀野川を渡りますが河口付近なので川幅はかなり広いです。

新崎

新崎・大形と何となく新潟と混同しそうな駅名。
新潟から東新潟・大形・新崎と続くので確かにややこしい…。

単線ですが複線分のスペースがある感じ

白新線は大部分が単線ですが、写真のように複線分のスペースがある感じな箇所も見受けられました。

豊栄=とよさか

豊栄=とよさか、と読みますが、時刻表を見ると豊栄~新潟間の列車が数多く運行されています。
(日中も含めてだいたい20分間隔と、かなり多い)

黒山駅で対向列車と行き違い

次の黒山駅で対向列車と行き違い。

佐々木

苗字で「佐々木さん」は多いですが、駅名で存在するとは…。

遠くに山が見える

もうすぐ新発田駅ですが、遠くに山が見えるようになりました。

新発田駅に到着

新発田駅に到着。
白新線の終点ですが、乗車中の電車はこのまま羽越線に直通して村上まで行きます。

水田の向こうの山にスキー場のゲレンデが見える

水田の向こうの山に雪が残っているのか?と一瞬思いましたが、よく見るとスキー場のゲレンデのようです。

米坂線との分岐駅である坂町駅

米坂線との分岐駅である坂町駅。

海側にも水田が広がる

海側の車窓にも水田が広がり、まさしく新潟の米どころな感じです。

村上駅で、既に乗り換えの列車が待機中

終点の村上駅でに到着するところですが、到着ホームの線路の先には既に乗り換えの列車が待機中…?
物知りな乗客の方から「村上駅が面白いんですよ」と言われたのですがこのことらしいです。

乗り換え先列車の直前で停車

乗り換え先列車の直前で停車しました。

連結シーンではない

反対側から。
この後両列車が連結する訳ではないのですが、一体どうしてこのような停車方法を取るのか…。

村上駅

遅ればせながら、村上駅に到着。

きらきらスポット?

羽越線を走る観光列車「きらきら うえつ」向けの駅標も。
きらきらスポット?

特急列車の退避待ちのためだったらしい

程なくして、ホームの反対側に特急いなほ(下り・秋田行き)が到着。
更にその反対側のホームでも上り(新潟行き)のいなほも到着。

どうやら上下線同時に特急列車が到着する時間帯だった模様。
特急列車で3つの内2つのホームを占有してしまうため、残る真ん中の2番線を(ホームの長さを利用して)普通列車の2編成を縦列して停車させてしまおう、という策でした。
何とも巧妙なやりくりを見れて面白かったです。

相変わらず気動車

で、村上から先は前回(昨年3月)と相変わらず、国鉄形の気動車。

行先表示も昔ながらのサボ

行先表示も昔ながらの「サボ」です。

連結面はやや特殊

この車両ですが、車内の連結面はやや特殊な構造(デザイン)で、国鉄形というよりは一昔前の私鉄や地下鉄っぽい造形です。

それはともかく、村上駅を発車。

(交直)切替

村上駅を出て直後に見られる「切替」の表示。
以前も触れたのですが、この辺りが電気の交流・直流が切り替わるポイント(交直セクション)。
自分が乗車している線路は北方向(酒田方面)に向かっているので直流→交流に切り替わります。
尤も乗車中の車両は気動車なので、電気の切り替わりは関係ないのですが…。
(このセクションがある故に普通列車は電化区間であるにも関わらず気動車で運行されている)

三面川を渡る

セクションを過ぎてすぐ、三面(みおもて)川の鉄橋を渡ります。

日本海が間近に

その後は日本海が間近に。

下車する駅は…

観光のため途中で下車するのですが…

桑川駅

下車する駅は桑川駅。

笹川流れの最寄り駅

桑川駅は名勝「笹川流れ」の最寄り駅ということで以前記事で取り上げたこともあるのですが、今回はその笹川流れを観光したいと思います。

道の駅も兼ねている

桑川駅は道の駅も兼ねているので、駅舎はドライブインみたいな感じです。
(というかドライブインの建物に駅舎が間借りしているような構造)

海面は非常にきれい

駅前の国道の向こうはすぐ海。
海面は非常にきれいです。
ちなみに正面に見える島は佐渡島ではなく栗島。

奥の岸壁あたりを遊覧船が航行する

駅から徒歩10分~15分程度で笹川流れ遊覧船のりばですが、写真奥のやや右側(辛うじて青い建物が見える部分)がのりば。
遊覧船は奥中央に見える岸壁あたりを航行します。

遊覧船のりばに到着

で、遊覧船のりばに到着しましたが…。

満員につき次の便に乗船することに

停泊中の遊覧船は満員につき、次の便に乗船することに。
次の便が30分後ということで、少し散策。

絶好の海水浴日和

当日はご覧の通り快晴で、絶好の海水浴日和でした。

きらきらうえつが通り過ぎる

待ち時間の間、のりば前の線路をちょうど観光列車「きらきら うえつ」が通り過ぎていきました。
本当のことをいうとこの列車にも乗りたかったのですが、指定席券が既に満席だったため今回は乗車できず。
まあ機会がれば乗ってみたいですが…。

遊覧船が到着

そうこうしているうちに(乗船する)遊覧船が到着。
笹川流れ遊覧船は2隻体制で運行していますが、今回乗船するのはこちらの「おばこ丸」。
もう1隻の「ゆうなぎ」は前の写真の船。

乗船料は大人1.000円で、所要時間は40分前後。

遊覧船の航路図

遊覧船の航路図。
ルートはわかりますがポイントがちょっとわかりずらいので…。

奇岩地帯をくくぐりぬける

奇岩地帯に沿って航行する感じです。
ということで出発。

日本海上に出るのは初めて

そういえば、日本海上に出るのは初めてだったりします。
(東京湾はあるけど太平洋上もないか)

よく見ると釣り人が

岩だけの孤島ですが、よく見ると釣り人が…。

恐竜岩

奇岩地帯で一番のビューポイントと思われる恐竜岩を通過。

餌につられてカモメが飛来

カモメの餌付けポイントに到着したようで、餌につられてカモメが飛来してきました。

次々と飛んでくる

次々と飛んできます。
ちなみに餌はかっぱえびせん…

この辺りで折り返し

船はこの辺りで折り返し、やや沖合を航行して船着き場に戻ります。
帰路は真っ直ぐということもあり、速度も若干早め。

びょうぶ岩?

往路は自分の座席からの視点は沖合側でしたが、帰路は反対に視点は岸側になります。
目の前に見えるのはびょうぶ岩?

雄獅子岩?

右側の岩の島は雄獅子岩か?

ゆうなぎ号とすれ違い

復路の中間地点で、もう一隻の遊覧船(ゆうなぎ号)とすれ違い。

ニタリ岩付近

奇岩地帯の最初のニタリ岩付近。

再びカモメが接近

もうすぐ船着き場ですが、再びカモメが接近。

最近距離で撮影

最近距離で撮影。
船の屋根の上に止まり、餌を待ち構えているカモメもいました。

船着き場に戻ってきた

ということで船着き場に戻ってきました。
乗船時間は30分ちょっと。
乗客が多いので、通常より早めのサイクルで回しているのかもしれませんでした。

すぐさま次の便として出発

乗船した「おばこ丸」は入れ替えで次の乗客を乗せた後にすぐさま次の便として出発していきました。

この後は適当に昼食(いか焼きなど)をとって桑川駅へ戻ります。

やはり水面がきれい

途中浜辺を歩いてみましたが、やはり水面がきれいです。

駐車場待ちの車で混雑気味

桑川駅に戻りましたが、前の道は駐車場待ちの車で混雑気味。

2隻の遊覧船がピストン運転状態

駅前の海岸から笹川流れ方向を見ると、2隻の遊覧船が入れ替わり航行していてさながらピストン運転状態でした。
※撮影した写真を拡大表示しています

笹川流れ 夕陽の碑

笹川流れの夕陽をイメージした記念碑も。
笹川流れの夕陽はとりわけ綺麗なようで、今回乗船した遊覧船でも特別便として「夕暮クルーズ」も行っているようです。
(夕暮クルーズは完全予約制の模様)

いずれにせよこの後再び鉄道の旅に戻り秋田まで行かないといけないので、今回夕陽は見れませんが…。

再び酒田行きの気動車に乗車

ということで再び酒田行きの普通列車(気動車)に乗車。
今回は2両編成なので、車内は混雑気味で着席できず…。

引き続きピストン航行中

車窓からも遊覧船が見えましたが、引き続きピストン航行中の様子。
手前がゆうなぎで、左奥に小さく見えるのがおばこ丸。

いかにも車窓からというアングル

窓から斜め前から撮影すると、いかにも車窓からというアングルになります。
(ちょうど左カーブにさしかかっているので)

道の脇に路駐する列を多く見かけた

このように海岸沿いの沿線では道の脇に路駐する列を多く見かけました。
渋滞ではなく路駐の列です、念のため。

空に向かって直立している岩

空に向かって直立している岩。これも奇岩といっていいのか?

勝木駅

勝木=がつき、とよみますが、ここもきらきらうえつの停車駅ということで専用の駅標が。

これは美しい

柱状節理というのでしょうか、これは美しい光景。

鼠ヶ関駅

鼠ヶ関駅、ここから山形県。

未使用トンネル?

山側の車窓でこんな光景も、トンネルの入口のようですが…。
実はこれ、羽越本線の複線化に向けて作られた複線用のトンネルですが、予想よりも需要が見込まれず’(+国鉄時代の財政悪化)複線化の工事が打ち切られて工事中のまま放置された跡のようです。
つまりは前日青海川駅付近で見た旧線跡の逆のパターンで、新線切り替えがされずに現状のままということですね。
尤も付近の区間で新線切り替えが行われた箇所もありますが、それでも複線用のトンネルが単線分しか使用されていなかったり、半分が鉄道・半分が道路というパターンもあるようで、この付近は色々な事情がからむ複雑な区間だったりします…。
(ちなみにこのトンネルが将来的に使用される可能性もあることはあるらしい)

あつみ温泉

あつみ温泉駅に到着。
きらきらうえつの他、豪華観光列車「トランスイート四季島」も停車する模様。
(特急いなほも停車)

小波渡駅

小波渡(こばと)駅。
改札後ろの黄色い警告表示はクマに注意ということなのだろうか?

遠くに見える山は…

海岸沿いから少し内陸部に入りますが、遠くに見える高い山は…と思いましたが、後で地図を確認したら鳥海山でした。

鶴岡駅

鶴岡駅に到着、酒田まであと少し。

川の向こうに鳥海山

川の向こうに鳥海山が見えます。

陸羽西線と合流

余目の手前、陸羽西線と合流。
当日陸羽西線は先日の雨により不通で、バス代行での運行でした。

最上川を渡り…

最上川を渡り…

鳥海山がだいぶ近くなってきた

酒田の手前、鳥海山がだいぶ近くなってきました。

酒田駅に到着

通常の駅標も

酒田駅に到着、一応通常の駅標も。

右の電車に乗り換え

前回は酒田止まりでしたが、今回は秋田まで行くので右の電車に乗り換えます。

今度は電車

念のためですが今度は「電車」です。
車両は秋田地区の701系。

鳥海山に向かって走行

酒田を出発、まずは鳥海山に向かって走行する感じです。
(この写真のみかぶりつき)

南鳥海駅

南鳥海駅に到着。

この辺りが最も鳥海山に近い?

ということはこの辺りが最も鳥海山に近いということでしょうか?

一瞬海沿いを走行

一瞬海沿いを走行。
※これ以降逆かぶりつき

秘境駅な雰囲気

秘境駅な雰囲気がしますが、そのためかホームで撮影される撮り鉄さんもいました。
(撮影時刻を確認したところ、女鹿駅の模様)

やや高い場所を走行

海沿いではありますが、やや高い場所を走行しています。

この辺りは山あい区間といった感じ

この辺りは山あい区間といった感じ。

小砂川駅

小砂川(こさがわ)駅。ここから秋田県に突入。
今回山形県はそのまま素通りでしたね…。

長めのホームが印象的

次の上浜駅は長めのホームが印象的で本線の途中駅といった感じ。

象潟駅

特急の停車駅でもある象潟(きさかた)駅。
一瞬「さきがた」と読んでしまいそうですが…ちょっと難解な駅名ということか。

本線の風格

この辺りは複線で本線の風格といった感じ。

特急いなほとすれ違い

特急いなほとすれ違い。
この車両は単色カラーでした(他に青色もあり)。

仁賀保駅

仁賀保(にかほ)駅に到着。
この駅も特急いなほの停車駅。

雲隠れしつつある鳥海山

風力発電機の向こう、雲隠れしつつある鳥海山。

由利高原鉄道の車両

羽後本庄駅にて。
向かい側のホームには第三セクター線である由利高原鉄道の車両が停車中でした。
機会があればこちらも乗車してみたいですね。

この辺りで鳥海山も見納め

この辺りで鳥海山も見納め。

羽後岩谷

羽後本庄の隣駅の羽後岩谷駅。

引き続き山あい区間

引き続き山あい区間が続きます。

道川駅

道川駅、山中の駅というひっそりとした感じ。

遠くに男鹿半島が見える

日没にさしかかっていますが、遠くに男鹿半島が見えます。

トンネルを抜けて…

トンネルを抜けて…

雄物川を渡る

雄物川を渡ります。

秋田はもうすぐ

羽後牛島、次は終点の秋田。

新幹線と同時到着?

秋田の手前で奥羽本線と合流。
折りしも秋田新幹線こまちと並走、新幹線と同時到着?

終点の秋田に到着

秋田駅の駅標

ということで終点の秋田に到着。

同時着の新幹線

同時着の新幹線を眺める。
新幹線と在来線の車両を同時に見れるのはミニ新幹線ならではですね。

特急つがるの車両

こちらは秋田と青森を結ぶ特急つがるの車両。

なまはげの仮面

男鹿線をアピール

改札までの通路には秋田を発着するローカル線である男鹿線をアピールする展示スペースもありました。
なまはげの仮面はかなりの迫力!

男鹿線の気動車

こちらは男鹿線を走る気動車。
男鹿線には最近烏山線に続き蓄電池電車(ACCUM)が導入されましたが、当日は確認できませんでした。

当日はここ秋田で宿泊、2日目の行程終了です。

(3日目に続く)

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