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新マシン「暁1号 3rd」登場 [PC(自作)]

自身通算8台目?の自作マシンがこの度完成。
(以前紹介した「魁4号II・魁3号IIは中古パーツの組み合わせのためカウントに含まれず)

暁1号3rd外観

マシン名称は当初「魁2号 3rd」を予定していましたが、(気分的に)魁シリーズとは別系統にしたいと思ったため空き番になっていた「暁」の名称を採用。
暁1号の3代目ということで「暁1号 3rd」としました。

とりあえず本体スペックをざっと紹介(本家サイトのPCListにすでに掲載済みですが…)

・筐体(ケース):Antec NSK2480

勢い余って買ってはみたものの…

今年の7月にこのケースを衝動的に買ってしまったのがそもそもの始まり…。
(電源付きで10.000円程度なので割と格安だと思って…)
デザイン的に良く有名メーカのAntecだったので、当初は魁1号の後継ケースという目的で購入。
しかし1号のケースも結構気に入っていたので、結局は新規マシン用としてキープしようという結論に至りました。

魁2号(2nd)との筐体サイズ比較

既存マシン(魁2号2nd)との筐体サイズ比較。
MicroATXの筐体ですがATX並に大きいです。
サイズがW446mm×H143mm×D420mm(魁2号2ndの筐体はW342mm×H137mm×D370mm)。
ただその分内部スペースはかなり余裕があります(魁2号2ndはご覧の通りキツキツ…)。
また電源もATX用のものを搭載しており、容量的にも余裕がありそう。
ストレージのベイ数については5.25インチ(外)が2つ、3.5インチ(内)が2つ。他に2.5インチHDD/SSD取り付けスペースが1つ5.25インチベイの下部にあります。
(2.5インチHDD/SSD取り付けスペースはいかにも急造で無理やり付けた感がありますが、割と実用性はあるかも)

・基幹パーツ(CPU・マザーボード・メモリ)

CPU・マザーボード・メモリ

左上:CPU AMD A10 5700 (Trinity)

今月発売されたばかりの第2世代AシリーズのCPU(APU)。
SocketFM2のクアッドコアで、クロック周波数は3.4GHz(TurboBoostで最大4.0GHz)。
今回ラインアップされたAシリーズの中で最上位(A10 5800K)の1つ下のモデルですが、5800Kと比較してクロック数が少し低めなのとクロック倍率変更不可ではあるがTDPが65Wなのが魅力。
グラフィックスコアはRADEON HD7660を搭載(公称では確か7700だったような…)。
購入価格は12.000円弱。

左下:メモリ DDR3-1600 8GB(4GB×2枚組)

上位のDDR3-1866まで対応していますが、現状割高のため手ごろな1600規格のものを購入。
CORSAIR製のヒートシンク付きで、購入価格は4.000円程度。
UMAXだと3.500円位でしたが、それにしても安くなったものです。

右:マザーボード ASRock FM2A75 Pro4-M
SocketFM2のMicroATXサイズのボードとしては一番値段的に手ごろというとで購入。
購入価格は8.000円弱でしたが、対応CPUと同時購入で1.000円引きのショップ特典があったというのが一番の理由だったりします。

マザボにCPU・メモリを取り付けた状態

マザボにCPU・メモリを取り付けた状態。
MicroATXのボードとしてはやや大きめですが、メモリスロットが4つあるので一応将来的に増設も可能かと。
ASRockの製品を購入するのは今回初めてですが、ASUSなどの大手メーカーに引けをとらない高級感のある造りだと思います。

・ストレージ系

SSD:64GB(SiliconPower製 SATAII)
HDD:2TB(Seagate製 SATAIII)

SSDは既存品を利用。
HDDについても既存品(320GB)を利用予定でしたが壊れているっぽいので急遽新品で2TBのものを購入(購入価格:7.000円弱)。
HDDは500GBでも良かったのですが、容量価格対比で一番値ごろな2TBにしました。
尤も現環境では有り余る容量なのですが、将来的にハイビジョン録画環境が整った時への対策ということで。

光学ドライブ: PIONEER BDR-207DBK(BD~Rドライブ)
こちらは先行購入したもの(購入価格:ソフト付きで8.000円弱)。
本体ベゼルは黒。

その他:2.5インチHDDスロット付きカードリーダー
5インチベイ用の機器で、2.5インチHDD/SSDスロットを2個搭載。
SSDでRAIDを組む際に使えそうですが、筆者環境ではその予定は無いためほぼ無用の長物?
本体ベゼルは黒なので、実用性よりは本体正面の見た目重視で購入?(尤もカードリーダーの機能だけで実用性は十分なのですが)
ちなみに900円程度の特価品で購入。

OS:Windows7 Pro(64ビット版)

7は既存で32ビット版のUltimateを所持していますが、今回新規購入(購入価格:13.000円弱)。
もうじき次期OSの8が発売されますが、よく分からないので無難に7としました。

今回購入したパーツ(CPU・マザーボード・メモリ・HDD・OS)の購入金額が合計43.000円程度。
+既存パーツの光学ドライブとカードリーダーを合わせても52.000円、SSDの新規購入価格が確か7.000円位だったので、OS込みでトータル金額が60.000円を切っているので比較的格安な構成ではないかと思います。
(尤も格安PCが購入できる値段な気もしますが、今回の構成ではBD-Rとかも含まれているので…)

ケーブルがごちゃごちゃですが内部は比較的余裕あり

ケースへパーツの取り付けが完了した状態。
ケーブルがごちゃごちゃですが内部は比較的余裕があります。
CPU内蔵グラフィック機能を利用するため、今回はグラボを含め拡張ボードの取り付けは一切無し。
ちなみに右下の四角い緑の物体は電源です。

各パーツを組み込みした後はいよいよOS(Win7)のインストールへ。
その前に事前設定と一応パーツの認識が出来ているか確認のためBIOSをチェック。
ちょっと驚いたのが、今回購入したマザーボードではBIOSの画面をマウスで操作可能なことでした。
(UEFI BIOSというらしい)
BIOS設定画面で内蔵グラフィックのVRAM容量を最大の512MBに設定を行い、OSをインストール。
SSDへのインストールが選択できずちょっとトラブルがありましたが、何とか解決して無事インストール完了。
その後ドライバと付属ソフトのインストールにやや(ソフトによってはかなり)時間がかかりましたが、大きなトラブルは無く完了にこぎつけました。

システム関連の設定が一通り完了した後、早速CPU-Zにてシステム情報をチェック。

cpu-z画面

ばっちり認識している模様。
メモリについてもデュアルチャネル動作していることを確認しましたが、グラフィックは「RADEON7660」と認識。
(公称では7700だったと思ったが…)

後はWindowsのエクスペリエンスインデックスで一応性能をチェック。

エクスペリエンスインデックス(暁1号3rd)

エクスペリエンスインデックス(魁2号2nd)

上が今回新製の暁1号3rd、下が既存の魁2号2ndで確認した画面。
性能的には概ね良好の模様。

最後に実用的な性能チェックということで、現状所持しているゲームで最も要求スペックが高いゲームとなる「電車でD」シリーズをインストールして動作確認をしたところ、ほぼまともに動作しました。
(最新作のClimax Stageと前作のBurning Stageにてチェック)
FPSが通常動作時はほぼ58前後をキープ、高負荷のエフェクトがかかるイベントシーン時にはさすがに遅くなりますが(FPS40前後)、メインマシンの魁1号3rd(グラボはGeForce440GTを搭載)より若干遅い程度で、普通にプレイする分には十分許容範囲かと。
ソフトのパッケージで動作目安スペックの欄に「オンボードビデオ及びVRAMをメインメモリと共有するビデオカードは動作対象外」と記載がありますが、現状で内蔵グラフィックとして最強となる「Trinity」ならば動作が可能ということが確認できました。
あと特筆すべき事項としては、ゲーム動作終了直後にCPU温度を測ったところ、殆ど発熱が無かったことでした(CPU温度が35度前後)。
グラボを搭載している場合は通常ゲームを動作させるとある程度ヒートシンクが熱を持つので、これはポイントが高いかも。

TrinityについてはCPU性能があまり高くない(価格帯的にもCore i3と同程度)との評判ですが内蔵グラフィックについては(上位の)Core iシリーズよりも高いということなので、特に小型のマシンでそこそこの3Dゲームも楽しみたいという方には最適のCPUなのではないかと個人的には思います。
何よりCPUの価格が最上位のA10 5800Kでも実売価格が13.000円を切るので、コストパフォーマンスは非常に優れているのではないでしょうか?

最後に少し話しがずれてしまった感がありますが、今回のPC自作については個人的には満足ということで。
今後いろいろと試してみたいと思います。
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