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今年のGWは水戸へ(前編) [旅行]

連休中の5/2に日帰りで水戸へ行ってきました。
日本三名園の一つである偕楽園をメインに、途中寄り道もありましたが…。




今回も交通手段は電車(鉄道)ですが、水戸方面で有効なフリーきっぷは無さそうなので今回は全て通常の運賃で。
もちろん18きっぷではないので、行きは特急を利用しました。
ということで朝一の特急列車で、水戸までひとっ飛びという感じで。

特急ひたち(品川駅にて)

6:44品川発の「ひたち1号」に乗車。
3月のダイヤ改正で上野東京ラインが開通したことにより、常磐線の列車も一部品川発となりました。
また常磐線の特急列車については自由席の設定が無くなった(全席指定に変更)ため、前日に指定席特急券を買うことに。
(ちなみに特急あかぎなどで採用されている新しい座席指定サービスのようで、既存の指定席特急券より若干安い料金の模様)
当日発車時には満席だったようで、事前に購入して良かったです。

秋葉原通過

東京駅を出て、上野東京ラインの区間を走行。
秋葉原を通過。ちょうど駅前のCROSSFIELDでは「絵師100人展 05」が開催中でした。
(前日に秋葉原に行った時に展覧会は見ました)

東京・上野に停車した後は暫くの間ノンストップ。
上野~水戸間の途中停車駅は「土浦」のみという快速ぶりです。

上野~水戸間の途中停車駅は「土浦」のみ

常磐線の沿線は主に水田地帯ですが、下の写真の奥には筑波山が見えます。

奥には筑波山が

そうしているうちに下車駅の水戸に到着。

水戸に到着

品川からは1時間半弱でした。
さすがに特急は早いですが、何だかんだいっても首都圏からはそれなりに距離があるということで…。

その後到着したバスに乗り、偕楽園へ。
行き先をしっかりとチェックしませんでしたが、とりあえず最寄のバス停に停車したので良かったです。

偕楽園入り口(表門)

到着したのは「表門」という偕楽園の正門に相当する門ですが、周辺は住宅街で実際は裏口的な雰囲気です。

全体マップ

偕楽園の全体マップ。
(現地の看板を撮影、赤・青の丸印は後から加工)
赤い丸印が現在地の表門。
青い丸印が他の入り口で、左から順に東門・御成門・梅桜橋(南門)・西門。

実は偕楽園の本園は入場無料なので、このように園への入り口がいくつも設けられているということなのでしょうか?
金沢の兼六園(恐らく岡山の後楽園も)はもとより、東京・小石川の後楽園も入場料がかかるので、実に太っ腹ですね。
創始者である徳川斉昭公(水戸藩第九代藩主)が当時の藩主は藩士のみならず庶民にも解放する目的を掲げて造園されたという思想(近代の公園に相当する庭園)に基づいているものと思われます。

ちなみに園内の一部施設は別途料金がかかります(後述する好文亭・義烈館など)。

※参考:偕楽園ホームページ

一の木戸

表門のすぐ奥にある「一の木戸」。
表門から入ってこの一の木戸をくぐり、この奥の竹林・杉林を経て好文亭へと到達するルートが偕楽園創建時の正規ルートとなるそうです。

竹林と杉林が続く

門をくぐった後は竹林と杉林が続き、実に心地よい空間です。

タケノコもちらほら

季節は春なので、竹林の中にはタケノコもちらほら見かけました。

吐玉泉

太郎杉

竹林の先には自然泉の「吐玉泉(とぎょくせん)」と大木の「太郎杉」が。
吐玉泉は地形の行程差を利用した自然泉で、兼六園でも同様の仕組みの泉(兼六園の場合は噴水)がありました。
泉に利用されている石は大理石で、創建時から4代目になるそうです。
太郎杉は杉の大木ですが、以前は別の杉の大木があったものの園内に現存するものはこの「太郎杉」だけのようです。

この辺りは近年に拡張されたエリア

吐玉泉・太郎杉から降りると、常磐線の線路に沿う形で近年に公園として拡張されたエリアへ。
(奥に見える架線が常磐線の線路)

雰囲気は悪くない

(創建時の)オリジナルの庭園ではないですが、雰囲気は悪くないです。
この付近に梅桜橋の入り口(常磐線の跨線橋)があります。

電車から見える偕楽園の立木

ちょうど電車の車窓から見える「偕楽園」の立木。

ひっそりと佇む南門

ひっそりと佇む南門。
ここは園外に出る門ではありませんんが、ちょうど偕楽園の元の敷地と拡張部分の境界に当たる場所になります。

好文亭へと続く道

坂と階段を上り、元の竹林・杉林へ。
道の奥が好文亭の入り口です。
道の両脇の笹の植え込みがこれまた良い雰囲気です。

好文亭入り口

好文亭入り口に到着。この施設については入館料がかかります(200円)。

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青春18きっぷの旅Part2~北陸編(3日目) [旅行]

8月13日(水)
この日は単純に移動としては金沢から富山までなので直行すれば1時間程度で着いてしまうので、兼六園・金沢城などを見てから金沢を出ることにしました。
従って当日の行程の半分以上は観光という形となります。
さすがに金沢まで来て兼六園を見逃す訳にはいきませんし…。

そのため3日目のみカテゴリーを「旅行」としています。

ということでホテルを出発して兼六園を目指すのですが、市内とはいえさすがに徒歩ではしんどいので一旦金沢駅に戻り、兼六園方面のバスに乗車。
乗車時間10分程度でしたが、やはりそれなりの距離はありました。

そして8時過ぎに兼六園の入り口(桂坂口)に到着。

兼六園入り口(桂坂口)

入場料は310円ですが、兼六園と指定の施設1つの組み合わせの「+1共通券」が500円だったので、そちらを購入しました。

樹木もそれぞれ趣きがあります

水戸の偕楽園・岡山の後楽園と並ぶ日本三名園の一つということで、さすがに見ごたえがあります。
園内の樹木一つ取ってももそれぞれ趣きがあります。

兼六園の詳細ついてはこちらを参照して下さい(公式HP)
http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kenrokuen/index.html

※当初後楽園について「小石川(東京)の後楽園」と記載しましたが、正しくは岡山の後楽園です。
(8/30 記事修正)
自分が不勉強でした…。

日本最古の噴水

一見何の変哲もない噴水に見えますが、解説によると自然の水圧であがっているとのこと。
しかも日本最古の噴水だそうです。

兼六園のシンボル

兼六園のシンボルとも言える、徽軫(ことじ)灯籠。
奥が霞ヶ池と蓬莱島。
さすがにここは記念写真を撮影する人でいっぱいだったので、早々に立ち去りました。

妙にもっこりした感じ

これは確か「唐崎の松」だったかな。
前に立っている巨大灯篭と相まって、妙にもっこりした感じです。

根上松

こちらは根上松(ねあがりまつ)。
木を植える時に土を盛り上げて、木が成長した後に盛り上げた土をのぞいて根をあらわにしてこのような形になったとのことです。

時には日影も…

当日は日差しも強かったので、時には日影で涼むのもいいですね。

夕顔亭(茶室)

こちらは夕顔亭という名前の茶室。
園内に現存する最も古い建物です。

瓢池内にある「海石塔」

瓢(ひさご)池内にある「海石塔」。

その他にも見どころは多数ありますが、全部紹介しきれないのでこれまでとします。

園内を一通り回った後、前田家の奥方御殿である成巽閣(せいそんかく)を見学。

成巽閣

この施設のみ別料金です。
(700円、JAF会員の場合会員証の提示で100円割引)

館内は撮影禁止のため様子は紹介できませんが、建物内の趣向を凝らした意匠や庭園などは一見の価値はあると思います。
(ちなみに庭園だけは撮影可能だったようなので、撮っておけば良かったか…)

この後は金沢城(金沢城公園)へ。

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奈良への旅2013(4日目) [旅行]

4日目最終日なのですが、夕方までに新横浜まで戻らなければいけない用事がある関係で実質半日ちょっとという中途半端な行程にならざるをえませんでした。

この日はまず西大寺へ行き、その後京都へ。
京都駅から徒歩で行ける施設を見て新幹線で新横浜まで戻るという内容です。

…ということで3日間お世話になったホテルをチェックアウト。
大和八木から近鉄線で大和西大寺まで行き、最初の目的地の西大寺へ。

西大寺入り口の門

大和西大寺駅から数分の近場にある寺院です。
前日の最後に行く予定もありましたが、時間的に余裕が無かったために本日の最初に行程をずらしました。

奈良時代の創建当初は文字通り東の東大寺に対する「西」の大寺にふさわしい壮大な伽藍(そばを走る近鉄線の線路を含むくらいの規模)でしたが、平安時代以降の災害により規模が縮小し鎌倉時代半ばに今の規模になったようです。
前日に拝観した元興寺と似たような経緯。境内の広さはこちら(西大寺)の方がやや広いか。

境内は拝観自由ですが、下記にあげる本堂・愛染堂・四王堂は別途拝観料が必要。
3箇所セットで800円(バラだと1.000円位)なので、ちょっと割高かも…。
建物よりは堂内の仏像がメインだと思います。

西大寺本堂(手前は東塔跡)

西大寺の本堂。手前は東塔跡。
本尊は釈迦如来立像。他に文殊菩薩騎獅像及び四侍者像などが安置。

愛染堂

愛染堂。本尊は堂の名前の通り愛染明王坐像。

四王堂

四王堂。
入り口の門を入って右手にあり、本堂・愛染堂とは離れている場所にあります。
本尊の十一面観音立像と四天王立像が安置。

西大寺から徒歩15分くらいに秋篠寺という寺院もありますが、今回は時間の関係でパス。
大和西大寺駅に戻り、京都方面へ。

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奈良への旅2013(3日目) [旅行]

旅も3日目。
3日目の行程は談山神社から山道を抜けて飛鳥路へ→そのまま飛鳥路を散策、もしくは法隆寺とその周辺(斑鳩)を散策などのコースを検討しましたが、前日の吉野山の散策(というか山登り)で足を酷使したため、無難?な線で奈良市街の今まで行ったことのない場所を巡る、ということにしました。

とりあえずは最寄の大和八木駅から近鉄線で大和西大寺駅を経て近鉄奈良駅へ。

近鉄奈良駅ホーム

奈良線は大阪難波方面から阪神線の電車も乗り入れてきます(右側の車両)。

逆サイドから

逆サイドから撮影。
電車でD(Climax Satge)のスタート画面と比較するつもりで撮ったのですが、ちょっと手前過ぎたか。
※下の画像が電車でDのゲーム画面

電D(CS)より

奈良線は現実には気動車は走っていないので、このように煙が充満する訳はないのですが(笑)。

それはともかく地下駅から地上に出ておもむろにバスに乗り、大仏殿・春日大社方面へ。
ざっとコースを説明すると春日大社(と付属の施設)→新薬師寺・奈良市写真美術館→元興寺→近鉄奈良駅に戻ってくるといった感じで、奈良市街の南東エリアを周回する形ですね。

バスを降りてまずは春日大社方面へ。
奈良で欠かせない動物はシカということで、おもむろに食事をしている様子を撮影。

奈良といえばシカ

後ろにある黄色い「動物注意」の道路標示もシカになっています。

まずは春日大社本殿ではなく、神苑である「萬葉植物園」へ。

萬葉植物園

万葉集に詠まれた約300種の植物を植栽されている植物園です。
※拝観料:500円

ヒガンバナ

ちょうどお彼岸に近いということもあって、ヒガンバナが多く咲いていました。
赤だけでなく、手前には白いヒガンバナも見られます。

ナンバンギセル

当日は万葉植物の中で「ナンバンギセル」の花が満開ですと案内がありましたが、前日の台風の影響もあってか残念ながらあまり元気には咲いていませんでした。
(上の写真の花が比較的良い状態)

ナンバンギセルの説明文

ナンバンギセルの説明文。万葉名は「おもひぐさ」。
写真がアップなので分かりづらいですが、ススキに寄生して育つという珍しい植物です。

その他の草花については省略(花が咲いている草はあまり見られなかった)。
代わりという訳ではないのですが、巨大な動物を思わせる古木が見られました。

イチイの古木

「イチイ」という木の古木で、三つ首の竜が地面に伏せているように見えます。

手前が枯れていますが、実は生きています。

こちらもイチイの古木。
手前が殆ど枯れていますが、実は生きていて奥の立ち木につながっています。
生命の逞しさって凄いと、ただ驚くばかりです。

藤の下に巨大なキノコが

植物園の敷地の半分は椿園と藤園になっていますが、両方とも開花時期ではないのでざっと周る感じで。
藤の下に巨大なキノコが生えていたので、これだけ撮影。

この後宝物殿(入館料400円)を見た後に春日大社本殿へ。

春日大社本殿

本殿の中に入るには別途特別拝観料(500円)がかかりますが、今回は外からお参り。
代わりにご朱印とシカの人形付きのおみくじにお金を投資…。

シカの人形がくわえているのがおみくじ

シカの人形がくわえているのが実際のおみくじ。
春日大社では引いたおみくじを結ぶ場所が何故か無かったので、おみくじはそのまま持ち帰りました。
(ちなみに運勢は小吉だった)

食事中のシカさん

あと本物のシカさんも境内の草むらで食事をされていました。

春日大社でお参りをした後は暫く南へと歩き、ちょうどそば屋さんがあったので少し早めの昼食を取り、新薬師寺へ。

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奈良への旅2013(2日目) [旅行]

2日目は吉野山方面へ。




吉野山といえば桜の名所として有名なのでで今の時期(9月)では完全に時期を外していますが、何故ここに行こうかと思ったのは単に奈良の中で一度も行ったことが無い場所という理由です。
あとオフシーズンかつ平日なので空いているだろうということも。

ということで、NHKの朝ドラ(あまちゃん)を見終わった後ホテルを出発し、最寄の近鉄線大和八木駅から橿原神宮前駅へ、そこから吉野線に乗り換えて終点吉野駅を目指します。

リバイバルカラーの車両

乗車した車両はたまたまでしたが近鉄線の昔の塗装がされていました。
(いわゆるリバイバルカラー)

「ラビットカー」のマーク

側面には昔懐かしい「ラビットカー」のマークも…。
一昔前の関西私鉄ではこぞって「○○カー」という愛称を付けて車両の高性能さをアピールしていた時期がありました。
(近鉄だと「ビスタカー」は今でも残っているか)

ちょっと話がそれてしまいましたが、終点の吉野駅に到着。
吉野線は単線かつ急勾配の路線ということもあってか、橿原神宮前から1時間近くかかりました。

吉野駅からはロープウェイで山の入り口(吉野山駅)まで行けますが、当日はロープウェイが点検で運休していたため、代行のバスにて上まで移動しました。
そこから総門(黒門)をくぐりゆるい坂を上ると金峯山寺(きんぷせんじ)の山門が見えました。

金峯山寺の山門

山門のアップ

山門には定番(?)の仁王像が。

金峯山寺 蔵王堂

金峯山寺の本堂である「蔵王堂」。
堂内には国内最大の秘仏本尊とされる「金剛蔵王大権現像」が安置されていますが、秘仏が開帳される時期(3月~6月)ではなかったため、残念ながら拝見することはできず。
(入り口に幕がかかっていました)
堂の奥にある「金剛蔵王権現像(大がつかない)」は拝見できました。

※拝観料:400円

蔵王堂から境内広場を見る

堂内をぐるっと回りご朱印を頂いた後、次は「吉水神社(よしみずじんじゃ)」へ。

吉水神社境内

神社境内は自由に入れますが、奥の書院は別途拝観料(400円)が必要。
源義経潜居の間・後醍醐天皇玉座の間などがあり、豊臣秀吉が花見の本陣を置いた場所でもあります。
書院内にはこれらにまつわる各展示物もあり。

書院内の庭園

書院建物側から撮影

書院の前は小規模ながら庭園になっています。

庭園から蔵王堂を望む

庭園からは蔵王堂が見えました。

吉水神社を見終わった時点で昼近くになったので一旦昼食を取り、次の場所へ。

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奈良への旅2013(1日目) [旅行]

9月から勤め先の職場(会社)が変わる関係で少し休暇期間を取り、その間にまた奈良へ3泊4日の旅に出かけました。
奈良へは昨年3月にも1日だけ回りましたが、複数日かけて回るのは約2年ぶり(2011年6月)となります。

今回の旅行期間は9/17~9/20。
本来は前日の9/16に出発予定でしたが、その日は折りしも台風18号が日本列島を直撃して新幹線も動いていない状態だったため、止む無く翌日の9/17に出発日をずらした次第です。

という訳でおもむろに新横浜から新幹線に乗り、9:30頃に名古屋駅に到着。
事前に購入していたきっぷが自由席券だったので座席が空いているかちょっと不安でしたが、乗車した列車がひかり号だったため無事着席できました。

新幹線名古屋駅にて。奥はあおなみ線の車両

新幹線ホームの東京寄り端にて撮影。奥はあおなみ線(名古屋臨海高速鉄道)の車両です。
(あおなみ線は名古屋港方面へ向かう路線で、終点がリニア鉄道館の最寄り駅)

名古屋からは近鉄線に乗って奈良方面へ向かいますが、その前にちょっと寄り道を。

名古屋駅の南寄り、名鉄デパート内にあるという、名駅のアイドルこと「ナナちゃん人形」を見に。

ナナちゃん人形(でかい)

この時点で名鉄デパートが開店前だったので10時の開店まで待つ必要があるかと思いましたが、幸いデパート入り口外の回廊にあったので開店前でも見ることができました。

ネットで調べたところ、何でも昔とあるイベント用に作成された巨大マネキンを譲り受けて、デパートのシンボル(待ち合わせ場所)としたそうです。
設置されたのが昭和48年だそうで、かなり年代ものということですね。

アップ写真

アップで撮影。
人形の巨大さといい、奇怪な体格(首が異様に長いなど)といい、「電車でD」で怪人扱いされるのも実物を見て納得しました。
(この人形の存在も電車でDを読んで知りました)
ちなみに人形のコスチュームは定期的に変わるそうですが、この時のコスチュームはあまり特徴がないですね(野球のユニフォーム?)。
もっとも服のサイズも巨大なので、作るほうも大変かと思いますが…。

寄り道はこれまでにして、近鉄線の駅へ向かいます。
3日間有効のフリーパスと途中駅までの特急券を購入し、早速乗車ホームへ。

最新鋭の特急「しまかぜ」

タイミング良く、最新鋭の特急「しまかぜ」が来ました(50000系)。
さすがにデビューしたての車両ということで、写真を撮る方が大勢いました。
尤もこの列車は伊勢方面へ向かうので、乗車するのは次の特急でしたが…。

しまかぜが発車した後すぐ到着したのが21000系「アーバンライナーplus」。
今回乗車するのはこの車両。

この車両に乗車

電車でDにて中里が乗車する車両と同形式(色は勿論黒ではないです)。
2年前もこの車両に乗りましたが…。

今回は最初の目的地が室生寺のため、大和八木ではなく1つ前の名張(なばり)という駅で特急から普通列車に乗り換えます。

名張で特急を下車

そして名張から3駅先の「室生口大野」駅で下車。

「室生口大野駅ホーム

同駅ホームの反対側

実はこの駅も電車でD(burningStage)でのバトルの舞台で、ここを複線ドリフトで駆け抜けるというイベントシーンがありましたが、なるほど格好のコーナーという感じですね。
勿論実車での複線ドリフトはある筈もない(あの話はあくまでフィクション)ですが、特急列車がかなりの速度で駅を通過しますので、なかなかの迫力です。

室生口大野駅

台風一過ということもあって雲ひとつない快晴。
旅行中の4日間終始快晴でした。

駅に到着したのは12時過ぎでしたが、次の室生寺方面へのバスが13時とのことでしたので、待ち時間を利用して駅から数分程度の場所にある「大野寺」に行きました。

大野寺入り口

大野寺境内

寺の境内は小規模ですが、この寺で有名なのは境内の外、川の対岸にある巨大石仏「大磨崖仏」ですね。

巨大石仏「大磨崖仏」

石仏といっても立体ではなく、崖の岩に凹みを切り込んで内面を磨いた後に仏の立像を線で彫ったもの。
とはいえ、全高13.8m(凹みの部分)なので、かなり巨大です。
この像が作られたのが鎌倉時代とのことなので、重機など無い時代にこれほど巨大な石仏が作られたこと自体驚きですね。

境内の堂越しに石仏を見る

ちなみに上の写真のように、境内の堂越しに石仏を見ることもできます。
(ちょうど上手い具合に写真に納まりました)

一通り周って駅に戻って少し待った後にバスが到着したので、乗車して室生寺に向かいます。

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松本へ1泊2日の小旅行(2日目) [旅行]

2日目は元々友人M氏の案内にて諏訪湖方面の散策を予定していましたが、祝日にも関わらずM氏の勤め先で急遽仕事がはいってしまったため、止む無く別行動を取ることに。
(土曜日に工事中の現場で事故が発生し、その日に出勤せざるを得ない状況になってしまったとのことです。

そんな訳で早朝起床後にM氏宅を出た後早々にM氏と別れ、バスに乗り松本駅に戻りました。

松本駅は-1℃

この時点で7時過ぎでしたが、気温は-1℃。
肌寒いですが、M氏によるとこれでもこの時期としては暖かい気温だそうです。

このまま東京方面へ戻るのは何なので、逆方向(名古屋方面)の中央本線に乗って途中駅で散策しつつ、名古屋から新幹線等を利用して東京方面へ戻るという、何とも無駄に大回りなルートを取りました。
要は中央西線(塩尻~名古屋間)を乗ったことがないのでこの機会にぜひとも乗ってみたいと思ったのがそもそもの動機で、当日いきあたりばったりで決めた訳ではなく(上記のアクシデントが分かった時点で)ある程度計画を見積もっていました。

ということで駅に着いた後に松屋でさっと朝食を済ませ、松本駅7:41発の中津川行き普通列車に乗車しました。
(これを逃すと中津川行きは2時間後になるため、この電車に乗るのが重要なのです)

JR東海313系

松本を発車した後およそ20分程度で、中央東線(新宿方面)と西線(名古屋方面)の分岐点である塩尻駅に到着。

左手が新宿方面・右手が名古屋方面

左手が新宿方面・右手が名古屋方面に向かう線路。
また塩尻駅はJR東日本と東海の境界駅になります。

JR東海と東の車両が並ぶ

左端のオレンジの帯の車両が乗車中の電車(JR東海313系)ですが、ここで運転士もJR東海所属の方に代わり、なおかつワンマン運転に切り替わります(松本~塩尻間は車掌も乗車)。

乗務員の交代や対向列車の待ち合わせなどの関係で塩尻駅は18分後に発車。
ここから木曽路、中央西線に入ります。
「木曽路はすべて山の中である」という島崎藤村の詩にあるとおり、中津川まではほぼ山あいを抜ける路線です。
中央西線は江戸時代の旧街道である「中山道」にほぼ沿う形で通っているため、最寄駅の近くに旧街道時代の宿場町も点在していますが、今回はその中でも有名な「妻籠宿」を見るため途中最寄り駅の南木曽(なぎそ)まで乗車しました。
(松本~南木曽間までの運賃:1.450円)

乗車中の風景も少ないですが何点か紹介。

奈良井駅

奈良井駅。ここも宿場町として有名。

多分寝覚めの床

上松~倉本間の鉄橋より。恐らく「寝覚めの床」という景勝地。

倉本駅

倉本駅。山あいの中にある駅という雰囲気。

乗車した電車を見送る

南木曽駅で下車。

南木曽駅

一応一部の特急も停車する駅のため、駅舎はそれなりに立派です。

南木曽周辺の地図。




妻籠宿に行く前に、駅から徒歩圏内にある「桃介橋」を見学。

桃介橋

大正時代に建設された橋で、コンクリートと木造の複合吊橋。
木造の部材を併用した吊橋としては国内の遺構で最長とのことです。

橋の反対側から撮影

橋全体(下流側の橋から撮影)

橋周辺を周回する形で駅に戻り、タクシーを利用して妻籠宿へ。
(駅から徒歩では40分程度かかることと、バスの本数が少なかったため止む無くタクシーを利用)

妻籠宿入り口

江戸時代からの建物が多く残る

江戸時代からの建物が多く残っており、昔の宿場町そのままの雰囲気を残しています。
(勿論全部ではなく復原された建造物もありますが)

宿場町北端付近

このあたりが宿場町の北端(南木曽・三留野宿側)。

建物脇の植栽もいい感じ

脇本陣入り口

上の写真の「脇本陣奥谷」は脇本陣の建物内部が見学可能で、歴史資料館も併設されています。
(入館料は本陣との共通券で700円)

脇本陣内の庭園

脇本陣内の庭園。

本陣入り口

こちらは本陣。遺構ではなく平成7年に復原されたもの。

浮世絵みたいな風景

本陣から南端(馬籠宿側)へ。
雪もちらつき、何となく浮世絵みたいな風景です。

妻籠宿の代表的な風景

このアングルが妻籠宿で一番有名な風景でしょうか。

実は私が子供(確か小学校卒業時)の時にも妻籠宿に行ったことがあるのですが、アルバムを探したところちょうど当時撮影した写真が見つかりました(写真を直接スキャナで取り込み)。

約30年前?の同じ場所で撮影

色あせた様子が時の流れを感じますが、ほぼ同じ場所で撮影していました…。
ただよく見ると街路灯が設置されていたり道が舗装されていたりと、当時と違う点もありますね(さすがに)。

通路右側の松が立派

一旦街の中心部(本陣近く)まで戻り、昼食をとりました。

ざるそば&五平餅

ざるそばと五平餅のセット。
五平餅は木曽路の名物(前に妻籠宿に来た時も食べました)。
そばもなかなか美味しかったです。

昼食をとった後はバスに乗り、ひと山こえた先にある馬籠宿へ。

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松本へ1泊2日の小旅行(1日目) [旅行]

先日の連休(2/10・11)ですが、急遽松本へ1泊2日の小旅行に行ってきました。
(自分が勤めている会社での諸事情により、少し暇が出来たため)
尤も松本周辺の観光は1日目のみで、2日目は木曽方面の観光になりましたが…(詳細は後ほど)

当初はスキーに行くことを考慮して車で行くことも検討しましたが、一人旅ではコストがかかり過ぎることと中央道の某トンネル事故の影響による混雑の懸念もあるため、電車で現地に向かうことに。

ということで早速特急「あずさ」に乗車し、新宿駅を出発。

特急あずさ E257系

乗車券は事前に金券ショップで購入したので、新宿~松本間が4.500円でした。
回数券をバラ売りしていたものなのでこの値段ですが、通常(普通車指定席)では6.710円なのでこれはかなりお買い得ですね。
回数券でも指定席を取ることはできるのですが、乗車した列車は既に指定席が満席だったため、今回は自由席に乗車しました。

自由席の4号車に乗車

新宿始発の列車だったため着席することが出来ましたが、八王子あたりでは満席になり席に座れない乗客もいたので途中駅から乗車した場合アウトでしたね。
尤も甲府駅で大半の乗客が降りたので、全区間立ちっぱなしという人はいませんでしたが…。

今回は特急列車だったため車窓からの写真は殆ど撮りませんでしたが、一応何点か。

遠方に富士山

(多分)日野付近の多摩川の橋にて。
遠方に富士山が見えました。

一気に高原的な雰囲気

小淵沢付近。遠方に八ヶ岳。

旧線の鉄橋

信濃境~富士見間の橋梁より。
以前にも紹介した旧線の鉄橋。その後ろが中央道と八ヶ岳。

松本に到着

新宿から約3時間で松本に到着。
ホームに下りるとさすがに空気が少し冷たい。

旧型車もシングルアームパンタを装備

駅構内の留置線に停車中の普通車両たち。
JR東と東海の車両が交互に並んでいる様子が微笑ましいです。
あと短い編成なので何となく鉄道模型っぽい雰囲気を感じるのは私だけでしょうか?

実は今回の旅行ですが、去年訪問した松本市在住のM氏(技術校時代の同期生)からの誘いがあって来た訳だったのです。
改札を出てすぐにM氏と再会を果たし、M氏が用意した車に乗せてもらい松本市内(郊外)の各所を観光しました。

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青春18きっぷの旅~まとめ~ [旅行]

・今回の旅でかかった費用、及び乗車区間について

<交通費>
青春18きっぷ:11.500円

※18きっぷでの乗車区間
1日目(1回目):
横浜~沼津~静岡~浜松~大垣~米原~京都~東福寺
東福寺~京都・丹波口~京都~奈良
2日目(2回目):
奈良~六地蔵・嵯峨嵐山~京都~大阪~京橋~木津~奈良
4日目(3回目):
奈良~加茂~亀山~名古屋~大曽根・金山~豊橋~飯田
5日目(4回目):
飯田~駒ヶ根~辰野~塩尻~松本~穂高・穂高~松本
7日目(5回目):
小諸~小淵沢~岡谷・岡谷~大月~立川~武蔵小杉

青春18きっぷ(使用後)

※18きっぷ以外の乗車区間
(東横線の最寄り駅までの費用は除く)

1日目
グリーン券(横浜~沼津):750円(事前支払い)

2日目
京都市営地下鉄 六地蔵~烏丸御池~北大路:340円
バス 200円×2=400円
京福線(嵐電)御室仁和寺~帷子ノ辻~嵐山:200円
計:940円

3日目
近鉄奈良線 近鉄奈良~大和西大寺:200円
バス 200円×2=400円
計:600円

4日目
名鉄瀬戸線 森下~東大手:180円
名古屋市営地下鉄 市役所~金山:260円
計:440円

6日目
JR(篠ノ井線) 松本~長野:1.030円 ※金券ショップで購入
長野電鉄 長野~善光寺下:160円 長野~須坂~屋代:1.130円 特急券(長野~須坂間):100円
しなの鉄道 屋代~上田:430円
上田電鉄 上田~別所温泉:570円
計:3.420円

7日目
上田電鉄 別所温泉~上田:570円
しなの鉄道 上田~小諸:390円
計:960円

18きっぷを除く交通費合計:7.110円
交通費合計:18.610円

コメント:
これだけ乗車したにも関わらず、合計が2万円を切っているとは。
新幹線で新横浜と京都を往復するだけでも確実に2万円は超えるので、抜群のコストパフォーマンスですね。
18きっぷ恐るべし。
尤も効率を考えると時間をかなり犠牲にしているので、単純に「抜群のコストパフォーマンス」とは言えないのですが。
ただ普通列車のみでの横浜~京都間の移動はもういいです。
(次回以降は素直に新幹線を利用するとします)

<拝観料>
1日目
東福寺
霊雲院:300円
方丈庭園:400円
通天橋:400円
光明院(波心庭):300円
計1.400円

2日目
大徳寺
龍源院:400円
黄梅院:600円
大仙院:800円(抹茶とセット)
瑞峯院:400円
高桐院:400円

金閣寺:400円
竜安寺:500円
仁和寺(御殿):400円
計3.900円

3日目
法華寺(庭園共通):800円
海竜王寺:400円
不退寺:400円
東大寺大仏殿:500円
東大寺戒壇院:500円
計2.600円

4日目
徳川園・名古屋城(セット券):640円

5日目
旧開智学校:300円

6日目
善光寺
戒壇巡り:500円
山門:500円
計1.000円

7日目
安楽寺(八角三重塔):300円
常楽寺:200円(任意)
上田市立博物館:250円(博物館・上田城櫓・山本鼎記念館共通)
計750円

拝観料合計:10.590円

コメント:
合計1万円を超えたか。
まあ「塵も積もれば~」というやつですね。
ちなみに賽銭料も含めるともう少し(+1.000円位)かかっているかもしれません。

<宿泊費>
41.000円(概算)

コメント:
費用の大半は宿泊費を占めている訳で、これはしょうがないですね。
主にビジネスホテルを利用しましたが、平均で1泊7.000円弱は妥当だと思います。

<食事・みやげ代他>
15.000円(概算)

コメント:
食事代は1食900円で7日×2(昼・夕食)として計算。
残りがその他費用ということで。

総合計:85.200円

コメント:
6泊7日、丸1週間の旅だったのでこれ位はかかるのかな。
今まで経験が無いのでこの金額で本当に安いのかが定かではありませんが、自分としては予想より1万円くらい余分にかかったかなという感じです。

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青春18きっぷの旅~7日目その1~ [旅行]

3/27(火) 晴れ

いよいよ最終日ということで、この日は朝に別所温泉町内を一回りした後に上田に戻り、上田城を見た後しなの鉄道で小諸まで移動、小諸から小海線に乗車して終点の小淵沢まで、中央本線に乗り換え一旦岡谷まで行き、折り返して首都圏に戻り終了、という行程です。

まずは朝食を取った後別所温泉町内の観光へ。
別所温泉は「信州の鎌倉」という別名があり、安楽寺の八角三重塔など国宝級の建造物があるなど、実は結構見所があったりします。
(鎌倉時代の建造物が多く残っていることも名前の由来かもしれません)

手始めに、旅館から程近い場所にある「北向観音」から。

程よい古さでいい感じ

小さいながらも重厚な造りの本堂です。

空は快晴!

境内の様子。
ご覧の通り当日は快晴でした。

この建物も趣があります

投げ入れ堂を思い出させる、急斜面に造られたお堂。
境内の静かさと相まって、いい雰囲気でした。

この後は10分ほど歩いて安楽寺へ。

境内への参道

参道の杉並木がまたいい感じです。

安楽寺本堂

正面の建物が本堂。
屋根の形状から見ても、寺院というよりは民家に近い造りですね。

塔本体の画像が暗かったため、かなり補正しています

国宝の八角三重塔。
ここだけ別途300円の拝観料がかかります。
建造は鎌倉時代末期で最古の禅宗様建築とのことで、八角三重塔という形式も他に見られず非常に貴重ということから、国宝に指定されています。
小規模ながらも重厚さも感じられ、見ごたえがありました。
ただ周囲は墓地になっているため、あまり長居は好ましくないため早々に次の目的地に向かうとします。

石畳の道を歩き、次は常楽寺と別所神社へ。

茅葺屋根の立派な本堂

常楽寺の拝観料は任意(確か200円だったか…)。
茅葺屋根の本堂も見事ですが、境内に植えられている松が実に凝った造りでした。

枝が地面を這うように伸びています…

枝が地面を這うように伸びていますが、どうやって仕立てたのか不思議です…。

石造多宝塔

境内から奥の場所にある石造多宝塔(写真中央)。

神社の入り口

次は常楽寺のすぐ隣にある別所神社へ。
入り口の鳥居から少し坂を上った高台に本殿があります。

写真を補正しているため建物が浮いているように見えますが…

本殿の木組みもなかなか凝っていますが、あまり手入れされていない様子だったのがちょっと残念か。

とにかくのどかな雰囲気でした

別所神社の入り口付近から見た、別所温泉町内の様子。
(写真左奥が別所温泉駅付近)
当日の陽気も相まって、のどかな雰囲気でした。

その後町内を半周する形で周回した後旅館に戻り、預けていた荷物を持って旅館の主人に挨拶をして出発、別所温泉駅に向かいました。

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